広島、長崎で20万人以上が原子爆弾で殺された日本。もう70年以上毎年原爆投下の日に日本国民は黙祷を捧げて来た。原爆記念日には、歴代の総理大臣が挨拶し続けてきた。核がなくなり、平和が訪れることが日本人の悲願なのではないだろうか?それなのに、なぜ、政府が核禁止条約に調印しない理由が分からない。
日本がアメリカの核の傘下にあるから?調印できない?日米安全保障条約と核禁止条約、どちらが大事なのだ。だいたいアメリカは日本に原爆を投下し、これまでその非を認めたことがあるのか?そんな国の核の傘下にいることは、日本人として恥ではないのか?そんな恥を恥とも思わないで、何が国を守る軍隊を持ちたいだ。呆れて物も言えない。大事なのは日本人の心だろう。その心を売り渡して、国を守るもないものだ。
まあ、こういってしまっては身も蓋もないかも知れないが、今後、核禁止条約に調印できるように、全力を傾けて、アメリカの核を廃絶するように働きかけていくという決意を示して欲しいものだ。加計学園・森友学園問題は大きく見過ごせない問題ではあるが、それよりも、核を廃絶していくという日本国民の悲願に背を向けた政策を取り続ける政府のあり方を国会で問うことが大事なのではないだろうか?