HRJ 中央突破 の日記?雑記?備忘録?

・・・monument of me! Hasta la vista,baby...

Desperate Housewives Breaking Bad Walking dead

2014年04月13日 | 映画?DVD?の感想?


デスパレートな妻たちシーズン1を全て見て、
LOST以来の海外ドラマが完全に再燃してきたので、ぐんぐん進めていく。
一気にシーズン2~シーズン6まで全て視聴。

まぁーかくもいろいろ話をひっぱるもんだと、感心しているところかしら。
何がそんなに面白いってトコではないんやけど、なんしか面白い。



デス妻と平行してブレイキング・バッドも視聴。
シーズン1~シーズン4まで。

平凡?な化学教師がクスリ製造に手を出す話やけど、最初はバタバタしたスリルから、
だんだん非凡な化学教師となっていき、シーズン4にはずいぶんと盛り上がっちゃて、
#11「降りそそぐ危機」Crawl Space なんかはピークなんじゃないだろうか。
シーズン3くらいから、サントラに迫力が出てエエ感じやったね。。。
派手ではなくシンプルなドラム音?なんやけど、ドラマに合ってる気がしたな。



上記2ドラマを全て見てみて、一区切りしちゃったもんで、
見るものがなかったので、あまり興味はなかったウォーキングデッドへ。
ウォーキングデッドっててっきりゾンビから逃げるホラー物と思い込んでたけれど、違うんやね。
完全にサバイバルに絡めたドラマだもんで、LOSTが面白かった私としてはなかなか○。

おそらく構想はシェーンとの直接対決&農場からの脱出くらいまでしかなくて、
刑務所シーズンは後からの脚本なんだろうか、ずいぶんテイストが変わってしまってるけど、
まぁ、面白くなくなったワケではないからいいとしようか。

ウォーキングデッドはシーズン3迄視聴。これからのカールの冷酷ぶりと、マギーの美しさに期待しよう。
ヘの字に曲がった口元がエエ感じ。




パシフィック・リム

2014年03月22日 | 映画?DVD?の感想?


パシフィックリムを視聴。
ロボットで巨大生物を駆逐するSFモノと思ってみたけれど、
ロボットで「怪獣」を駆逐する怪獣モノであることがよく分かった。



SFを楽しめる要素はあまりなく、という言い方は違うかな。
なぜロボットで戦うかの説明も少ないし、
なぜ怪獣が少数で襲ってくるかの説明もないし、

やはり物語が非常にシンプルなので、
ロボットや怪獣の巨大さとそのアクションを楽しむことに重点がおかれる。



巨大物の美しさ。これを楽しむ映画なのかしら。と個人的には。




『ラストスタンド』(The Last Stand)

2014年03月16日 | 映画?DVD?の感想?


シュワルツェネガー主演のアクション?刑事もの。
さすがに派手派手しいアクションはなかったものの、
いぶし銀?のような動きが楽しめた本作。
派手なアクションがないわりにサクサク話が進み、見やすかった。



ストーリーにややこしさはなく、完全懲悪のストレートな展開。
まぁ、完全懲悪なのはぜんぜんエエんやけど、
シュワちゃんを怒らすためだけに、ジェリーを殺す必要があったのか、
そこだけがやや疑問。ジェリー大怪我→シュワ激怒で、すんなりいったような。








デスパレートな妻たち Desperate Housewives

2014年03月12日 | 映画?DVD?の感想?


