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自然・環境・フィットネス・コミュニティ

カエル観察で、北区の小学校と幼稚園がダブル受賞

2008年03月16日 | 自然回帰・カエル

01  北区立梅木小学校は、池に住むカエルの観察記録で、6年生の「全国こども科学映像祭」(日本科学映像協会ほか主催)の文部科学大臣賞を受賞しました。 

 併設する、区立うめのき幼稚園も、「ソニー幼児教育支援プログラム」(ソニー教育財団主催)の、最優秀プロジェクト賞を受賞しました。いずれも、身近な生き物に関心をもち、環境を守る活動に発展させたことなどが評価されました。

 同校・同園の荒木康子校園長は「なぜ学校の池にカエルが多くいるのかという疑問から始まった。身近な自然から子供たちが感動市、環境をどうすればよいかを考えるきっかけなってよかた」と話しています。取り組みは、今後も保護者や地域の住民を巻き込んで、続けていきたいということです。

 (参考 2008.1.23 朝日新聞)

 私たちの地域の小学校のミニ水田にも、3月16日にカエルが産卵をしました。今年でもう5年ほど連続の産卵になります。


今年は、「国際カエル年」…

2008年01月29日 | 自然回帰・カエル

 今年は、国際自然保護連合(IUCN)と世界動物園水族館協会(WAZA)が提唱する「国際カエル年」です。

 今、カエルやサンショウウオなどの両生類が危機的状況にあるといわれています。

 上野動物園、多摩動物公園、井の頭自然文化園、葛西臨海水族園では、一年を通して情報発信やイベントなどを通して、両生類がくらし続けていくことのできる環境の保全に取り組んでいきます。

 カエルは、皮膚から色々な物質を吸収するので、とても環境に敏感です。

 中南米で広がっているカエルの「ツボカビ病」は、カエルの皮膚の機能に障害を起こします。

 「ツボカビ病」が広がった原因は、病気を持っていた「アフリカツメガエル」(陸に上がらず、水中に棲む)が、人の妊娠検査薬に使われたためといわれています。

 (参考:2008.1.21 NHKラジオ)