好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

『萬葉』・『古事記伝』

2023-12-07 10:43:46 | 古事記・日本書紀
 萬葉学会の会報『萬葉』のアーカイブに品田悦一氏の名前を見つけ、昨日は久しぶりにPDFデータを戴いてきました。

 午前中はせっせとダウン作業! 午後からは直木孝次郎氏や蔵中進氏が書かれた書評に目を通していました。
 そこに記述されていた文献を国会図書館のデジタルコレクションに見つけ、こんどはそちらからデーター収集!

 思いもかけないデータが公開されていて
 ダウンできるものは出来るだけPCに保存したいと思ったのですが、リンク先を保存して置いたほうが、目次などから読みたい箇所を直ぐに開くことができて便利だと思いなおし、PCのIEブックマークに保存して置くことにしました。

 『近松語彙』上田万年, 樋口慶千代 共著
 『元禄文学辞典』佐藤鶴吉 編
 『萬葉集大成』平凡社
 ※ 第3巻「訓詁篇上」第4巻「訓詁篇下」
 ※ 第15~17巻に「総索引単語篇」あり
 『萬葉集辞典』折口信夫 著
 『万葉集事典』佐佐木信綱著
 『古事記伝』日本名著刊行会
 ※ 古事記伝 第1~第3・第5・索引 (なぜか「古事記伝 第4」がない~)
   引用書索引に「越前足羽社記」の記述あり

 これらを眺めながら、当分は新しい本は買わずにまず先学の研究を読み直して、足元を固めようと
 昨日『神話と歴史』(直木孝次郎著)のはしがきを読んでいて、気になる文言があったので『万葉集と古代史』(直木孝次郎著)はポチっちゃいましたが
 
 気になった箇所は
 私が本書で意図したところは、日本の神話が、『記・紀』編纂の過程で、また明治以後の歴史教育のなかで、支配者のたちばから、どのように変形され利用されてきたかを、明らかにすることにある。 (『神話と歴史』のはしがきより抜粋)

 『万葉集と古代史』の内容紹介
 万葉集は、古代史の宝庫である。有間皇子・額田王・大伴家持など、白鳳・天平時代を代表する歌人たちの生き方や政治とのかかわりを追究。作者の心理まで立ち入り、日本書紀・続日本紀では窺えない歴史の一面を考える。 (『神話と歴史』の巻末より)

 昨日の散歩:4900歩、3.1km、76m/分、88kcal
 (久しぶりに体重測ったら1kg減で気が緩んだ)
 今朝の散歩:5787歩、3.7km、78m/分、103kcal
 (反省して少し頑張った)
 
 
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『万葉集と帝国的想像』

2023-11-29 10:13:26 | 古事記・日本書紀
 内容紹介・目次を読んだら、この本読まずにはいられないです  
 久しぶりにワクワク、胸が躍ります。

 でも、¥12,100! 先月風土記の本買ったばかりだしねぇ~・・・
 明日発売のはずなのに、Amazonの出版予定日は12月10日になっています
 ご本人の講演があるのでその時に出版事情の説明があるかな?

===
[目次]
凡例を兼ねた覚え書き
著者まえがき

序論
第一部 帝国の文学的表象
第一章 漢字圏における帝国としてのヤマト
華夏の帝国想像
東夷
ヤマト・三韓・隋
大唐と大日本

第二章 国民的に想像された上代日本
国体
帝国的国民国家
一九四五年以後の文化ナショナリズム
多文化的ヤマト

第三章 帝国日本の形成
君主と支配領域の名称
宮都と暦
帝国のパフォーマンス
帝国の諸テクスト

第四章 帝国の歴史叙述と壬申の乱に関する物語ナラティヴの対抗関係
ポリティクス

壬申の乱の概容
帝国的歴史叙述
『古事記』序における天武と壬申の乱
壬申の乱に関する二つの物語ナラティヴ
第三の物語ナラティヴ
歴史叙述の対抗関係ポリティクス
大津皇子と近江宮廷

