25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

友達帰る

2017年08月21日 | 日記

で、結局、三日めにまだ酒を飲まないうちにと思い、前の日に絶対酒を飲むな、と言っておき、彼のところに行ったら、また酒を飲んでいて早い昼寝をしていた。さらに15分ほど寝かせ、ようやく近況の報告交換をしたのだった。

 朝、アイナメとカサゴを三十匹ほど釣ったらしく、昼はそれをおかずにして食べるそうな。夕方からBBQをするので、僕もさざえを持って出かけた。すると、近くの川でハゼを釣ったらしくてんぷらにしていた。みなよく飲み、よく食べない。津から来た二人の女性も参加して、朝日屋の肉を食べたのだった。これは差し入れである。

 彼はまあ、なんと言っても口下手であり、酒好きであり、時々鋭いことを言うが、友達曰く、並列に人付き合いができないらしく、尾鷲時代はぼく、中国時代はKさん、東京時代はIさんとなるのだろうか。津時代の親友は38歳で死んでしまったそうだ。その妹がわざわざ津から駆けつけて差し入れをしてくれたのである。

 別段に小難しい話をするでもなく、ワイワイガヤガヤとぼくの苦手な宴会は十時まで続き、コテンと男性どもは寝てしまったのだった。

 みんなでぼくの顔でも見に行こうと彼が提案したのだった。それは嬉しいことだが、本当は酒飲んで、いっぱい議論したかったのであるが。そんなものはぼくだけの思いなのか、ワイワイガヤガヤと帰って行ったのだった。やれやれ、一騒動が終わったと言う感じがし、さすが四十代、五十代はパワフルではあると思い、中にいた六十代二人はうまく力を抜いているようだった。

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