アフリカ・ユーラシア見聞録

むかしむかしあるアフリカで・・・

タイムスリップ(マプト:モザンビーク)

2005-06-29 15:41:16 | 1st 南部アフリカ
モザンビーク


 


2005.06.27(月)-29(水)

 南アの首都プレトリアを夜行バスで出てモザンビークの首都マプトに到着。

国境
 


 到着して街に出ると早速嬉しい出会いがあった。自転車で世界を周る藤氏(リンク先「藤暁之の世界一周自転車の旅」を参照)との出会いだ。

 彼はチュニジアスタートでアルジェリア、モロッコと経て西アフリカ、中央アフリカを下りここに来ていて、エジプトをスタートに東側を下って来た私と丁度逆ルートになる。

 情報の少ない西、南アフリカを先に周っている男との出会いは有意義な物だ。

 早速マプト観光を彼と一緒にしつつ、お互いの情報を交換し合っていく。


 マプトは想像以上の都会だった。

 

 

 


 だが、プレトリアを見た後ではその老朽化した部分も目立つ。
 旧宗主国がポルトガルであり、かの国の統治能力の低さや、独立に対するケアの悪さから内戦が続き、国が疲弊しているのが見て取れる。

 街並は70年代といった趣だろうか?

 

鉄道駅
 

古い建物も多いが南アのような威厳を持った姿というよりもそのまま朽ちていく途上といった感じ。
 

 

 

 

旧要塞にマーケットエリア
 

デザイン教会(写真以上に実物はボロい)にモスク(こちらは新しい)
 

街中に放置されたスクラップ車、そしてちょっと市の中心を外れるとこんな感じ。
 


 またマプトは湾にある都市だ。我々はボートに乗って対岸に行きマプトの景色を眺めた。

 



対岸のビーチ、そして現役のバス
 


 この国ではATMは使えない。普通に両替商へ行って替えるだけだ。南部アフリカでATMが使えないのもここが初めてだった(ジンバブエは使えるが闇両替とレートの差があるので誰も使わない)


 マプト・・・


 比較的整っていた南部アフリカの諸国で久しぶりに昔を感じさせる。

 そんなタイムスリップしたような街だった・・・