Fis-dur日記帳

博士課程院生Fis-durの日常

阪南市立病院再び

2008年10月31日 | Weblog
ウェブで見かけたニュースによれば、
また阪南市立病院の内科医が一斉退職しそうです。
わざわざ来てくれた人たちが辞めるのだから、
よっぽど労働環境が悪いんでしょうね・・・。

私もそろそろ辞める話をしたいのですが、
さて、いつ言い出しましょうかねえ。

小姑

2008年10月26日 | Weblog
去年は前向きで良い上司だった部長が、
今やただの小姑的上司に落ちぶれています。
部下が何かするたびに陰口を叩いたり批判をするようになり
上司としては末期の状態です。

業務改善→「根拠はあるのか、あんなことを始めて・・」
出張→「今日は休んでいるが休暇も取るつもりなのか」
休暇→「また休んでいるのか」
休日や時間外の講演会→「参加が義務だ!」
人事に関する約束→反故にしたのが複数回あり。
出張研修に関する口約束→許可しておいて、後日小言や陰口
部下の意見(口頭)→全く聞かずに自分の意見のみ述べる
部下の意見(メール)→送っても読んでいないか忘れている

もうどうしようもありません。
やっぱり部下4人くらいは辞めることになりそうです。

小児科医の過労死

2008年10月25日 | Weblog
亡くなられてニュースになっていた小児科部長ですが、
雇用していた病院に対する損害賠償を求めた訴訟で
遺族が敗訴していましたね。

病院の言うとおりに真面目にやって死ぬと、
遺族は労災認定を勝ち取るのに苦労し
(この時点で病院は責任逃れをして故人を責める)、
損害賠償は取れないことがあると。


苦労する職場はすぐ辞めたほうがよい、
体力に限界を感じるような職務はすぐ拒否したほうがよい、
そういう教訓になりました。

イタリアン

2008年10月18日 | Weblog
ちょっとしたお祝いでディナーに行きました。
魚料理専門のイタリアンです。

冷前菜:焼サバと秋茄子のマリネ
カルパッチョ:貝類2種、タイ、カツオ
温前菜:鯵のミラノ風カツレツ
プリモ:ずわいがにのタリオリーニ
セコンド:スズキのムニエル、ムール貝のソース
ドルチェ:ガトーショコラ、南瓜ジェラート、パンナコッタ

1人6000円くらいでしたが、素材が新鮮なので
大変コストパフォーマンスの良い店でした。
どの皿も工夫があり、とても美味しかったです。

フランス土産

2008年10月17日 | Weblog
同僚がフランス旅行から帰ってきました。
職場へのお土産にクッキーを買ってきてくれたのですが
2時間もしないうちにほとんどなくなっていました。

状況から考えて、たぶん違う科の先生が
6枚入りの袋単位で取っていったのではないかと。。。
まあ上司が部署に買ったお土産を半箱1人で食べた研修医とか、
当直医用の弁当を失敬する研修医や医師とか、
飢えた人がちらほらいますので・・・。

晩婚化

2008年10月12日 | Weblog
未婚率が上がっているという話をよく聞きます。

原因は色々あるのでしょうが、
ぶっちゃけ、安定した収入がないと結婚できません。
非正規雇用の若者が増えたせいもあるのでしょう。
世代が近いので、私は彼らに同情的な気持ちです。
私の高校時代の同級生たちも、
経済力が結婚可能な線に達した順番に結婚しました。
私は大学が6年制かつ研修医生活(年収300万)が2年間あったので
大卒メガバンク勤務の人などよりは遅かったです。

某掲示板などには、結婚は○千万円の無駄遣いとか、
女は男に寄生することしか考えてないとか、
否定的な意見もかかれているようですが、
まあそんな悪いことばかりでもないでしょう。

嫁さんが手に職を持っていれば保険になります。
若くして不運にも病気をする人なんてしばしばいますから、
万一働けなくなったら嫁さんに稼いできてもらえばいい。
いわばリスクヘッジです。
(そういう時に助け合いが成立することが大前提ですが。)

