La selva bonita

ランダムウォークで気ままに,ガリレオ。
我々は流れ星のなりの果て。
El dia que me quieras.

反米大陸-中南米がアメリカにつきつける NO !

2018-07-18 21:29:24 | 日記
伊藤千尋 著

はじめに

第1章 中南米の新時代
1 反米化した石油大国
2 続々と誕生する左派政権
3 なぜ反米化したのか

第2章 アメリカ「帝国」への道
1 アラモを忘れるな-大陸国家へ
2 メイン号を忘れるな-域外への拡大

第3章 中南米を勢力下に
1 奪われた運河-パナマ
・運河を確保せよ
・フランスの上前をはねる
・運河のために国家を建設
・パナマの属国化

コラム-海上権力と海兵隊

2 バナナ共和国

第4章 民主主義より軍事政権
1 南米の軍事政権
2 中米紛争

コラム-米軍アメリカ学校

3 カリブ海への直接侵攻

第5章 立ち上がった中南米
1 砂糖の島-キュ-バ
2 反米政権の誕生
3 南米共同体へ

おわりに-日本へ






ラテンアメリカ文明の興亡 世界の歴史18

2018-07-16 19:30:53 | 日記
1 最初の遭遇
最初のアメリカ人
スペイン人到来
制度といして制度
スペイン領アメリカ帝国

2 インカ、百年の王国
コパカバ-ナの聖母の奇跡
王朝史
道、倉庫、チチャ
神の女
生態系群島
王家の争い

3 征服さえたインディオ
4 成熟する植民地社会
5 インカを探して
6 カリブの海賊
7 シモン・ボリ-バルとスペイン領アメリカの独立
8 ロサスとフアレス
9 ブラジル帝国

10 メキシコ革命
11 ヴァルガスとペロン
12 キュ-バ革命

13 今日のラテンアメリカ

輸入代替工業化の行きづまり
・袋小路の輸入代替工業化
・各国の長期軍政
・「汚い戦争」

アジェンデとピノチェット
・チリの国家形成
・右翼・中道・左翼の鼎立
・アジェンデ人民連合政権
・チリ軍政の経済政策
・民政復帰と経済自由化

中米紛争・債務危機・フジモリ政権
・ニカラグアとエリサルバドル
・アメリカの政策転換
・債務危機
・米州自由貿易圏構想
・フジモリ政権と消去法の政治学
・現代ラテンアメリカの混迷と展望







つづく

人類と歴史 荒川幾雄 訳

2018-07-14 22:12:22 | 日記
クロ-ド・レヴィ=ストロ-ス 著

まえがき
1952年、ユネスコ:世界の人種主義問題に関する小冊子シリ-ズ

1 人種と文化
2 諸文化の差異
3 民族中心主義
4 古文化と原始文化
5 進歩の概念
6 停滞的歴史と累積的歴史
7 西洋文明の位置
8 偶然と文明
9 諸文化の協議
10 進歩の二重の方向

クロ-ド・レヴィ=ストロ-スの業績
民族学者は、
おそらく、肉体的安楽と精神的安楽とを代償にして
そのことを学ぶである。

訳者あとがき
 

ラテンアメリカ 出会いのかたち 清水透 等 編著 

2018-07-14 20:07:47 | 日記
まえがき-疲れる、だが憑かれる、ラテンアメリカ

第1部 フィ-ルド研究者が語るラテンアメリカ

第1章 手づくりの旅
はじめに
1 旅のはじめ
2 歴史学へ、そして・・・
3 先住民社会との出会い
おわりに-「手づくりの旅」のすすめ

第2章 グアテマラに生きる人々、グアテマラに通う私-「村の崩壊」という現実の中で
はじめに-グアテマラに魅せられたにはいいけど
1 越境する人々
2 コフラディアの消滅
3 内戦の傷跡
おわりに-それでも私はグアテマラに通い続ける

