HRJ 中央突破 の日記?雑記?備忘録?

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アンダーワールド2 エボリューション

2006年11月09日 | 映画?DVD?の感想?


アンダーワールド2 エボリューション

見ました。

前作が、個人的に秀逸だったと、面白かったと思っただけに、

このエボリューションはかなり期待して見たんですが、

少々げんなり。

なんだか腑に落ちない点があったりなかったりしちゃってね、
一回そういうのって気になると映画自体に入り込めなかったりして結局面白くなく感じてしまうんですよね。

あらすじとしては、

前作でまがりなりにも裏切り者、仲間を殺してしまった反逆人の主人公と、
吸血鬼と狼男の混血が、
新たに復活を遂げたヴァンパイアの長老(マーカス)の追撃から逃れつつ、
過去の真実を解き明かす。
そして自ららも進化する。。。

ってな簡単に言ってしまえばこんな話なんです。



では一体何が気になって仕方が無かったのか。


・なぜヴァンパイアの長老(マーカス)がそこまで弟を復活させたかったのか。

セリーンたちが追われている理由は、
「弟が閉じ込められている牢を開けるキー」
をセリーンたちが持っているから、
そしてセリーンが弟の墓のありかを知っているから、
それを狙って追われているんですが、

では弟を復活させてどうしたいのか。
なぜ急に今復活を望み出したのか?


最強の暴君ビクターに抑圧されていたから弟を助けたいという兄弟愛を隠していたのか?


加えて、そのマーカスはヴァンパイア、狼男、両方の生みの親である自らの父親を殺すときに、
弟を復活させる理由として、


劇中では新たな種がどうだとか、新たな神は私だとかどうだとか、

なんだか曖昧な説明しかなされません。


え?新たな神になるために弟を助けたいの?なぜ?

え?兄弟愛で、弟への愛で、だから弟を助けたいの?
ヴァンパイア一族を皆殺しにして、人やら父親とかを虐殺してまで弟を助けたいの?


一応多分ですが、筋の通りを考えると、今挙げた「兄弟愛」と「野望」の混合した中で、
弟を復活させるべく、セリーンたちを追うってのが動機なんだろうかな?と私は思ったんです。


久しぶりに眠りから覚めていたら

自分を抑圧していたボスが死んで

いろんな事件がおきていた模様。

その事件から考えるに、

セリーンは弟の墓のありかを知っているし、鍵持ってるし、

2つあるその鍵も手に入りそうだし、

新しい神にオレもなりたいし、弟も助けられるし、

よし、虐殺や、父親も殺すで。


・・・ってことなんだろうか。

説明があまりなくてモヤモヤ感全開。

そして兄弟愛を動機にするにはやや強引な気がする。


もうね、それが気になっちゃって全然面白くなく感じてしまった。。。歪んだ兄弟愛・・・??


他にもこれは個人的ながら気に入らなかった点もいくつかありました。

・前作で混血して、最強になっているハズのマイケルがあんまり強くない。マーカスと互角か、てか負けてるじゃん。
・前作にも増して登場する人物も少なく、ちまちま感満載。ホントに一族数人の中でちまちまちまちまやってる感じ。全然スケールがない。
・ミニチュアを使っていることにこだわりがあって、ミニチュアを使いすぎたのか、巡洋艦?があからさまにミニチュアミニチュアしていてなんだか安っぽく感じた。




でも良かった点もいくつか。

・セリーンがやっぱり綺麗。
・マイケルとの恋仲の進展。
・子供が出来たであろうという未来を予感させるシーン。


まぁ面白かったか面白く無かったかと言われれば、
正直微妙は微妙でしたね。

一応第3弾もあるということなので、
期待して見たいと思います。


全部ひっくるめると個人的には59点といったところかな。





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