第五章 帝国史としての歌集
国民歌集としての『万葉集』
『万葉集』の編纂と構造
帝国史としての『万葉集』
歌集のポリティクス
帝国の年代記

第二部 帝国の詩歌と一人称のポリティクス
第六章 天下の声
口語スピーチと帝国
一人称叙述としての歌
個人の声と集団の声
権威ある声と臣従する声

第七章 天武と吉野崇敬
カルト

天武の吉野の歌
吉野讃歌
一人称解読のポリティクス
あまねきユニヴァーサル讃美の声
吉野と天武・持統後の皇位継承

第八章 天武の天降り神話
『日本書紀』に描かれた草壁皇子像
日並皇子挽歌
『日本書紀』に描かれた高市皇子像
壬申の乱の記憶
高市の追悼
天武神話

第九章 近江京の記憶
『日本書紀』における近江と天智
『万葉集』巻一・巻二の「近江大津宮」の代
人麻呂の近江荒都歌
過去としての近江京

第十章 藤原宮の天皇
伊勢と日の皇子
軽皇子
安騎野遊猟歌
近しい声
聖なる君主たち
藤原宮の天皇

結論

[著者]
トークィル・ダシー  Torquil Duthie
カリフォルニア大学ロスアンゼルス校アジア言語文化学科教授
1968年イギリスで生まれ、その後まもなく一家で南スペインに移住。1992年ロンドン大学東洋アフリカ研究学院卒業。北海道大学文学研究科国文学専攻修士課程を経て、コロンビア大学大学院博士課程修了。
主要著作:Man’yōshū and the Imperial Imagination in Early Japan (Brill, 2014年)、『万葉集における帝国的世界と「感動」』(笠間書院、2017年)。
===

 今朝の散歩:5299歩、82m/分、99kcal
 血圧:ちょっと高め

 先日届いた出版社からの「秋の特別販売のご案内!」、未開封のまま置いてありました。
 まさかね、と思いつつ今開けてみたら、2割引きですって!
 しかも、リストに『万葉集と帝国的想像』(株・花鳥社)が入ってますぅ~~
 更に、送料無料!
 これはもう前向きに考えるしかないですね

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『上代日本文学と中国文学(上)』

2022-05-22 11:05:12 | 古事記・日本書紀
 小島憲之著の『上代日本文学と中国文学(上)』が2016年にオンデマンドで復刊していました。

 遥か昔、古事記の勉強を始めたころかな? 当時は絶版になっていて県立図書館から借りて第一篇と第二篇までは読んだのですが、記憶に残っている部分が・・・ 

【上巻目次】
序説
第一篇 漢籍の伝来
  第1章 伝来以前
  第2章 典籍の伝来
  第3章 伝来書推定の問題
  第4章 類書の利用
  第5章 出典の問題
第二篇 古事記の述作
  第1章 「原古事記」より「古事記」へ
  第2章 古事記の性格
  第3章 古事記と中国文学
  第4章 古事記の文学性
第三篇 日本書紀の述作
  第1章 書名考
  第2章 日本書紀の注
  第3章 出典考
  第4章 日本書紀の文章
  第5章 訓詁を通してみたる日本書紀の表現
  第6章 上代歌謡をめぐる中国文学との交渉
第四篇 風土記の述作
  第1章 風土記の成立
  第2章 諸国風土記の述作 

 手元に置きたい本ではありますが・・・
 今は止めておきましょう。

 先週届いた『漢字の音 中国から日本、古代から現代へ 』が読みかけだし・・・ 
 昨年末、「読みたい本」に書いたのは忘れていたのですが、出版社からまたメールがあり、それを見たらどうしても読みたくなって注文しちゃったのでした
 出版社の作戦勝ち・・・

 作業が一段落したので、今日は続きが読めそうです。
 最近、年のせいか雨や曇りの日は1日中眠くて・・・
 今日は晴れだから頭スッキリで大丈夫そう  

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新年度の講座申し込み

2022-03-14 20:11:57 | 古事記・日本書紀
 4月から開始される春期講座の申し込みをしました。
 単発の講座2つと、5回の講座2つ。いずれもオンデマンド型なので、当日見られなくても大丈夫。

 いろいろ悩んだ結果、今回は上代文学に関する講座を選びました。漢文の講座も探してみたのですが、『論語』『史記』しかなく、どちらも対面型の講座なので・・ 

 このところ身辺落ち着かず、作業もズーーッとさぼりっぱなし。そろそろ校正の依頼が来そうなので、やる気スイッチ入れなくちゃね!

 昨日、姉孫がまた旅行のお土産をたくさん持って来てくれました。一生懸命働いて貯めた大切なバイト代から買ってくれたと思うと有難くて・・・

 孫たちにメロメロの家人が帰宅したら一緒に食べるつもりで封を切らずに我慢してるんだけど、いつまでもつかなぁ~
 カニ煎餅、ちょっと味見したいんだけど・・・

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神話の世界・古事記

2021-02-22 09:24:26 | 古事記・日本書紀
 「神話と遺跡が語る日本創生」【CGS 茂木誠 超日本史 第2回】

 「目からウロコの古事記のセカイ」(私達はなぜ神話を学ぶのか【CGS ねずさん 古事記のセカイ はじめに1】)

 どちらも分かりやすく解説されていて楽しく拝聴できそうです。
 特に、「目からウロコの古事記のセカイ」は、最初の番宣を見ただけですが、今まで講座で習ってきたこととは全く別視点から捉えられているような気がするので、シリーズをすべて聞いてみようと思います。
 一気に見ると体調を崩してしまうので、何日かに分けてね
  
 これで巣ごもり生活中も古事記の学び直しができます。
 求めよ、さらば与えられん 
 学習の機会はいろいろなところにあるもんですねぇ~

 國學院大學古事記学センターに、注釈・補注解説があるので併せて読み進めたい!

