Manaboo 電子政府・電子申請コラム 

電子政府コンサルタントの牟田学が、電子政府・電子申請、その他もろもろ、気まぐれにコメントしてます。

新党乱立は電子政府にとって悪くない

2010年04月29日 | 電子政府
電子政府の関係者と話をする際に、政権についての話題が増えてきました。

今回は、作者自身の政治的なスタンスを表明しておきたいと思います。


政権交代時は、「民主党では、電子政府が止ってしまう」と心配する声が多かったですが、最近は、「民主党は大丈夫かいな」「いよいよ、やばいんじゃないか」といった声が多いようです。

関連ブログ>>政権交代で電子政府は変わるのか、民主党に期待すること

そんな中、新党も乱立していますが、個人的には、こうした動きは歓迎です。

与党には与党の役割があり、野党には野党の役割があると思いますので、「電子政府」に関しても、それぞれに期待するものが違います。


作者の場合、特に支持する政党はありません。

いわゆる「浮動票」というやつです。

日本や電子政府を良くしてくれそうな政党や政治家であれば、別にどこでも良いのですね。

昨年の衆議院選挙では、マニフェスト等を比較した上で、比例代表は「みんなの党」に、小選挙区では「民主党(の候補)」に投票しました。

夏の参議院選挙でも、同様にマニフェスト等で政策や実現可能性(実行力)を吟味した上で、投票したいと思います。

電子政府の次世代戦略マップで書いたように、電子政府を表面的にいじっても良くなりませんので、公務員制度改革や地方分権にきちんと手をつけてくれる政党や政治家を選ぶつもりです。

多くの問題と同様に、電子政府でも中・長期の視点で考えることと、短期の視点で考えることがあります。別の言い方をすれば、
・コツコツと地味に続けるべきこと
・集中して一気に実行するべきこと

このあたりをバランス良く提示してくれる政党があれば嬉しいのですが。。。


電子政府について特に言及してこなかった民主党も、議員連盟によるマニフェスト案「情報通信八策」などが出てきました。

作者も、近いうちに上記の「電子政府の次世代戦略マップ」を更新すると共に、「新しい日本全体の情報システム」を描いてみたいと思います。

関連ブログ>>国家戦略としての電子政府を、電子政府はICT政策ではなく行政改革そのものである橋下知事が描く「新しい国のかたち」、自治体と国が共同利用できる行政データベースを作ろう


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