♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

超過死亡について考えよう21

2024-03-04 | 智ぃ沙な日常
前回から間が空いてしまいましたが、まだこのシリーズは
終わっていません。
がんからの流れで循環器系や呼吸器系の小分類の疾患毎に
年代別の死亡数・死亡率の推移を見てきましたが、
呼吸器系疾患ともなると年代別にしてしまうと細かすぎて
傾向が読み取りづらかったかもしれません。

そこで年代に分けず呼吸器系疾患の中分類別に死亡数の
推移を見ていきます。これにCOVID-19関連死(22200 その他の
特殊目的用コード)もグラフに入れておきます。
飽くまで“関連死”ですので、呼吸器系疾患のくくりには
入れられないと思いますが参考までに追加してみました。


2005年~2016年までは毎年10万人以上の方が肺炎で
亡くなられていたのですね。2017年から分類の仕方が
変わった影響もあるのか(基本的には「その他の呼吸器系の
疾患」が細分化されただけで変わっていないと私は思うの
ですが)肺炎はこのところ減少傾向で、間質性肺疾患などの
「その他の呼吸器系の疾患」が上昇傾向ということになります。

ただ、それでも2021年、2022年の増加は加速しています。

では、同じように循環器系疾患(中分類)+COVID-19関連の
死亡数の推移を見てみましょう。


1996年頃は心疾患と脳血管疾患とそんなに変わりませんでしたが、
今では心疾患の増加が止まりません。脳血管疾患も減少傾向ですが
2021年、2022年は若干増えています。

それではこの心疾患と脳血管疾患の小分類を見てみましょう。


それぞれの代表が心不全、脳梗塞ということになりますね。
他の疾患にもやはり2021、2022年には増加が見られます。
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