平成21年7月10日(金)
万田坑とは荒尾市にあった三池炭鉱の優秀な炭鉱の名前です。1951年に閉坑しています。このほど「九州・山口の近代化産業群」のひとつとして、世界文化遺産候補になりました。市の広報に標題の「おもしろ講座」開催の記事が載っていたので応募しました。定員は20名です。
会場は万田炭鉱館です。万田坑を模して作られています。

館内にはこのような展示コーナーが設けられ、往時を偲ぶことが出来ます。


講座の日程です。
7 月5 日(日) 映画上映「三池―終わらない炭鉱(やま)の物語」
7 月19日(日)「万田坑を知ろう!」講師: 荒尾市教育委員会社会教育課
8 月9 日(日)「万田坑をめぐる世界遺産の動きと課題」講師: 熊本県教育庁文 化課世界遺産登録推進班
8 月23日(日)「万田坑と三池炭鉱の近代化遺産」講師: 大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ
9 月6 日(日)「万田坑と三池炭鉱の歴史」講師: 九州大学名誉教授・東定宣昌
9 月20日(日) 「観光ガイド術について」 講師: 未定
10 月4 日(日)現地研修「三池炭鉱のすべて」(マイクロバス利用)講師:大牟 田・荒尾 炭鉱のまちファンクラブ
10 月18日(日)現地実習「万田坑の特別公開とガイド体験」講師:万田坑ファ ン倶楽部(受講生はガイド体験をします)
なお選択科目として7月20日(月)に「船と陸から見る三池港周辺の近代化遺産」があり参加することにした。
現在、登録された万田坑第二竪坑などは補修工事中で、中には入ることが出来ません。

以下の3枚は3年前に撮ったものです。

古いトロッコも当時のままの姿を残していました。

初日は「三池―終わらない炭鉱(やま)の物語」(熊谷博子監督)と言うドキュメンタリー映画を鑑賞しました。大牟田市・大牟田市石炭産業科学館の企画・制作です。熊谷監督の「自治体がまちの歴史と向き合い、記録映像を残すという、全国でもあまり例のない取り組み」だと述懐するような経過があります。
その期待に応えた重みのある映画でした。

三池炭鉱にはいわゆる負の遺産と言われる囚人労働、強制連行、争議、事故の問題がありますが、今までほとんど表面的にしか見てなかったものを改めて学び、近代産業を支えてきた歴史に迫ることが出来ればと思っています。
市の広報をつぶさに読まずに応募したのですが、この講座は「万田坑の世界遺産登録を市民の力で応援するために・・・来年春からのガイドができる基本的な技術を身につけ・・・万田坑のガイドをやってみたいという初心者を対象」にしていると明記されているではありませんか。
今更後には引けません。講座だけは続けますが、さて「後はどぎゃんなっときゃなろたい」(後はどうなるのでしょうよ。)

万田坑とは荒尾市にあった三池炭鉱の優秀な炭鉱の名前です。1951年に閉坑しています。このほど「九州・山口の近代化産業群」のひとつとして、世界文化遺産候補になりました。市の広報に標題の「おもしろ講座」開催の記事が載っていたので応募しました。定員は20名です。
会場は万田炭鉱館です。万田坑を模して作られています。

館内にはこのような展示コーナーが設けられ、往時を偲ぶことが出来ます。


講座の日程です。
7 月5 日(日) 映画上映「三池―終わらない炭鉱(やま)の物語」
7 月19日(日)「万田坑を知ろう!」講師: 荒尾市教育委員会社会教育課
8 月9 日(日)「万田坑をめぐる世界遺産の動きと課題」講師: 熊本県教育庁文 化課世界遺産登録推進班
8 月23日(日)「万田坑と三池炭鉱の近代化遺産」講師: 大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ
9 月6 日(日)「万田坑と三池炭鉱の歴史」講師: 九州大学名誉教授・東定宣昌
9 月20日(日) 「観光ガイド術について」 講師: 未定
10 月4 日(日)現地研修「三池炭鉱のすべて」(マイクロバス利用)講師:大牟 田・荒尾 炭鉱のまちファンクラブ
10 月18日(日)現地実習「万田坑の特別公開とガイド体験」講師:万田坑ファ ン倶楽部(受講生はガイド体験をします)
なお選択科目として7月20日(月)に「船と陸から見る三池港周辺の近代化遺産」があり参加することにした。
現在、登録された万田坑第二竪坑などは補修工事中で、中には入ることが出来ません。

以下の3枚は3年前に撮ったものです。

古いトロッコも当時のままの姿を残していました。

初日は「三池―終わらない炭鉱(やま)の物語」(熊谷博子監督)と言うドキュメンタリー映画を鑑賞しました。大牟田市・大牟田市石炭産業科学館の企画・制作です。熊谷監督の「自治体がまちの歴史と向き合い、記録映像を残すという、全国でもあまり例のない取り組み」だと述懐するような経過があります。
その期待に応えた重みのある映画でした。