家事を女性だけがすると不満が出そうですが、
収入や忙しさに応じて適当に分担すればよいのです。
(しかし私の年収は嫁さんの3倍以上あるのに、
なぜか私のほうがよく御飯を作ってますが・・。
時間もあるから仕方ないですね・・。
まあ将来逆転するかも知れないし。)
食事なんかは1人分作るより2人分以上作るほうが
買い物するにも食べてしまうにも、やりやすいのです。
洗濯も自動洗濯機がするので、干すだけの作業です。
どのみち一人暮らしだって洗濯はするわけだし。
家賃は一人暮らし×2よりも、同居のほうが確実に安いし
居住空間はかなり広くなります。

それに子供に何千万円かかるとか言っても、
そのお金を全て自分の趣味につぎ込みたいのでしょうか?
消費生活や趣味ってそのうち飽きると思いますし、
同じことばかりしてても人生楽しくないような・・。
老後天涯孤独になって死んでいくのも楽しくなさそうなので
そういう意味でもリスクヘッジです。

まあただ、家族を養える収入があるかどうかは切実ですし、
家族を養う収入程度しか収入がなければ、
自分のために使えるお金はほとんどないわけです。
それもまた切実でしょう。
私の同期の医師は、奥さんに預金通帳を押さえられて、
お小遣いも月3万円だと言ってました。
卒業したのに何でまだ勉強するのか分からんと言われるとか。
これはこれで悲惨です。

先輩の女医さんは、旦那の医師がアルバイトで稼いだ分は
特に口を出さないで好きにさせていると言っていました。
「まあ優しーー!」と周りの女性が声を揃えていましたが、
旦那を気分良く働かせるという意味では、
自由にさせる分を認めるほうが実際のところ賢いと思います。
まあ夫婦の経済的な余裕と、女医さんの育ちの良さでしょう。

うちは夫婦とも稼いで別々に貯金しています。
別系統で管理したほうがリスクヘッジになるという考えです。
成長するための自己投資の必要性を認めているので、
小遣い制限はありません。お互い基本的に浪費しないので。
毎月の家賃だけ出資金額を決めて、
生活費や光熱費はレシートに名前を書いて箱に貯めておき
2,3ヶ月毎にエクセルで集計して差額を戻すことにしています。
家計簿をきちんとつけるのは夫婦ともできないし、
わずかな金額の差異を気にするのは時間の無駄なので
だいたい適当にドンブリ勘定でやっています。


しかし今の嫁さんでない誰かと結婚するにしても、
「収入の良い男性と結婚したい!」という女性は御免です。
若くて美人で賢くて協力的な意志がある人ならともかく。
旦那に依存して良い生活だけしたいという人は、
たしかに男性にとって魅力はありません。

逆に、最初から楽して経済的にも恵まれたいという女性だと
結婚相手を見つけるのは難しいのではないでしょうか。
結婚適齢期だと同じ世代の男性は収入が多くないし
ガツガツする年代では、相手の男性が若い女性を求めます。
悪くなさそうな男性を見つけて、苦楽を共にして
最終的に満足できる生活をするという考えでないと
そうそう好条件の結婚なんてないような気がします。

私の場合は理解者というのが重要な条件でした。
芸術にしても学問にしても理解者の存在が重要です。
何かを極めることには大衆と離れていく一面があるので
まだまだ上昇志向のある私としては、
それについて来られる女性というのが重要でした。
もし他の女性と結婚し直すと仮定しても、やはり
知性は同年代の中で99パーセンタイルの人を求めると思います。
加えて料理の腕が75パーセンタイル、
容姿は66パーセンタイルくらいあればなお嬉しい。
喫煙者、新興宗教信者、借金持ちは絶対禁忌です。

つまるところ、似たような者同士が一番結婚しやすいということでしょうか。

たらこスパゲティ

2008年10月12日 | Weblog
朝ごはんの甘エビ出汁の味噌汁ですが、
期待してなかったわりに、しっかり出汁が出ていました。
小口切りした細ネギを散らして食べました。

お昼はラ・ベットラ・ダ・オチアイの落合シェフのレシピで
「たらこスパゲティ 焦がしバター風味」を作りました。
dancyuという雑誌に載ってたレシピです。
手軽だし、香りも華やかでおいしかったです。