第3章 歌と言葉とフィ-ルドワ-ク-ボリビアとの10年を考える
はじめに-ボリビアとの出会い
1 研究者の道へ-ひとつの分岐点
2 ケチュアからアフロへ-テ-マの変遷
3 「フィ-ルド歩き」で考える-ユンガスの村で
おわりに-青い青い空の下で

第2部 政治・経済・法律研究者が語るラテン・アメリカ

第4章 地球の反対側」では何が起こっているのか?
-チリ現代政治史の研究
はじめに-なぜ地球の反対側を研究するのか?
1 研究者としての出発点
高校世界史への違和感
「途上国」への関心
2 ラテンアメリカとの遭遇
ラテンアメリカへの転向
転機となったラテンアメリカ貧乏旅行
メキシコへの留学
3 チリ現代政治史の研究
チリとその人々
「チリ例外主義」
「民主主義の伝統」の2つの側面
4 チリ農地改革の研究
農地改革の歴史的意義
「エル・カンペシ-ノ」との出会い-地主層からみた農地改革
おわりに-日本人がラテンアメリカを研究するということ

第5章 ラテンアメリカ政治研究の重要性と魅力について
-悩める1研究者の「自分史」を手ががりに

第6章 貧困のない世界をめざして
-「エコノミスト」から「アクティビスト」へ

第7章 ブラジルそしてラテンアメリカを通じて見る法文科と法律学
-わが国と母法を共有する法受地域として-

第3部 スペイン研究者が語るラテンアメリカ

第8章 文芸誌『セルバンテス』(1916-20年)を読む
-20世紀初頭、スペインとラテンアメリカの文人たちの交流

第9章 アメリカ「発見」前夜のスペイン文学
第10章 人の移動と社会変貌

第4部 歴史研究者が語るラテンアメリカ

第11章 「アステカ学」へのアプロ-チ
第12章 メキシコの密貿易に魅せられて
第13章 3,000里の彼方コウスタリカとメキシコでプロテスタントの歴史を追う
第14章 古文書が紡ぐ物語

 







ラテンアメリカ500年 歴史のトルソ- 清水 透 著

2018-07-08 21:05:54 | 日記
はじめに 歴史は何のため? 誰のため?

「常識」としての「歴史」
誰のための歴史?
リアルな歴史
自分の過去を振り返る


第1話 インディオ世界との出逢い
上から目線・下から目線
チャム-ラという村
ロレンソ一家と樸
村に入るということ
「常識」という名の無知
プロクルステスの寝台

第2話 「ラテンアメリカ」、そして3つの「場」
アカデミズムと「ラテンアメリカ」
「我々のアメリカ」
憧れの「ラテン」
地名から置き去りにされた人々
ラテンアメリカと3つの「場」
第1の場-先住民社会への寄生性と差別性
第2の場-「野蛮」への恐怖
第3の場-世界的な人種混交の場

第3話 「自然空間」としての「新大陸」
一体化の契機
太平洋航路の発見と地球の一体化
世界史へ組み込まれる日本
世界は2人の王のもの
「幻想領域」としてのアメリカ大陸
「文明」か「自然」か
自然の一部=インディオ
人口の激減とインディオの「保護」
2つの社会への分離
放置される「自然」

第4章 「野蛮」の捏造と「野蛮」への恐怖
豊かな「楽園」
生贄を捧げるインディオ社会
カニバリズム
日本に到来した野蛮のイメ-ジ
その頃ヨ-ロッパでは
「野蛮」への恐怖
他者に取り囲まれた「文明」

第5話 植民地の秩序形成
征服戦とインディオ
激減する先住民集団間の関係
植民地都市の形成
兵力から都市の防御へ
植民地都市の排他性と寄生性
造り変えられる村
インディオ社会の近代性
秩序の揺らぎ
インディオス・アミ-ゴスの二面性
「境界領域」としてのインディオス・アミ-ゴス
歴史を規定する「境界領域」

