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夢の羅列<新宿、雑踏にて>20170319

2017-03-19 21:20:26 | Dreams
夢の羅列<新宿、雑踏にて>20170319


夢の中で私は、
知人を見かけ、懐かしかったので声をかけた。

知人は男二人連れで、これから食事に行くとのこと。

それならオレも行こうかな。

知人はぜひにとは言わなかったが、拒否もしなかった。

行く前にネコを家に置いてこなければ、
と知人はすぐ目の前の木造の平屋の戸を開け、抱えていたネコを部屋に降ろした。

殺風景な部屋だった。

小さなヘルメットを冠り、リュックを背負ったネコはとてもおとなしい子で、
二足で立って「連れてって」とでも言うようにニャアニャア鳴いた。

私はネコを撫でながら、すぐに戻ってくるから心配するな、と声をかけた。

「ここはネコのために借りた部屋なんだよ。家は通りの向かいにある」

私が尋ねたわけではないが、知人はそう説明した。

3人で歩いているうちに駅が近いのか混雑してきた。

道がアスファルトではなく、白っぽいタイル張りに変わった。

おそらくもう駅構内だろう。

知人とその連れは足が速いのか10メートルほど前に離れてしまった。
それにしても私は足が異常に重い。いやこれは痺れているのだろうか。
とにかくちっとも足が進まず、前の二人とはどんどん差が開くばかりだった。

石畳の大きなスロープを歩き私は地下から地上に出ようとしている。

人がすごく多い。

これは新宿の東口だな。こんなスロープはなかったはずだが。

茶色のウールのオーバーを着た年配の女性が前を歩いている。

しかし足が痺れて前にちっとも進まない。
今日は座ってばかりいたからだろうか。
そのうち治って歩けるだろうか。

二人ももう見えなくなってしまった。

おわり。
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