登子の山ある記

唯一の趣味であるハイキングの記録。登山道に咲く花々、山頂からの展望写真を添えて。

中央アルプス:南駒ヶ岳~赤梛岳~仙涯嶺~越百山

2006-07-15 | 中央アルプス
2006年7月13日(木)~14日(金)

コース・到着時刻:13日(木)今朝沢橋4:00~福栃平4:47~北沢尾根登山口5:26~五合目6:38~北沢尾根3等三角点(2411.0m)8:27~南駒ヶ岳10:57~赤梛岳11:38~南駒ヶ岳12:23~仙涯嶺13:40~越百山14:53~越百小屋15:36(泊)=行動時間11時間36分

14日(金)越百小屋6:00~福栃平8:21~今朝沢橋9:00=行動時間3時間





13日(木)

小雨・強風・ガスの中、北沢尾根・標高差1760mを黙々と登る。
ミネズオウ・イワウメなど高山植物の歓迎を受け、疲れが吹き飛ぶ。

【長大な北沢尾根】 翌日、写す


【ミネズオウ】


【イワウメ】


【ミネカエデ】


【チョウジコメツツジ】


【チングルマ】


【ツガザクラ】


【ウスユキソウ】


【アオノツガザクラ】


笹の刈り払いがなされ、指導標もあり、コース整備は行き届いている。
頂上が近づくと、岩場が続く。
リーダーにフォローしてもらいながら進む。
「頂上まで45分」の標識からが長い道のりだった。

山頂標識が見えた時は歓声をあげる。
単独行が休んでいる。
私達と逆まわりに、越百小屋から来て、北沢尾根を下るそうである。
山頂は今まで以上に強風・ガスが吹き荒れている。
【南駒ヶ岳】


【南駒ヶ岳の山容】 翌日、写す


リーダーは強風を物ともせず、赤梛岳に向かう。
エーッ!この風をついて、行くの?
ガスで周りの山はなーんにも見えない。
雨滴がついて用を成さないメガネはとっくに外してしまった。
裸眼のほうがまだましである。
【赤梛ノ頭】


強風にあおられるのにも慣れてくる。
南駒ヶ岳に戻り、岩陰で風をよけながら、昼食タイム。
寒いうえに、手がかじかんで自由がきかない。
味わうゆとりもなく、飲み込むように早食いする。

長居は無用とばかり、仙涯嶺に向かう。
標高差200mを延々と下り、岩場を何度か越えると山名のうすれた標識がある。
ここが仙涯嶺かな。
後ろにボーット見えているのも仙涯嶺っぽいけど。
【仙涯嶺】


【仙涯嶺の山容】 翌日、写す


危険な岩場を無事クリアーした気の緩みか、越百山は未だか未だかばかり思いながら進む。
疲れもピークである。
最後まで止むことを知らない強風・ガスのなか、越百山頂にほうほうの体でたどり着く。
【越百山】


稜線を少し下った場所にある越百小屋に投宿する。
3月の大雪で家屋が一部倒壊したという。
突貫工事中であった。

濡れたレインウエアーなどの始末を終えるとストーブの前に陣取る。
冷え切った身体がじんわり温まってくる。
心尽くしの夕食を頂き、重ね着してふとんにもぐりこむ。


14日(金) 

昨日とうってかわって、青空が広がる。
オオシラビソの原生林が続く中を下る。
【シラビソ原生林】


今、まさにオサバグサの花盛りである。
斜面一面をうづめ尽くす。
【オサバグサ】


御嶽山が見える。
【御嶽山】


「下ノコル」の水場で空のペットボトルを満たし、重いのに自宅へ持ち帰る。
ゲート近くでこれから登る男性3人組とすれ違う。
「お天気でよかったですね」「お早いですな」と挨拶をかわす。

「恋路の湯」で入浴。
温泉前にあるお蕎麦屋の蕎麦と五平餅はとびきり美味しい。
地元の奥さん達の手作りである。
五平餅の土産は家で好評だった。


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1 コメント

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元気でいたいね~~ (而青)
2006-07-26 15:00:28
5年後か~~~~~



そっか、元気でいたいね~~



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