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「モノで読む古事記」

2020-12-13 10:12:16 | 古事記・日本書紀
 明大の博物館の動画がYouTubeで配信されていないか、今朝もしつこくググっていたところ、1時間のものは配信されていないようですが短編がありました。
 で、それを見始めたところ「博物館」のワードで、國學院大學博物館 Online Museum 企画展がリストアップされました
 こんなのやってるなら早く教えてよぉーーー 

 國學院大學博物館 Online Museum 企画展「モノで読む古事記」ミュージアムトーク 第1回「古事記を読んでモノを知る」

 
 この「モノで読む古事記」はミュージアムトーク以外にも、以下の動画が本年7月16日(木)より公開されていたようです。

第1章 太安萬侶と古事記の編纂【2020/7/16 公開】
 
第2章 国土の誕生【2020/7/16 公開】
 
第3章 高天原から出雲へ【2020/7/24 公開】
 
第4章 大国主神の国譲り【2020/7/31 公開】
 
第5章 天つ神御子から天皇へ【2020/8/7 公開】

 全て学芸員の手作り動画ということですが、続編も期待しています

 あっ、10時半からのNHK杯の龍王対師匠の対局を見るんだった! ギリギリセーフです
 師匠の応援、応援!

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「風土記を読む」開講!

2016-05-21 12:32:02 | 古事記・日本書紀
古事記の講座が終了し、今週から風土記の講座が始まりました。
講義の始まる前に、初回とあって先生からご挨拶がありました。古事記が終わる時が春なのでそのあとは眠りにつこうと思っていました、との言葉がありました。

桜が咲く頃、花の下にて 春死なん・・・
願わくば 花の下にて 春死なん その望月の如月の頃ってあるでしょ・・・

私はあの世へのパスポートを持っているんですが、それを見せて欲しいと言われまして・・・40年かけて捜したものなんですが・・・


先生特有のユーモアのある言葉に、おなじみの顔がほころびました。


「常陸国風土記」に先だって、地形の説明がありました。
茨城の地形は、中国の泰山あたりと類似している、信仰・説話などが共通していて親しみを感じる、とのことでした。
 中国の古い文献に周処という晋の人の風土記があって、中身はよく分らないのですが、日本の風土記よりも古く・・・

先生のお話は初回から日本の「風土記」だけにとどまらず、その周辺にも話しが及ぶのでメモを取る手が忙しいです。

先生、今眠りに付かれては困ります。もっともっと教えていただきたいことがたくさんありますから、もうしばらく頑張ってください!! 出来ればパスポートは引っ込めて、お手元の不老不死の薬のほう、お飲み戴いて・・・ 

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欠筆の「玄」

2016-03-11 00:14:17 | 古事記・日本書紀
近デジの『古事記序文講義』をダウンし、PDFで初めから読み始め、そして配布資料と同じ内容のページが有ることに気が付きました。
(近デジ)




配布資料とはそれぞれの句の下に傍句・漫句などが追加された点に相違がありますが、頁も同じ八ページです。
この13年の版は訂再版となっているのですが、講義に使われていた当時の資料のミスプリに誰も気づかなかったの?
それとも・・・? 

この『古事記序文講義』には8か月にわたって講義された当時の内容が詳細に記されているようです。先生から伺えなかったことがたくさんあるようなので、これから少しずつ読んでいきたいと思います。

でも、PDFは読みづらいですねぇ~~。

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「玄」字の謎が解けてしまった

2016-03-10 13:48:34 | 古事記・日本書紀
何とも平凡なつまらない結果!
近代デジタルライブラリーの『古事記序文講義』の画像を確認したところ、一目瞭然!!

       


推測するに、同書に引用されている「上五経正義表」の文字が間違って使われたものなんでしょうね。
つまんないですねぇ~~~。古事記の伝本にあったら面白いと思ったのに。

近代デジタルライブラリーで提供されている『古事記序文講義』の出版年は昭和13年ですが、先生から戴いた資料は昭和11年発行の限定版のものと聞いています。

元明天皇の「元」は「玄」の代字として使用されることもあるようだから、同音として「玄」が避諱されるわけはないし・・・。そもそも古代日本にはそのような習慣は無かったでしょうから。
資料を作られた方が意図したものだったら面白かったのに。残念!


(配布資料の該当部分)

でも、印刷のプロの方がこんな間違いするものなんでしょうかねぇ~。
私の子供の頃、実家は両親二人で印刷業を生業としていて、母が和文タイプをしていました。それ専用の机の引き出しには多くの木箱があり、それぞれの木箱には分類された鉛の活字が整然と並んでいました。
特殊な活字はこの木箱に入っていて使う時にタイプにセットしていたように思うのですが?

