酒蔵徒然日記

人と酒は切っても切れません。飲み過ぎはいけませんが楽しく酒が飲めることは幸せなことです。酒造りをする社長のブログ。

吟醸の試験醸造

2005年10月22日 | Weblog
いよいよ酒造りが始まりました。今年は天気に恵まれよい米が獲れいい酒が造れそうです。早くから始めているのは今年長野県酒造組合製造技術プロジェクト委員を仰せつかり酒米と酵母の傾向を試験醸造することになったからです。ですから一番最初の仕込みは大吟醸ということになります。少量の仕込みですのでほかのものと同時に造りある程度の数量にして作業を進めております。なかなか気を使う仕事で結構大変です。しかも12月には県内の杜氏さん方に報告できるようにしなければいけない為失敗は許されません。
大変ですが造りの厳しさを改めるにはよい機会となりました。

長野の酒メッセ2005

2005年10月20日 | Weblog
昨日、長野市のホテルメトロポリタンにて酒メッセが開催されました。私は主催の長野県酒造組合若葉会の委員ですので直接ブースにてお客様の接客ができず杜氏である弟が対応されていただきました。今回お燗酒の提供をさせていただきましたがこれが大好評でした。たくさん飲んでいただきたいのですがお酒は適量ほどほどにお願いいたします。
会場まで来ていただきましたお客様は約2000名ほどでした。
これからもお客様に喜んでいただける酒造りをしていきたいと思いますので宜しくお願いいたします。

権兵衛トンネル

2005年10月16日 | Weblog
昨日と今日は伊那市みはらし農業公園の権兵衛トンネル開通まえのイベントにて試飲販売をさせて頂きました。昨日は雨の中、今日は晴天でしたが多くのお客様にお越し頂きありがとうございました。開通前のトンネルを伊那と木曽からバスでお互いにお客様が行ったり来たりするということでしたが関心の高さからか発券前には行列ができ満席になってしまいました。今まで中央アルプスという山でしきられた地域(かなり険しい権兵衛峠はありましたが)が簡単に行き来できることはまさに現代の日本のすごい技術であることは間違いありません。来年2月には開通するトンネルはお互いの地域の今後を発展させてくれればいいと思います。

長野県原産地管理呼称制度認定

2005年10月13日 | Weblog
昨日長野市にて長野県原産地管理呼称制度における清酒、焼酎の認定審査会が行なわれました。私的に市販酒の審査に出席したのは初めてで出品酒も130点以上ありなかなか大変でした。認定に対する権限のないオブザーバーでしたが審査員は県内外で活躍されている業界では有名な方々ばかりで緊張しました。
このたびの審査において弊社では井の頭(純米吟醸)、(純米酒)と焼酎 井の頭米焼酎が認定されました。
今後も良い酒造りをしていかなければと感じる一日でした。


いよいよ酒造り

2005年10月12日 | Weblog
すっかり秋らしい季節となりました。朝夕は寒いくらいで日が暮れるのも早くなりました。蔵では掃除が行なわれ酒造りの準備が着々と進められています。ついこの間、春だと思っていましたが秋になっていました。新酒もすでに熟成し秋あがりのお酒になっていました。今日は午後から長野県原産地呼称管理員の清酒、焼酎の審査会があります。県庁の方からオブザーバーとして出席を求められ行くことになりました。先日は長野県の品評会、来月は関東信越国税局の鑑評会とこの季節は色々あります。どれも良い酒が出てくるので楽しみな季節です。また今年も良い酒が造れるようがんばりたいと思います。