第6話 精神的征服
カトリック界の救世主=「新大陸」
「死者の手」とカトリック内改革派
最初の12人と精神主義
鉱山開発の尖兵
潤滑油としての教会
イエズス会王国と王様
情報の玉手箱

第7話 抵抗の2つのかたち
抵抗のさまざまなかたち
武力による抵抗
甦るつまがり、隠れた情報網
「逃亡」という名の抵抗
逃亡奴隷の脅威
逃亡奴隷社会に貢納を
現代史を規定した「逃亡」

第8話 もうひとつの抵抗のかたち
「共生」という名の抵抗
敬虔なカトリック信者?
太陽と月、そして聖人たち
役職者と村の司祭
「仲間の動物」と人のいのち
呪医の世界
十字架と土偶
許された自己再生
権威の象徴と心の故郷

第9話 「近代」の実験場アメリカ大陸
領有と包摂、差別化と寄生性
非宗教的基準の拡大
実験場としてのアメリカ大陸
経験と蓄積と伝播
南から北へ
北から日本の近代化へ
近代を渡り歩いたメノナイトの今
近代と「つり合わない軛
メイナイト、お前もか


第10話 独立と白色国民国家構想
独立運動の契機
植民地性を引き継いだ国家領域
揺らぐ英雄像
ジャマイカからの手紙
生来資質に優れた白人
「野蛮」への恐怖
西欧近代思想とボリバル
白人優越主義と近代科学の合流
望ましい人種から望ましい国民へ

第11話 野蛮の清算、そして白色化
包摂される「野蛮」、分散される「野蛮」
「野蛮」の抹消
消えぬ「野蛮」への恐怖
白い血による近代化 
奴隷労働力に代わる東洋人移民
アカコヤグアの今

第12章 近代化のなかの先住民社会
「子羊」から国民へ
「死者の手」に握られた富
「死者の手」からの解放
無所有地とされたインディオの土地
アシエンダ内村落と「自由村落」
住みつづけるなら働いてもらう
「建国の父」フアレス

第13章 白い資本と村
中心と周縁
白い資本による近代化
バナナ王国の成立
コ-ヒ-・プランテ-ションの拡大
「叛乱インディオ」の奴隷化
エンガチェ制
農園内の売店と債務奴隷制
なぜコ-ヒ-だけが?
祭りと労働
資本主義と共同体
しかし現実は

第14話 軍事独裁と裏庭化
軍事独裁とカイウディイスモ
欧米による軍隊の近代化とミリタリスモ
例外としてコスタ・リカとウルグアイ
米国による派遣確立への第1歩=バナマ支配
夢の架け橋トボロンボ
キュ-バの保護国化
親米軍事独裁と「裏庭」の完成
社会主義思想の到来
「土着マルキスト」マリアテギ
グアテマラ、いっときの春

第15話 
反独裁と革命の大衆化
サパ-タと農地解放
結実した1917年憲法
結実した1917年憲法
カルデナス政権と社会主義
部会制の成立と軍事の排除
大衆動員と国有化
村の復活
村ボス=カシ-ケ支配と「村の伝統」
大衆動員の制度
「自分探し」と「死せるインディオ」
「後進性」の象徴「生けるインディオ」

第16話 大弾圧の時代から民主化へ
キュ-バ革命と新時代の到来
激動へのうごめき
再び、いっとときも春?
9.11と大弾圧
グアテマラにおけるエスノサシド
民主化の風
人道に対する罪
モンロ-主義の終焉
孤立するアメリカ

第17話 液状化の今
500年の重さ
麻薬の広がり
コロンビアと麻薬戦争
コロンビアからメキシコへ
最後の「伝統派」村長
「伝統派」の権威の崩壊
国境を越えるインディオ
国際化するマイノリティ-
「ボリビア多民族国」
サパティスタが問いかけたもの

おわりに
500年の歴史に何をみるか