ニップタップを見て、またドラマ熱が出てきたので、他にも食指を伸ばしてみる。
今さら感全開やけど、デスパレートな妻たち。。



とりあえずシーズン1を総て視聴。

1.一通の手紙
2.それぞれの秘め事
3.ガラスの理想
4.女は多面体
5.招かれざる客
6.火花散らして
7.負けられない人々
8.罪の段階
9.疑心
10.もう誰も信じない
11.本当の気持
12.告白の行方
13.大人の分別
14.バレンタインの悪夢
15.偽りの自分
16.スキャンダル
17.届かない言葉
18.迷える親ヒツジ
19.孤独な旅人
20.未練の残り火
21.追い詰められて
22.別れ道
23.終わりの始まり



なかなかおもしろい。
放火、ひき逃げ、脅迫、不倫、いろんな罪がどんどん起きる、
ウィステリア通りの妻たちのプチブラックホームコメディ?って感じかしら。
特に、ガブリエル、スーザンが素敵やね。

SATC にミステリー混ぜてみましたみたいな、
そんなイメージかもしれん。
SATC も男女関係でずっとひっぱるもんで、飽きてくるもんね。

とはいえ、デスパレートな妻たちも、シーズン1を見終わった段階で、
若干胸焼けしてきている感はある。
いちいち犯罪めいているので、全体に味付が濃く、麻痺してきて、
面白さにトキメキがなくなるのよね。

いつも刺激的だと、ちょっとの刺激じゃ物足りないの。



お墓で吐いてやるわ!



あなたが父親だなんて、誰が言った?

名言が数多い。


他に、一話一話格言らしきものがナレーションされる。
こちらにも名言が多く、感心したわ。

>人間は色々な事にに対処できるが、孤独には無力なのだ。

>闇に引き込まれないためには、思いやりの火を灯すことだ。

>世の中の半分はお義理としがらみなのだ。


ホワイトアウト ケイト・ベッキンセール

2014年03月04日 | 映画?DVD?の感想?


ホワイトアウトを見た。

織田裕二のホワイトアウトのリメイク(なワケない)か?なんて思いながら、
何も考えず視聴したのであるが、ケイトベッキンセールが出ているじゃないか。



話としては、南極の殺人事件を追う刑事のサスペンス物で、派手すぎず地味過ぎず、
コンパクトに纏まってて普通には楽しめた。
まぁ、ストーリーを楽しむというよりかは、イギリスのNo,1美女と名高い刑事のサスペンス攻略っぷりを楽しむというところか。

これを普通の無名キャストだと、なかなか厳しいものがあったかもしれない。
大きく盛り上がる話じゃないからね。



ケイトベッキンセールでだいぶ加点されてる気がする。



ケイトベッキンセールといえば、アンダーワールド。あのヴァンパイアは綺麗やったもんね。
過去記事をめくってみると、アンダーワールドを見たのは、2006年か!!
もう7年も経つのか、、おじさんになったもんだ。光陰矢のごとし。



上画像パールハーバーでも有名みたいやけど、まだ見たことないな。
今度時間があったら見てみるかね。



ニップタップ NIP/TUCK -マイアミ整形外科医- season1 disc1

2014年03月02日 | 映画?DVD?の感想?


面白いというウワサはかねがね聞いていたものの、手を出さずにだらだらここまで来てしまった。
しかし、ここ最近は面白い海外ドラマにも出会っていないもんで、新しいものにも食指を伸ばしてみるべきと、ゴーストが囁くから。

選んだのはニップタップとバトルスターギャラクティカという、古い名番2種。

バトルスターは微妙やったな。。ちょっとイマイチ移入しきれない。CGシーンと、人物シーンが
ぱっちり切り分けられてて興ざめするべや。



対して本ニップタックはなかなか面白い。整形外科医の周辺に起きるモラルハザードで不道徳?なドラマ展開。
ちょっとこちらも映像が古臭いけど、、、2003年だから仕方ないかな。

第1話 クリスチャン/ショーン / Pilot
第2話 マンディ/ランディ / Mandi/Randi
第3話 ナネット・バブコック / Nanette Babcock



不道徳というか、モラルがないというか、モラルハザードというほど、モラルが破壊されているワケでもない、
現実的なレベルから、少しはみ出たくらいなのが、変に面白いのかもしれない。



ジョエリー・リチャードソンがちょっと綺麗。ケイト・マーラでアメリカンホラーストーリーを思い出して、
ケイト・マーラは若いな。。さすが2003年のドラマか。



2013年まで続いてシーズン6まであるそうなので、これはかなりの長丁場になりそうだ。。

アメリカのドラマが面白くなってきたハシリの頃なのか、
惜しい感じがプンプンする。
どこが惜しいのかと言われるとなかなか難しいけれど、惜しいんよね。
何が不足しているのか、考えながら見てみよう。

・・・スタイリッシュさかな?ちょっと古いから仕方ないのか。。




のぼうの城

2014年01月28日 | 映画?DVD?の感想?