あくまでも、単なるミスプリであって欲しくない、私でした。
さぁ~この件はこれくらいにして、中国語のデータの最後の確認を三日間ほど中断してしまったで、そろそろ戻らなくては・・・ 

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古事記講座終了

2016-03-10 00:20:18 | 古事記・日本書紀
本日、本年度の第23期をもって古事記講座が終了しました。
長かったですねぇ~~。初年度に生れた人はもう大学卒業ですよ。

私は第7期からですから、17年間お世話になったんですね!!本当に先生は細かく細かく丁寧に説明して下さいました。1回の講義で文庫本2頁進めば早い方で、1頁弱しか進まないこともありました。
昨年の12月の講座に下巻を終了し、残すところ序文のみとなり、あと3回でこの講座は終わります、とのことでした。

1月の講座では、昔山田孝雄氏が東北で序文だけの講義をされた時に使用されたという資料の一部が配布されました。そしてそれを基に先生の講義があったのですが、とてもとても3回で終われそうにもないペースでした。
先生も「急がなければいけませんね」と仰りながらも、2月の講義もいつも通りの微に入り細を穿ったご説明で、この調子だったら3月にはとても終わりそうにないね、あと2回は必要ね、どうなるかしらね、と受講者同士で話していました。

本日の講座に先だって係の人から、「今日は少し時間が延びるかもしれません。先生も終わらせたいとおっしゃっておられますので、ご了承ください」との話しがあり、最後の講義は始まりました。

1時間くらいは延びるんだろうなぁ~と思っていたのですが、いざ始まって見ると、途中の休憩も取らずにズンズンズンズントと信じられないような速さで講義は進み、なんとなんとほぼ予定の終了時間に終わったのでした。

先生は室内の時計をご覧になり、「ああ~~、ちょうど終わりましたねぇ~~」と安堵されたご様子でしたが、「駆け足過ぎましたかね?これではいけないんですが・・・」と仰っておられました。今日が最後ですもの、こればっかりは已むを得ませんものね。

永年受講してきて感慨ひとしお、なんて気持も湧いて来ず、何ともあっけない幕切れでした。
先生のご挨拶があり、そして係の方から先生に花束の贈呈があり、23年間続いた講義も無事終了となりました。

そして、皆さんが帰り支度を始める中、私の取った行動は、たった今講義に使用していた資料片手に質問するために先生のもとに!
質問の最後の機会ですもの、これは伺っておかなければ・・・、って4月から先生は引き続き風土記の講座をしてくださるので又お合いできるんですが。

配布された資料の中に、なんと欠画の文字があったのです。漢籍でもよく避諱字で見られる「玄」です。今日講義中に気がついたのですが、我が目を疑いました。何故古事記に?

それで古事記の写本にこのような事例があるのか伺いたかったのです。玄の字が欠筆になっているのですが?と
申し上げると、先生は「えっ?」と半信半疑のご様子でした。真福寺本のコピーの文字と比べて見て頂いたのですが、確かに欠筆で私の見間違いではなさそうです。

結論としては、古事記には無さそうなのですが、なぜこの資料の文字が欠画になっているのか、単なる印刷ミスなのか?これは疑問です。

最後の最後に大きな疑問が生じてしまいました。これは何故なのか是非とも知りたいものですね。

4月からは風土記の講座が始まります!!
どのようなお話しが聞けるのか楽しみです!!

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歌垣の歌

2014-12-12 23:27:34 | 古事記・日本書紀
『影媛』の歌垣での場面の歌謡について、「著者自作の言葉で歌われているように思うのだけれども」と書きましたが、『日本書紀』にある歌謡87~94であることが分りました。 

やはり『古事記』だけではなく、『日本書紀』も併せて読まなくてはいけないですねぇ~~! 
読んでも覚えていられるどうかはわかりませんが・・・ 

影媛道行歌私論

上記の論文に応答関係について「紀の五首はもはや、歌垣での懸け合いの体裁をなしていないとさえ言える」と書かれています。
『影媛』のほうはというと、「志毘の歌と噛み合う意がまるで無いので、歌垣の場では滑稽に聞こえる」と書いてあります。

歌垣の部分が山場だと思っていたのですが・・・
歌謡の出所が分ってなんだか熱が一気に冷めたような・・・ 

自作の歌であって欲しかったなぁ~~~ 

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今日は御命日

2014-11-11 23:37:11 | 古事記・日本書紀
今日は青木周平先生の御命日です。
もう丸6年が経ってしまいました。月日の経つのは本当に早いです。

先日、神保町のブックフェスティバルで出版社の方から、来年の先生の誕生月に先生の全集が出るとの話を伺いました。
先生、又勉強させていただきますね!

 合掌
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