三池炭鉱にはいわゆる負の遺産と言われる囚人労働、強制連行、争議、事故の問題がありますが、今までほとんど表面的にしか見てなかったものを改めて学び、近代産業を支えてきた歴史に迫ることが出来ればと思っています。
市の広報をつぶさに読まずに応募したのですが、この講座は「万田坑の世界遺産登録を市民の力で応援するために・・・来年春からのガイドができる基本的な技術を身につけ・・・万田坑のガイドをやってみたいという初心者を対象」にしていると明記されているではありませんか。

今更後には引けません。講座だけは続けますが、さて「後はどぎゃんなっときゃなろたい」(後はどうなるのでしょうよ。)

ありませんでしたが
綺麗な会館があるのですね
是非一度くらいおじいさんを連れて
皆で行ってみたいと思います^^
(主人に頼み込もうかな)(笑)
ガイドさん きっとどんこさんなら
ばっちり説明できそうです
フレーヾ(゜▽゜ゞ)( シ゜▽゜)尸_フレー
取り置きの3枚の写真、
オーソドックスの写真でありますが、何かもの悲しさを誘うものがあります。
半年ほど前、
栃木県・足尾銅山の廃墟、骨組みだけが残った産銅場、傾いた社宅、ニューっと立つ煙突、多くの祖先の墓地、見学し終えてまともには見られない場所もありました。
世界遺産候補にこれからますます拍車がかかるでしょう。
「万田坑を知る講座」面白そうです。
色々と多方面からの講師、地に着いた学習のようですから、きっとどんこさんも、にわか仕込みではありますが、立派な万田坑を世界遺産に盛り上げる推進員としての磨きをかけたことでしょう。
北海道に夕張炭鉱がありました。
やはりここも廃坑になり、そこで働いていた人が同系の会社の製紙会社で(東京)働くことになった。
いま駐輪場で息子さんが一緒に働いていますが、幼少の頃の夕張を語ってくれます。
廃墟の中に歴史あり!
さっそうと≪世界遺産に≫
登場する日を待ち望んでいます。
説明も間の取り方もお上手なので
是非お引き受けになる事をお勧めいたしますよ
ちょっと楽しみです
リニューアルオープンの予定ですが
万田炭鉱館や資料館は
今でも見られますよ。入場無料です。
どちらかと言えば、万田炭鉱館の方が見学し甲斐があります。
資料館の貧弱さにはがっかりしました。
ガイド講座だったとは、ほんと青天の霹靂でした。
強者どもが夢の跡と言うには
あまりにもわびしい変わりようですよね。
三池炭鉱にも相通ずる悲劇やマイナスイメージが
つきまといますが、
今こうして歳月の経てふり返ると
働いてきた多くの人々の汗と涙の歴史を礎として
新たに生きていこうという
市民の息吹を感じます。
またそうあらねばと思っています。
今はバラバラになっていますが
かつて、中学のどんこの級友の4人に1人は
炭鉱関係者でした。
夕張に通じるものがあります。
これからも関連する記事をアップしますので
どうぞよろしくお願いいたします。
木にも登りかねないどんこですよ。
ウッソとお思いでしょうが、ガイドのことは
全く目に入りませんでした。
「おもしろ講座」の「おもしろ」にのみ視線が集中していました。
挨拶の中で何で「ガイド、ガイド」と言われるのか
不思議に思っていたほどのノーテンキでした。
伯父たちがやはり炭鉱で働いた経験が有るので泊まりに行き色んな所を見せてもらった経験あります。
世界遺産に??
ガイド養成の講座に??
どんこさんらしいかな??
若しかしたら天職??
時間が合えば是非??
どぎゃんか・・なるよ??
気持ち次第ですね??後世に残したいものですね??
おもしろ講座は 面白そうですね。
万田坑第二竪坑・・・・通ったこと有りますよ。
筑豊田川にも資料館があります。もう少し大がかりです。
隣町の水巻町には日本炭鉱高松 がありました。
高校の時、落盤事故で 同級生のお父さんが亡くなりました。
事故 争議 全盛期のざわめき 色んな半世紀を全部包み込んで
3年前に撮られた最後の写真が 静かに語るようにみえます。
後は後で・・・・私たちの時代の象徴ですから
お話を聞いてみましょう・・・
間歩に一歩足を踏み入れると当時の過酷な労働が思われ、身震いするような感じがしました。
銀の精錬には大量の薪炭用木材が必要で、石見銀山は自然環境と共存した産業遺跡として世界遺産に登録されたそうです。
銀山で亡くなった多くの人と先祖の霊の供養の為の五百羅漢を始め、多くの間歩に通ずる大森の街並みは当時の面影を残しながらすべてを包み込んだように美しく整然としていました。
炭鉱の町の事は、ニュースでしか知りませんが、3年前の写真を拝見して何か胸騒ぎというか心が痛みます。
↑のどんこさんのコメントに<働いてきた多くの人々の汗と涙の歴史を礎として>とありますように次代に語り継いでいって欲しいと思います。
なるべくして成ったガイドの道かも??