なんだか楽しそうだったので、のぼうの城を視聴。
なんかどっかのCMで、忍城の攻防を描いた戦国モノってのは、認識してた。
忍城といえば、豊臣の北条征伐で持ちこたえた城として、有名?だもの。



ストーリーはうつけ?と思われた城主:主人公:成田長親が、
人望を武器に豊臣と戦う、そんなお話。

「坂東武者の槍の味、とくと御賞味あれ!・・・ヒヒヒヒヒ」のあたりとか、
「軍勢を差し向けられよォ!!」のあたりとか、

急にカッコ良くなる成田長親(野村萬斎)が最大の見どころ。



全体に映像が精細でカッコよく、お金が掛かっている?感がある。
水攻めのCGがえらくショボたらしいのがちょっと残念なくらいで。



あと残念ポイントが、実は頭のキレる成田長親が、豊臣との戦を選択する動機が薄いところ。
あれだけいろいろ考えられるならば、最初から戦は選ばないのでは?という
ハテナが頭をよぎる。

武士のプライドで、、とするには豊臣方の狼藉も少なく、
キャラクター的に命を賭して仁義を通すのような、感じにも見受けられない。
うーん、見受けられないことはないが、戦まで持ち込む強い動機があまり感じられなかった。

そこが残念ポイントで、あとは痛快戦国映画として、なかなか楽しく見ることが出来た。



個人的には83点くらいだろうか。。


アイアンマン3

2014年01月26日 | 映画?DVD?の感想?


アイアンマン3を見てみた。1、2となかなか面白かったので、
見てみたのであるが、ちょっと進化に苦戦しているのか、アイアンマンが量産されてて、
ちょっと、価値が下がったような。。



エンディングがカッコ良かったので、それでだいぶと加点されたイメージかな。個人的にはね。




映画 プライド 満島ひかり

2014年01月12日 | 映画?DVD?の感想?
最近のマイブームは、満島ひかりシリーズを追いかけること。
この3連休にも一つ、見てみることにした。
少女マンガ?原作のプライド。

「過激で歌劇な女のバトル」がキャッチフレーズ。



確かに、過激で歌劇なバトルが、その魅力であった。
満島ひかり以外のキャストに演技力?がなく、また低予算だったのか、
映像にも迫力がないような。



それらに加えて、脚本が悪いと、もう面白くないということにしかならないんやけど、
変に脚本がいいのか、いいというか、こってりとした分かりやすい嫉妬とプライドの話なので、
シンプルに面白かったという感想に至ってる。

主人公はお金持ちなお嬢様だが、父親の会社倒産でお金がなくなってしまう。
そして自分のプライドと戦いながら、サクセスをつかもうとしていく。そんなお話。
そこに性悪女が登場して、、、という、昼ドラ的な、そんな展開。

昼ドラって、こってりした分かりやすいドロドロで、楽しいやん?
なんだか、そんな感じで楽しめてしまった、そんな映画やった。。

下画像の満島ひかりなんて、いかにも!って感じの性悪女感全開のポージングで、小気味良い。

そうそう、満島ひかりは、主人公の敵役の、イヤな性悪女なワケやけど、
表の顔と裏の顔がビシビシと切り替わり、すっきりしててエエ感じやったかな。



盛り上がりは下画像の初デュエットシーンだろうか。
変に興奮したな。。いかんな。私もそろそろミドルな感性になってきているのかもしれない。






「私、忘れないから」





恋心を察知する





何しに来たの?




