「芝生」~管理のポイント
〔芝の品種〕ティフトン種~夏場の成育が旺盛。成長点は低い。
春 地上部がに枯れ込むが、宿根性のティフトン種は再び緑を蘇らせる。
夏 成育が旺盛。この頃の芝刈りは、週1回が適当。
夏の炎天下でも、自動灌水が効いているので、別途の水やりは不要。
ただし、茶色に変色する部分が見られる場合は、専門業者に連絡する一方、
その部分にホースで数分間水を流す。
秋 成育が鈍る時期の雑草抜きは、抜いた後に穴ができると、雑草の種が入りやすく
なるので、注意が必要。穴には、専用の「目土」で埋める。
「目土」は、川砂(細目)が適当。
冬 枯れ込むが、ティフトン種は宿根性のため、春には再び芽吹く。
校庭の場合は、冬に緑を保つ冬芝(1年草)の種がまかれるが、本校は屋上のた め、この作業は行わない。
〔施肥〕年間3回程度、管理業者により行われる。
〔除草〕春先の除草開始は、4月初旬とする。
・4月~6月は、週1回の除草を目標とする。
・除草時の穴は、専用の「目土」で埋める。この作業は、芝生に対するエアレーション効果を生み、
芝生の活性につながる。
・「芝刈り機」作業は、週1回を目標とする。草丈が約10㌢未満では、約30分で終了する。
草丈が伸びすぎると、駆動軸に絡み、3時間以上かかっても終了しない。
〔雑草〕春先の3月ごろから、芽が動き出す。
主な雑草の種類
・メヒシバ~平成28年は、大発生を許し、芝刈りに苦労。
・スズメノカタビラ~メヒシバの小型の形状。草丈5㌢程度で、種を付けるので注意。
・タンポポ~全て、西洋タンポポ。
・ミツバ~ほふく性で、面で広がる。
・コニシキソウ~ほふく性。平成28年の張り替え前は、広く繁殖。張り替え後は、発生しない。
芝生の育成産地により、発生の有無が分かれる。