♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

演じることって

2017-01-13 | 智ぃ沙な日常
「演じる」以外何物でもないと思ってた。
なんて言うか物語の登場人物になるだけって言うか、登場人物の型が
あるとすればその型に合わすだけと思ってた。その型は監督であったり
脚本家であったり演出家などが用意するものだと。
そこに創造性はないと思ってた。

でも、高橋一生さんのインタビュー記事を読むと演じることって
クリエイティブなことだったんだー!と思った。ある程度の大枠はあっても
演者が作っていくもんなんだね。そりゃあ「役作り」というけれど
そうじゃなくて(一生さんはいわゆる「役作り」をしないそうなので)、
また演者本人だけでなく共演者やもちろん監督やその他スタッフと一緒に
それぞれ役柄を創っていくものみたい。

「民王」ではそれが存分に出来てみんなで協力し合った実感が滲み出ていて
本当にいい作品だったと思う。

一生さんはさらに余白を残した演技をするので視聴者も自然とその余白を
埋めるべく想像力を働かせないといけない。だからこそ見入ってしまうし
ミステリアスで中毒性があるんだな。

でも現実でも友達や他人のキャラって細かなところまでは分からないじゃない。
だから役作りしたら逆に嘘っぽくなるというのが一生さんの理屈なのかなと思った。

もし私が子供の頃に一生さんのような俳優さんにハマっていたとしたら・・・
音楽よりもお芝居に興味持ったかもしれない。今のシンガーソングライターと
しての私は存在しなかったかも!?いやそれでもすでに曲は作ってたか。
でも劇団とかに入ってたかもね。

今は歌手活動があるのでお芝居のこと勉強しようとは思わないけど、それくらい
一生さんのことが好きになりました♪
改めて言わんでええって?(笑)
コメント
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