二十歳を過ぎたころ

小さなことに一喜一憂する二十歳を過ぎた学生の軌跡。
→いつの間にか社会人4年目。二十歳を過ぎたころからのブログです

就職活動終了

2009年02月19日 13時13分23秒 | 日記
遅くなりましたが……。
先週の土曜日に最終面接があり、その場で内定を頂きました。熟考し、周囲に報告することで気持ちを固め、今週火曜日の午前、内定を受諾しますという連絡をしました。就職活動を終了します。応援ありがとうございました。就職先は、地元の中小企業です。









面接の緊張感が残っているのか、研究室の同期5人がまだ決まっていないために研究室での振舞い方が難しくなったからか、決まったとはいえ解放感はそれほどでもない。ドラマチックな展開とは程遠く、静かに始まった就職活動は始まりよりも静かに幕を閉じた。

就職支援サイトに情報を掲載した企業であっても、昨年秋のリーマンショックに始まる激震が影響したのだろう、「2010年度の採用は見合わせる」とする企業がいくつかあった。バブル崩壊後に採用を中止した企業は知識や経験の伝承において人材の断絶が致命的であったことを学んでいるはずだ、いくら景気が悪くなったからといっても採用人数に大幅な影響は無いに違いない、とする一縷の望みが叶ってほしいと心から思う。

本当にこの企業でいいのか、もっと就職活動を続ければより自分に合った企業が見つかるかもしれない、という類の不安は拭えない。かと言って他社の選考に参加し、面接で干されて不採用の連絡を頂いたから、最初に内定を頂いた企業に決めるのか。それも何か、違う気はする。よく言えば慎重、悪く言えば優柔不断な性格がここでは悪い方に働いている気がする。

ただ、近しい人から祝福の言葉を頂くことで、気持ちが固まることもある。それほど人は単純ではないし、強い生き物ではない。最近はそう思える。

気持ちを固める過程の中に、今後予定していた会社説明会などをネット上でキャンセルする手続きがある。他の日はすべて「満員」だった企業の説明会の参加をキャンセルしてから数分後、自分が空けた椅子は埋まっていた。深夜だったにも関わらず、キャンセル待ちがないか確かめるために何度も予約ページを確認する志望者がいる。目の前の画面で見せられると、迫力をもって実感してしまった。説明会参加が選考に必須であったためである企業だった、とはいえ。複数の内定を取らず、確保した席を速やかに空けることぐらいが、私にできる最後のささやかな貢献です。今後の皆様の就職活動・採用活動の順調な進展を心よりお祈り申し上げます。

祝日の雨

2009年02月11日 18時35分08秒 | 日記
昔はあまりあてにならなかった天気予報というのはこの頃は当たるものです。夕方から東海地方の天気は崩れるでしょうという予報はどんぴしゃり。車が走る音の中に雨水の気配を感じます。

今日は祝日、建国記念の日。建国記念日だと思っていたけれど、違ったようです。しかし何故か大学にいます。ええ、要領の悪い修士ですから。



昼に1つ、会社説明会に行く。就職活動を始めたときの緊張感はどこへやら。本当にいつまでたっても律することのできない自分の弱さを痛感する。

後輩が卒論と卒論発表に右往左往しているのを見ると、あれから1年も経ってしまったのかと思わずにいられない。何が残せたのだろう。もっと頑張れるはず。そう心を奮わせても、祝日の雨に冷やされるようで、集中力が続かない。単に弱いだけだと思う……けれど。

偶然にも同期6人中5人がお茶部屋に集まった。1人は元々欠席。あまり協調性の無い自分の学年はそれぞれが結構勝手に就職活動をしているような気がするけど、もしかしたらそう思っているのは自分だけかもしれない、などという寂しい考えは捨てておく。最近どこ受けた?面接まで進んだとこある?遅いよねうちら、え、もう~~ちゃん決まったの?ねー、どこか1つ決まると楽になると思うんだけどねー、最初の面接があれだと今後緊張感が保ちにくい気がしてさ、ねえ、うん、と、話は尽きない。不安を傍らに置いて、逃げず、認めて、できれば宥めておだてるぐらいの余裕を持てる人が強い人だと思っている。年々長くなる就職活動期間を曲がりなりにも通ってきた来年の新入社員は、それなりに己の力量を把握しているんじゃないか、と言ってみる。

やること:
研究概要A4一枚にまとめる
実験
後輩の卒論添削
最終面接対策
学会予稿2つ
土曜天然物セミナー準備
教科書新調の提案書作成
筋トレ


疲れて乾燥した心を落ちつけるような、穏やかな雨でありますように。御足下、どうぞお気をつけて。

着慣れないけどsuit

2009年02月02日 20時17分47秒 | 日記
最近の出来事。

(1)この時期にニコニコ動画を観るのは大変よろしくない。

(2)セットで、と頼んだ後、同期と偶然会って喋っていたら、ライスの量はどうされますか?という声を完全に無視したらしく、直後に指導教員に小突かれる。

(3)力が出ない、これは飯が足りないのか?と思って晩ご飯を少し多めに食べてみるものの、特に変わらず。足りていないのは飯ではなく睡眠時間だと悟る。

(4)会社説明会に行き過ぎると、何をやりたいのか分からなくなってくる。

(5)説明会の帰りの電車の車掌さんのきびきびとした動きに見とれる。

(6)実験がうまくいかない。やっても意味ないよねそれ、的なことを言われる。いやしかし、つまらなくても、データとしては必要なんじゃないですか、と言いたいのを我慢し、結果、生成した苦笑い。

(7)隣の後輩がインフルエンザにやられたらしい。お大事に。

(8)今週は私服を着る機会が土曜しかない。

(9)TOICAは便利。

(10)A館東のエレベーターの工事が始まる。下る途中でガガガガッと音を立てていて、妙に移動が遅かった古いエレベーターは、どう生まれ変わるのだろう。施工の元締めは日立ビルシステム。稲沢万歳。

(11)ローソン100で売られている柿ピーから離れられない。

(12)先輩・後輩の修論・卒論が佳境。てんやわんやの中でうまいこと就職活動に逃げる自分。「最近実験どう?」っていう質問が来るんじゃないかとひやひや。

(13)靴の汚れを取ろうとしてエタノールを沁み込ませたティッシュで拭いたら、予想外に汚れが取れた。調子に乗ってアセトンを使おうと思ったけど、止めた。止めて正解だったと思う。

(14)ユニクロのヒートテックを開発した技術者集団はすばらしいと思う。

(15)もう1月が終わってしまったことにビビる。



寒くて乾燥した気候が続きます。どうぞお体大切に。