劇中のユニットSRMのCDが欲しくなってきたな。。発売してたのかな?



悪の教典

2014年01月11日 | 映画?DVD?の感想?


問題作!という広告でもなく、AKBの大島優子が批判したからでもなく、
マザーの二階堂ふみからのコネクトで見てみることにした悪の経典。

小説は評価があるのは知っていたけれど、えてして小説が○だと映画が×になるのが定石。
映画って2時間くらいやから、どうしても説明不足になるのよね。それでいろんなトコを端折って、
駄作っぽくなる。



本作も、そんな雰囲気がする映画やった。。

でも、生徒をバンバン殺していくのは、一種のアクション的見方が出来て、
それはそれなりに面白く見れたかもしれん。

しかし、サイコパスな教師が単純作業的に殺しているので、
そのアップテンポな殺しを、リズミカルに楽しむ、のが正解なのか?



本当はその裏にミステリーみたいな、糸引きがあったほうが、表も裏もハラハラして、
エエんやろうけどね、、、小説見てないからわからん。

とにかく生徒40人皆殺しなので、その疾走感溢れる猟銃劇を見た、という感想かな。

そんなに悪くなかった。。



オーディンによろしく、とか、さあ相棒、とか、
コイツ、次のゲームを始めてる、とか、
To Be Continued と出すあたりが、一番盛り上がりか。。

スマグラー SMUGGLER  おまえの未来を運べ

2013年12月16日 | 映画?DVD?の感想?


満島ひかりの映画が最近多いなぁ。レンタルリストに登録してるから当然やけど。
今回は助演ではあるけれど、スマグラーを視聴。



話としては、フニャっとしていた役者を目指していた若者(妻夫木)が、
ハードな世界に巻き込まれて、本気になるみたいな。

なんかグロいのか、シャープなのか、カッコいいのか、暗いのか、
よくわからない雰囲気がプンプンしてて、面白くないのか、面白いのか、
よくわからないまま見終わってしまった。



スローモーションになるシーンは少しカッコ良かったかな。
下記ヌンチャクをガードするシーンとかさ。



あとは、覚醒して、スーパーマンを「実演」する悪役の足を撃ちぬくシーンとかさ。
ここが最大の盛り上がりかもしれない。





小日向さんの「上良し下良し周り良し!声出す元気は気持ちよし!そりゃーーッ」も良かったかな。
何がイイってのがわかりにくい映画やったね。

THE BEACH

2013年11月20日 | 映画?DVD?の感想?
ちょっと最近お金遣いが荒く、目を覚ましたい気分だったこと。
また、今日は水曜日で見たいテレビまでぽっかり2時間空いたこと。
さらには、届く荷物が5分差で届かなかった腹癒せに?

ビリビリくる映画を見たくなったので、DVDライブラリーからザ・ビーチを視聴することに。



話としては簡単。楽園を求むる若者たちの儚い社会が、あっさりとも崩壊していく。そういう話?

一般的な非常にしっかりした視点から見るに、
楽園を求めた浅はかな若者たちよ、現実を見よ、みたいな形が、この映画の見方なんだろうと思う。

確かにおおむねそういう筋であり、そう見るとなかなかにジメジメした雰囲気で特に映画的な大盛り上がりもなく、
描写される全てに短絡的雰囲気がぷんぷんして、イライラするし、面白くないんだけれど、



個人的な解釈としては、やっぱりラストシーン。
楽園は心の中にあると呟いて、主人公がニヤリとした後、少しだけ真顔?になるところ。
ここが最大の盛り上がりなのではなかろうか。

この映画に登場する楽園に住む人たちは、怪我をした人をムゲに助けず死なせたり、夜遊びする人たちを見下したり、
ただ絵画のように美しい島で健康的に楽園を謳歌?する。

でも、楽園の社会システムは外界を踏襲してたりするし、レトルトカレーやゴム手袋を欲しがり、
外界の利便も享受したいらしい。楽園の収入源は、いわゆる黒いお金。
飾り立てた言葉で自分たちを称えたり、主人公はゲームに見立てた命がけの山歩きをしてみたり。
楽園人のリーダーは、楽園を守るため人殺しをもいとわない。



殺人事件に関わってしまった主人公や、友達が、外界で楽園の写真を見たとき、
ひと夏の思い出、、、みたいな雰囲気で楽しめてしまうのは?

