Fis-dur日記帳

博士課程院生Fis-durの日常

低俗な話

2008年07月30日 | Weblog
覇気のあった人間がどんどんダメになっていく様を
職場で目の当たりにしております。
私も医者ですから、病気かも知れない人間は心配ですが、
それが自分に対する権力をもった上司となると、
いつまでも我慢できるものではありません。

海外渡航の費用と引き換えに、
万一の際の保障がない臨床試験に協力しろと部長が曰く。
国際学会に演題を通したら費用は出してやると
もともと言われていた分のお金です。
その金で若手を鼓舞して(いわば馬に対するニンジン)、
演題が通ったら費用を出し惜しみして参加人数を減らし、
もう一度自分の言うことを聞かせるために利用しようとする
その下衆っぷりに呆れました。

ヨーロッパに行けるぞ行けるぞと煽っておきながら、
演題が採択された若手全員に不愉快な思いをさせています。
同僚は演題採択おめでとうとも言われずに
君は来年出て行くのだから参加しないでくれと言われ、
私には自分の言うことを聞かせる取引材料にしようとする。

学会参加費10万円弱+宿泊費12万円+航空運賃20万円なので
立て替えたお金を一件一件還付請求するたびに
色々な要求をされたら面倒です。
その学会に行く上級医の先生に発表してもらおうかな。
我々は金を出し惜しみされていますが、
その人たちは文句も言われないのでしょうから。
一人は部長に毎年付け届けしているバイト医者、
もう一人はカンファレンスでろくに発言もしない人です。

転職活動その3

2008年07月22日 | Weblog
ある病院に、医師採用の予定はあるかメールしました。
同日中に院長先生から電話があり、
希望したら採用してくれそうな感じでした。

なかなか悪くなさそうな病院だし、学ぶことがありそうです。
そちらも一度見学に行くことにしました。

転職活動その1

2008年07月18日 | Weblog
とりあえず某研究室に電話してみて、
数日後に見学に行くことになりました。
善は急げです。
早く動いて選択枝を増やしましょう。

ところでよ~く考えてみると、昇格どころか
本来のポジションより低い身分で今の病院に残れるかさえ
確実とは言えないような気がしてきました。

私の仕事の腕は大変良いはずですが、
病院が医師数を減らそうとしているらしい。
うちの部署のレジデント数は少し多いので、
削減対象になるかも知れません。
他の人たちの卒後年数を考えると、
私が首を切られる可能性も否定できない。

病院上層部の権力が強いので、
人員減らすと言われたら間違いなく減らされます。
私の雇用契約書も1年刻みなので、
契約更新しませんと言われたらそれまでの話です。

大学医局の関連病院も概して人手は足りないので、
まあたぶん、首になるような場合は
部長が別の病院を紹介してくれるでしょうが・・。
それって実際のところ、A病院の都合で放出したヤツを
人手に苦しむB病院へ回すというだけの話です。


ほんと、先の可能性を色々想定して行動しないといけません。


もっとも、医師3人以上辞めますという事態になったら
青くなって慌てふためくのは部長でしょう。
外来診療は維持できると思いますが、
入院診療や研修医指導で忙しくなると思います。
今はみんな比較的余裕がありますが、来年は
残った先生たちが心安らかでいられないと思います。

しかも出て行く算段をしているのは、
臨床研究遂行の核となる医師ばかりというイタさ(^^;
例えるならば、あるサッカーチームから、
フォワードとミッドフィルダー全員が
他チームへ移籍してしまうようなものです。
統計解析も、データベース構築も難しくなるし
自力でどんどん研究する意欲のある人もいなくなります。

残った先生たちは、学会参加すら非常に厳しくなるし、
もしかすると外来枠を減らさないといけなくなるかも。
かなりジリ貧な状況だと思うのですが、
部長は多分そう想定はしてないのでしょう。


おそらく来年、出て行く人が残る人より多いか、
あるいはギリギリ1人少ないかだと思います。
きっと年度末まで怒ったりすねたりして、
送別会は開いてくれないだろうなあ。。。

3人寄れば・・

2008年07月16日 | Weblog
国際学会に演題が通り続けている私と同僚たちですが
3人いるのが良いのかも知れないという話になりました。

1人だと自分の考えの範囲でしか世界が展開しませんが
複数いることでお互いの考えを聞いたり、
ツルんで行動できたりするのが意外に良いのかと。

確かに1人だけだったら統計解析の能力も、
研究を進める意欲ももう少し低かったかも。

部署の研究業績を支えている我々3人が出て行ったら
もはや国際学会での発表も論文業績も望めなくなるでしょう。
部長の業績を作るためのコア人材なのですが、我々(--;
先のことを考えて、大事にしてほしいもんです。

危機感

2008年07月14日 | Weblog
レジデントがゼロ人になったら困るな、と
部長が少し下の先生に言っておりました。
おや、危機感あったんだ?・・と思ったら
なんと再来年の話をしていたようです。
ていうか・・来年そうなるかも知れないんだけど。

最近あまり部下を大事にしてないので、
このまま行くと来年一挙に崩壊の可能性あり。
泣いても喚いても知りませんって感じ。

結婚パーティー

2008年07月13日 | Weblog
親友の結婚パーティーに行きました。

会場は結構ざっくばらんな感じでしたが、
交友関係の幅広さを反映して様々な知り合いが来ていました。

旦那のほうは現在NPOに勤めて趣味的な活動もしていますが、
奥さんが企業に勤めているのでまあ安心でしょう。
わりと肩肘張らずにやっていそうなので、
彼にとって良かったんではないかと思います。

転職

2008年07月11日 | Weblog
医師ですが意外に身分不安定なワタクシです。

つーか来年の職場、まだ決まってません(--;
この夏にあちこち回って面接受けて、試験も受けないと。
条件を選ばなければ雇ってくれる病院はあるでしょうが・・。
今の病院も悪くはありませんが、来年度魅力的かどうかは分からない。

選べる身分としては後期研修医、下級医員、大学院生くらい。
仕事が忙しいかどうか、年収がどうかは職場しだい。

できるだけ年収を確保して、かつ
自分の成長が見込める職場を選びたいですが。。。
ただし夜中に叩き起こされたり呼び出されるのはイヤ。
救急当直の回数が多い病院も御免です。
看護婦や事務レベルでできる雑用まで医師がやる病院も×。

頑張って納得できるカードを複数確保しましょう。