25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

イギリスEU離脱 2

2016年06月26日 | 社会・経済・政治

またイギリスEU離脱の話です。年代別にみれば、これから社会から退場していく人々に離脱希望が多く、これから社会を担っていく若者たちに残留希望が多かった。

  将来の姿を決めていくのだから、若者にひとりにつき2票をあげればいいのに、と思う。重要なことは年寄が決めてるる、というのは民主主義国家でも同じのようだ。

 イギリスの身勝手さはもはや伝統である。アヘン戦争においても、歴史を読めばわかることだ。東欧からの移住者を安く使い、自分等が不利になってくると、もうこれ以上はいらない、と言う。イラク シリアからの難民問題が拍車をかけて、離脱派の切迫感となる。

 ロンドンではロンドン独立の署名運動が始まっているらしい。スコットランドもまた住民投票を行うことになるのだろう。北アイルランドはアイルランドと統一する方向なのかもしれない。

 沖縄だって、独立したらいいのではないかと思う。

戦争に明け暮れたヨーロッパはすでに混血が進み、そのためにこそEUを作った、と理解している。国家意識が相当薄まってきていると思っていた。いま、その反動が難民問題 によって、起こっている。借金が多すぎる日本もふくめて、なんだか不穏な世界になってきた。

 僕は消費資本主義の時代も終わりつつあるのではないかとかんがえている。もう買うものなんて先進国にはないのだ。日本は借金が多すぎ、無駄なお金をばらまいてきたから、経済成長、経済成長、といわざるをえないのだ。社会を1970年にもどしても一向にこまることなんて、庶民にはないのである。

 



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