PRIDE
cast >> Terrence Howard, Bernie Mac, Kimberly Elise, Tom Arnold, Brandon Fobbs, Alphonso McAuley, Regine Nehy, Nate Parker, Kevin Phillips, Scott Reeves, Evan Ross, Gary Sturgis ...
director >>Sunu Gonera(109min)《劇場未公開》
soundtrack >>
region 1>> English and Spanish subtitles
1970年代、自分が受けた "差別" を乗り越え、フィラデルフィア初のアフリカン・アメリカンの "水泳チーム" をつくったジム・エリスの実話に基づいた物語 ーーー。
主演のテレンス・ハワード( filmography )は製作総指揮も務め、ジム本人から水泳を教えてもらい「役づくり」「体づくり」して挑んでいる。
ジム・エリス(テレンス・ハワード filmography )は、大学で大会に出場するために水泳に打ち込んでいたが、"黒人" というだけで出場することすらできなかった。それでも大学を卒業、学位を取得。フィラデルフィアの水泳の名門で教えるはずだったが、そこでもまた門前払いをされてしまう。仕方なく足を運んだ職安で、スラムにある通称 "PDR(Philadelphia Department of Recreation)" と呼ばれているフォスター・レクリエーション・センター閉鎖の片づけをするように言われ、渋々出向くのだが・・・・・。
寂れたセンターの管理人エルストンをバーニー・マック( filmography )、スーをキンバリー・エリス( filmography )、スーの弟ハキムをネイト・パーカー( "The Great Debaters" ← K・エリスと共演 "The Secret Life Of Bees" )、白人チームのコーチをトム・アーノルド( "Exit Wounds" "Cradle 2 The Grave" )。
自分自身と自分の能力を信じ、勇気を持ってチャレンジする彼らの姿はポジティブなメッセージを与え、チーム名がただの "PDR" から誇り高い "PDR(Pride ・Determination ・Resilience )" へと変わっていく過程は、素直に感動を与えてくれる。
T・ハワードとB・マックの掛けあいも秀逸。舞台がフィラデルフィアだけに、オープニングからオージェイズのフィリー・ソウルが、実に渋く心地好い! 途中、フィリー・ソウルからは外れるものの、全編に渡り音楽は秀逸。
エンディングはジョン・レジェンドの "Dare To Dream" 。
ちなみにジム・エリスは「33年後」の今も変わらず "PDR" で水泳を教えており、本人の映像がエンド・クレジット前に映し出されます。
いつも思うことですが、何かを成し遂げるために努力を怠らなかった人というのは "いい顔" してますね・・・(憧)。
余談ですが、"IRON MAN" で主人公トニー・スタークの友人ローディ役のT・ハワードは、続編には出演しないらしい。降板理由が明らかにされていないので出演料などの交渉が決裂したのでは??という憶測が伝えられていて、おまけに代わりにローディを演じるのはドン・チードル( filmography )!(驚)
なんとも複雑な気持ち・・・(苦笑)。
>> Sports - filmography
>> Unscreened - filmography
>> Based on a True Story
2008-10-29