おやつは近所のケーキ屋で「収穫月のタルト」を買いました。
芋や栗が入っています。
涼しくなってきたし、久しぶりにコーヒーでも入れます。

晩御飯はおうち焼肉にします。
野菜も沢山焼いて、プレミアムビールもつけて。

アサリと甘えび

2008年10月11日 | Weblog
嫁さんが学会で不在なので、
帰りに食材を買ってきて調理しました。

当直明けの昼御飯はバジルのスパゲティ(混ぜるだけの市販品)です。

晩御飯用にはアサリと甘えびをなんとなく買ってしまい、
アサリ→酒蒸し 甘えび→刺身にしました。
缶ビールで一杯やりながらプチ独身生活です。
嫁さんがアレルギーなタラコも買ってきました。
買うなと言われてるわけではないですが、
こんな時でもないとおおっぴらに食べられません。
タラコを乗せて御飯を食べると旨いものです(^^)

甘えびの頭の部分はトースターで焼き、
出汁をとって味噌汁にしました。
ネギを散らして明日の朝食べることにします。

女医と結婚

2008年10月09日 | Weblog
30才前になると男性医師がほとんど結婚しているのに対し、
女性医師はあまり結婚していません。

うちの病院の内科系レジデントは男女とも数名以上いますが
男性がほぼ既婚、女性は既婚者ゼロです。
うちの科は部長まで合わせて男5人女2人ですが
独身なのは30代前半の女医さん1人だけです。
研修医の頃は独身者が多いのですが、
男性は医学部卒後3年目くらいからどんどん結婚します。
私の医学部時代の親友はほぼ全員既婚になっているのに、
嫁さんの医学部時代の親友は全員未婚です。

医者は性別によって給与差別が全くないし、
年配上司ですら差別を主張しない、珍しい職業の一つです。
当然、30才に近づけば給与は上がってきます。
(大学病院で年収300万、安い民間病院で600万、田舎だと1000万くらい)
男性医師の場合、結婚相手の収入はさほど気にしていないので、
まあ気に入った相手と結婚するということになるのでしょう。
女性の場合は相手の収入、家事への協力度、社会的地位など
色んなことが結婚の足かせになるようです。

結婚できた女医さんの例:よくあるケース
①学生時代からの恋人と結婚するパターン
②年上の男性医師に見初められ結婚するパターン
③職場で出会った医師と結婚するパターン
というか、これ以外のパターンをあまり知りません。
見合い結婚というのもないことはないようですが。

美人で性格も良い女医さんはよく①で結婚します。
性格が良いから相手に困らないのか、
恋愛面で充実しているから性格が良いのかは分かりません。

美人で性格が悪いと同級生が近寄らなくなり、
何も知らない年上男性が寄ってきたところを女性がしっかり捕まえて
②のパターンになるようです。
(もちろん②の結婚⇒性格が悪いというわけではありません。)

医師になったくらいの努力家ですから、
美人ではないけれど内面が良い人も沢山いるはずです。
しかし、大半の"結婚できない女医"はこういった人たちです。
内面が良いならパターン③で結婚できてもよいはずですが
実はパターン③は①②に比べると小数派という気がします。
元々日本の医者は真面目であることが標準仕様なので、
ただ真面目というだけでは周りと変わらないのかも知れません。

結婚できた人たちを見ていると、
「仕事に対しては真面目、標準以上には綺麗にしていて、
話していて面白いところがあるか、癒されるところがある人」
というのが結婚できる女医さんに必要な条件かと思います。
忙しすぎて余裕がなかったり、我儘な性格の女医さんも多いので
上記のような人は結構少ないのが現状だったりもします。

結婚披露宴

2008年10月05日 | Weblog
友人の結婚披露宴に行きました。
某有名神社の会館でしたが、お料理もおいしかったです。

途中でなんだかタバコくさいので辺りを見回すと、
野戦病院から来たという歯医者(♂)2名が吸っており。
他の女性歯科医たちは吸ってなかったのですが・・・。
タバコを我慢できないとはダメな連中です。
医者も大勢でしたが、そちらは誰一人喫煙せず。

ちなみに私の披露宴では、
喫煙する出席者がほとんどいないこともあり
場内禁煙、タバコは外で吸えということにしておりました。

まあでも、医師と歯科医師の結婚式だったせいか
酔って暴れる者もなし、笑いも下品にはならずで良かったです。