フランス人(名前忘れた)が、ケガ人を見捨てる楽園人にお前ら人かよ!と問うシーン。
楽園人と対比されるべきオトナがはっぱ作りに勤しみ、人を殺す。

確かにそうかもしれん。えてして人とはそういう動きをするものなのかもしれない。

それもこれも、見えている世界こそが全てなんだ、みたいなところを
突かれている気がして、個人的には好感する映画ではある。

いわゆる狂信的な、宗教じみたということ言葉は悪いが、一旦そう考えてしまうと
その思考に支配されてしまう、それが全ての真実になる怖さというか、

そういう意味では非常に機械的な人間の仕組みをいうのを見た気持ちがして小気味いいような気がするのかもしれない。

ラストシーン近く、地球が電子基盤で表現されるシーンもあるしね。

まぁこういうことを思ったりしていること自体が、、と考えると無限ループなので、
結論的には、少しの恐ろしさをまとう人間の考え出した美しいビーチのお話って感じだろうか。








一命 ~満島ひかり~

2013年11月03日 | 映画?DVD?の感想?
ここ何ヶ月かすっかり満島ひかりブームが来ているので、
次は一命を見てみた。主役じゃないからあんまり出演目当てで見るもんじゃないと思ったけど。

主君を失い窮乏を極める武士の悲劇のお話。

妻子が病気の武士が、どうにもならなくなって狂言切腹でお武家様から金をせびろうとする。
(同情を買ってお金をもらおうとする)
狂言切腹なんてけしからん、と本当に切腹させられる。



結果、誰かが決定的に悪いワケではなく、運命の糸が悲しく交差するのを
延々と見ることになる。

ただ、敢えていうならやっぱり切腹させた武士道?が責任的には大きいのかなぁ。
金をせびりとられることすら許容して、あえて騙されるくらいが、なお格好エエような気がするが、
そもそも武士道に詳しくないので、単なる一個人の感想やけどね。



役者陣が演技派なので、雰囲気を含めて見応えはある。
個人的な好みでいえば、

千々岩求女(ちぢいわ もとめ) - 瑛太

美穂(みほ) - 満島ひかり

松崎隼人正(まつざき はやとのしょう) - 新井浩文

斎藤勧解由(さいとう かげゆ) - 役所広司

あたりが好きかな。



息子が亡くなってしまい、「申し訳ございません」と号泣連呼する
美穂(満島ひかり)がかわいそうやった。。

最後、切腹した武士の父親(市川海老蔵)が悲歌慷慨、お武家様に切り込むんやけど、
もうそこは、悲劇によって乱心した武士って感じで、なかなか好感が持てた。


窮乏を極めると人は狂気に走る(平和でなくなる)のは、今昔普遍の理だと私は思っているので、
とにかく最低ラインをクリア出来ない武士道なんて!みたいな?

まぁタイトルが一命ってだけに、どうなんかな。
武士やらなんやら、細かいことはどうでもいい。

命は何よりも重いという、そういう結論なんだろうね。


カケラ ~満島ひかり~

2013年10月28日 | 映画?DVD?の感想?


