Manaboo 電子政府・電子申請コラム 

電子政府コンサルタントの牟田学が、電子政府・電子申請、その他もろもろ、気まぐれにコメントしてます。

前日の閲覧数
1798PV
+SHARE
Twitter Facebook RSS

2012年03月の記事一覧

メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故

メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故
大鹿 靖明 (著)
講談社


100人以上の関係者への取材を基に書かれたと言うドキュメント。

東日本大震災による福島第一原発事故の発生から、菅内閣の崩壊までを描いています。

単純に読み物として面白かった。

まず思ったのは、「人間は普段から練習や訓練していることしかできない」ということ。

緊急時の対応手順が整備されて、かつ定期的な訓練をしていない限りは、首相が誰であっても、結果はたいして変わらなかったと。自衛隊が活躍できたのは、やはり訓練の賜物であろうと。

で、次に思ったのが、「東京電力経済産業省原子力安全・保安院原子力安全委員会資源エネルギー庁、大手銀行、族議員など、全て同じ穴のムジナであり、五十歩百歩である」ということ。

こうしたガバナンス体制(無責任体制)が続く限り、原子力発電であろうと再生可能エネルギーであろうと、税金の無駄遣いは無くならないし、事故の教訓を生かした危機管理は望めそうにありません。

日本のエネルギー事情を見ても、日本が原子力発電無しにやっていくことは難しいですが、現在の状況を考えると段階的な廃止もやむを得ないでしょう。もちろん、原子力発電を停止することによる(痛みを伴うであろう)リスクを国民は引き受けなければいけません。

現実的な路線としては、再生可能エネルギーへ継続的に投資すると共に、石炭・石油・天然ガスなどの主要エネルギー割合を調整しながら、そのために必要なインフラ整備をし安定供給を確保していく。同時に、競争を促進してイノベーションが起こりやすい環境を整備していくといったところでしょうか。

いずれにせよ、抜本的なガバナンス体制の改革が無ければ、全ては絵に描いた餅になってしまうのですが、その可能性が高いというのが悲しいかな今の日本なのでございます

e-Gov電子申請システムの利用者向けアンケートを実施中、利用者視点のサービス向上を目指して

総務省行政管理局で運用している「電子政府の総合窓口(e-Gov)」で、e-Gov電子申請システムの利用者向けアンケートを実施しています。 アンケート結果は、利用者の視点に立った使い勝手の向上等の参考にするそうなので、利用されたことがある方は、ぜひご協力ください。 e-Gov電子申請システム 利用者向けアンケート https://shinsei.e-gov.go.jp/Questionnaire . . . 本文を読む

つぶやき電子政府情報(2012年3月26日)

不正アクセス行為の発生状況及びアクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況http://bit.ly/GVvQDN不正アクセス禁止法第7条第1項の規定に基づく発表。平成23年中の不正アクセス行為の認知件数は889件で、前年と比べ996件減少。行政機関の被害はごくわずか(1%未満) 地方公共団体における行政改革の取組状況に関する調査結果(平成23年12月1日現在) http://bit.ly/GZ . . . 本文を読む

技術とお金があり過ぎた日本の電子政府

池田信夫氏のブログに優秀な技術者と無能な経営者というエントリーがありました。電子政府においても、「技術者が優秀だから経営者が無能」とまでは言いませんが、日本の技術力が電子政府に与えた影響は少なく無いと思います。 ITバブルが膨らむ中で、電子政府への期待も大きかった2000年前後において、日本の電子政府は明らかにオーバースペックで高機能・高コストでした。日本で作られる電子政府サービスは、諸外国の同 . . . 本文を読む

自分のアタマで考えよう、日本の中高生に読んで欲しい

自分のアタマで考えようクリエーター情報なしダイヤモンド社 著者は、Chikirinの日記で有名な、ちきりんさん。 興味本位で読んでみたら、想像以上に面白くて感銘を受けました。 できれば、中学校や高校に「実社会」という科目を作って、その教科書に本書を使ってほしい。 考えてみれば、自分の仕事も、自分のアタマで考えている時間はごくわずかで、その大半は情報収集や分析。 けれども、情報収集や分析 . . . 本文を読む