ハーダー・ゼイ・カム
cast >> Jimmy Cliff, Carl Bradshaw, Janet Bartley, Ras Daniel Hartman, Basil Keane, Bobby Charlton, Robert Charlton ...
music>> Jimmy Cliff ...etc.
co-writer / producer / director >>Perry Henzel《ジャマイカ作品》
soundtrack >>
ジ ミー・クリフ、ザ・メイタルズなど初期のレゲエを代表するミュージシャンが出演し、全編にレゲエをフィーチャーしたジャマイカ初の長編映画。ゲットーの熱 気溢れる“リアル・ジャマイカ”を描いた本作は、本国はもちろん世界中で人気を博し、【レゲエ】【ジャマイカ】を世界に知らしめた伝説のカルト・ムー ヴィーとなった。本作は「101分」の特典を収録したリマスター版。
レゲエのスター歌手を夢見る青年アイヴァン（ジミー・クリフ）は、田舎からなけなしの金を握りしめて首都キングストンへやって来た。その 日暮らしの生活をしながらも、待望のレコーディングのチャンスを得て、自作曲 "The Harder They Come" を吹き込むアイヴァンだが、契約金はたったの20ドル ーーー 生きるためにマリファナ売買に手を染めていく。「お尋ね者」として有名になったアイヴァンの曲 "The Harder They Come" はヒットチャートを駆け上り、民衆からカリスマ的人気を得るのだが・・・・・。
アイヴァン役のジミー・クリフは【レゲエ】というジャンルが確 立される前から音楽活動を開始し、【ジャマイカ】がイギリスから独立した 1962年にレコード・デビュー。本作で一躍有名になった彼は 1978年、レゲエのアーティストとして初めての来日公演を行い、それにあわせて本作が公開された。1985年発表のアルバム "Cliff Hanger"（故ジャコ・パストリアスなども参加）でグラミー賞受賞。映画 "Cool Runnings（クール・ランニング）" の主題歌 "I Can See Clearly Now" を大ヒットさせ、2005年の TVドラマ『エンジン』（木村拓哉主演）の主題歌にもなった。現在も現役で活躍中。
ちなみに本作はジャマイカの「方言」がキツく、アメリカ公開当時に「英語字幕」がついたという逸話あり。確かに、聞きとりづらい！（笑）
↓ サントラは、 ビギナー必聴盤。本作の大ファンだと自認するピーター・バラカン氏は「捨て曲が一曲もない、史上最高のサントラ」だと絶賛しています。"The Harder They Come" "You Can Get It If You Really Want"・・・観ると頷けますよ。