ウーマンを見てから満島ひかりブームが来ている昨今。
それでも、生きてゆくで満島ひかりの噎せ返る演技力を再発見したので、
カケラを見てみることにした。
もはや満島ひかりの演技力と魅力を目的に見ているので、最初からかなり加点されていることを理解しておく。

この映画にあたっては、シルエットがかわいいので、(女らしいシルエットではなく、女のコ※幼さという意味の。)
それでさらに加点されてのスタート。



ザッと見た感じ、カケラというタイトル通り、何かぽっかり心に穴が開いた女の子の
それを埋める何かを探す物語ってところ。

リアリティのある描写(女の子の日や口元のヒゲ、ワ○毛、リアルな下着姿etc.)が出てきて、
そういう妙なグロさみたいなものを描くことで、見る側のこちら側の日常を思い出させることで、共感を訴えようというところか。

そこに同性愛が出てきたり、セフレが出てきたり、非日常なテーマを加えて、

それで「心が穴が埋まる!?」なんて思ったりして、
でもやっぱり埋まらなくて、最後は「わからない」

ラストシーンあたり、はる(満島ひかり)の「(わからなくて)苦しいよぉ」とむせび泣くシーンが、結論なのかな。



そういうリアルと非日常を微妙にブレンドした、世界観の中で、
気持ち、というか心の揺らぎを見る映画ってところなんかなぁ、と解釈してるけれど、

視聴者を誘導するほどの、強力な感情表現がなく、(まぁこれはリアリティ?を出すためかもしれんけど)
ぼーっと見てるだけだと理解出来ない感じもある。
かなり見る側で想像しないとね。

そしていかんせんはる(満島ひかり)の背景が一切描かれておらず、微妙に入り込みにくい面がある。
そこは、見る側で想定して欲しいのか、あえて描かないことで何かを表しているのか。

ラストのラスト、女のコらしいカッコをしてみかんを手に入れるはる(満島ひかり)は、何か一歩踏み出したのか、
でも「ぎゃぁぁぁ」という絶叫が暗転時に流れるということは、やっぱり「わからない」ということなんかなぁ。

まぁかなりぼんやりしたまま進行してぼんやりしたまま終わるので、あまり考えないのが正解かな。

そういうもんやりした雰囲気を楽しむ大人の映画だと思えばいいのかね。
ちょっとぼんやりし過ぎて、面白さには欠けるかもしらん。

よくわからない絵本みたいな感じかな。違うか。


まぁまぁとにかく、最初に書いたように、結果満島ひかりを見る映画であることは絶対的であり、
それがなければかなり面白くない可能性はあるかなぁ、個人的にはさ。

演技力というよりかは、シルエット、ビジュアルやね。



全体のシルエットと



口元のヒゲ感





怪訝な顔もエエ感じやったね。

どうやら私は、不機嫌、怪訝な顔が好きらしいね。

定期的に不機嫌な顔がエエということを書いているような記憶がある。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

2013年10月14日 | 映画?DVD?の感想?


今さらながら、新劇場版3を見てみた。

はるかかなた大昔、エヴァにハマっていた時代があり、(旧劇場版公開の頃)
序・破・は、まだそれを踏襲した流れであったので、なかなか感慨深く見ることが出来たが、

これはまたびつくり仰天。あまりにSFチック(まぁEVAそのものがSFであるが)になってて、
これはこれでよかったのかなぁ。

登場人物が極端に少ないのが残念ポイントかな。
ニアサードの跡だから仕方ないのか。

身内でごにょごにょ感がハンパなく、世界を背負った人類の運命を決める・・・!みたいな、
そういう世界観がなくなったのは、良くないんじゃないだろうか。

人間のうちうちに入れば入るほど、哲学的というか、宗教的になり、
面白さはなくなるのよね。



私の昔の解釈としては、どこかの解説サイト?にあった、
「人間を含めた使途たちの進化合戦」というのがそれで、
本作でもそれはなんとか継続しているような感じに見てとれた。

神話?の用語がより一層たくさん出てきてナゾがナゾを呼び、難攻不落になっているので、
あまり理解しようとしないのがいいらしい。

そもそも、EVAを謎解きし出すと、蟻地獄に落ちるので、ライトに見よう。

私も良くない意味で大人になったもんだ。



ヴンダーがカッコ良かったなぁ。