栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

窯詰め完了そして本焼き

2022-08-18 18:04:00 | 

詰め忘れた物はないか?

確認して扉を閉めてロックして

窯焚き開始です

たま~に入れ忘れることがある^^;

結構な温度になってから

あれれ!発見!

もうアフターフェスティバルでどうにもならない

次の窯を待つことになります

さて、これは電気の窯ですので

スイッチを入れるだけ

安定した同じ製品を作るには具合が良いのです

作るものによって、窯を使い分けております


棚板にも忘れずベルトを掛けましょうね

今日も福島沖で地震がありまして

窯詰め中少し揺れましたが

東日本大震災の時

棚板もたくさん割れて大変な目にあいましたので

それ以来ベルトをすることにしています

たまに忘れるけど・・

1300度の高温でも平気な特殊な素材で出来ているので

結構高価なものなんですが

陶磁器と同じで衝撃には弱い

さて良い結果が出ますように(^o^)



素焼き詰めして素焼き開始

2022-08-11 11:33:00 | 

昨日は腰が痛くて休んでいました

削りをやりすぎると腰にきます

何か良い方法を考えねば

今朝は素焼き詰めをして11時12分から素焼き開始

上の写真で卵の様に見えるのが作品で

それが乗っている四角い板を棚板と言います

棚板と棚板を支えているアルファベットのアイの字型の支柱が見えますが

奥の中心と手前の両脇の3点で支えています

置いてあるだけなので大きな地震が来ると

崩れますが、まあ・・・並の地震くらいでは大丈夫です

この棚板も結構重くて

更に中腰で周りや作品に当たらないように慎重に置いていくので

腰に来ます

コルセットをして作業しました

以前はもっと大きな窯を使って

もっと重い棚板を使っていたので

結構ハードでしたが

体も無理が効いたのでなんとかやっておりましたが

今はもっと軽い棚板を買おうかなあ・・・と思ったり

年々無理が効かなくなってきた(T_T)



素焼き出し

2022-07-29 17:06:23 | 
今日は素焼き出し

一昨日雷で一時停電したのですが

無事に焼けておりました

そして今朝方地震がありましたが

その影響もありませんでした

窯を焚いていると地震が一番怖い

いや焚いていなくても怖いです

「カチャカチャ・・・・カッチャーン!」と音がすると

はたして、何が落ちたのか?

一応対策はしているけれど、割れ物注意!ですからね

特に焼く前の乾燥した状態は一番脆くて簡単に割れる

それが積み木のように窯の中に積んであるものですから

グラグラ来たらもうハラハラドキドキです

大きな地震だと窯も崩れちゃいますから

以前素焼きが終わって、窯出しをしても置く場所が無いということで

数日入れっぱなしにしていた時に結構大きな地震が来て

窯の中で傷ついた時があり

やっぱり入れっぱなしは良くないと

それ以来終わったらすぐ出すようにしております

地震も怖いしお化けも怖いが

生きている人間が一番怖い

ストップ戦争

切に願います






16時40分気温33度  窯の温度385度

2022-07-02 16:44:21 | 
お昼に窯のスイッチを入れました

そして今しがた385度になりました

気温は33度です

付かず離れずの関係で行きたいと思います

明日の朝気温が一番下がるころに、窯は最高温度になる予定です

電気窯で断熱性の高い窯ですので

窯に近づいてもそれほど熱くはないのですが

気温が暑いねえ

以前使っていた窯は温度が上がっていくと

大きなストーブのような状態になって近づくのも躊躇われるようでした

冬場は暖かくて良かったけれどね

さらに薪の窯なんかは

炎をボーボー出して焼いていたから

火事の一歩手前みたいなものでしたよ

寒いとき猫が暖を取りに来ていました

知らずに近づくと飛び出して来る、びっくりしましたねえ

小型で断熱性能の高い窯が出てきて、仕事が随分楽になりました

さらに小型であるが故に色々なテストが出来る

薪の窯などは年に一度か二度しか焼けないほど大きかったりすると

気軽にテストも出来ない

もちろん大きな窯でなければ出来ない仕事もあります

燃料の違いで焼ける物も違ってくるので

どの窯が良いという話ではないです

来週は少し気温が下がるみたいな予報ですね

一息つけるかな



連続窯焚き

2022-06-04 18:57:38 | 

朝窯出しをして

すぐ窯詰め

お昼に窯焚き開始

そしてさきほど、午後6時50分くらいに617度

窯焚きをしながら

空気清浄機の中をお掃除

ダイキンの空気清浄機はストリーマーと言うものが付いていて

説明によるとプラズマ放電の一種であるストリーマーが

有害化学物質を分解

その分解力は、およそ100,000度の熱エネルギーに匹敵します。

とのこと

なんだかすごいものだ

そのストリーマーのランプが点滅していた

取説を読むと

洗ってくれという

恐る恐る取り出してみると

そんなに汚れている様子でもないが

おそらく分解された有害化学物質とやらが

溶けて流れたような跡がある

これを洗えということなんだろうな

指定の通り

洗剤入れて一時間つけ置きして取り出したら

きれいになっている

シャープペンの芯よりも細い電極のようなものが

6箇所に付いていて

触ると折れそうなので

そこは触らないようにして

一日陰干しするようにとのことなのでそのようにしている

ふ~・・・大仕事をしたぜ\(^o^)/

そんなことをしながら

窯出しした品の仕上げ

などしていたら

来客

そして夕方の散歩

忙しい一日だったなあ

釉薬掛け終わり

2022-06-03 18:58:42 | 

窯に入る時は裏返しになります


仮の蓋です

これを一枚目の写真の穴に入るようにセットして

窯詰めします

これが無いと焼いて変形するのですよ

仮の蓋の真ん中の穴は

外しやすいように工夫したもの

童仙傍と言う火に強い土に

更に火に強いアルミナを混ぜて作ったものです

今現在電気の窯は94度まで下がりました


明日の朝窯出しをして

すぐに詰めて本焼きします

昨日書いた蛇もその後姿をくらまし

平穏な状態になっております

と言っても

周りを見ると自然が一杯で

きっと色んな生き物が潜んでいるのだろうなと思うんです

たまたま間違って入ってきたのか

窯場が暖かくて入ってきたのか判りませんが

まあ・・出来ればご遠慮願いたい

ここに窯を作って最初の頃は

屋根だけで周りを囲っていなかったので

色んなものが自由に出入りできたのです

冬場に窯の様子を見に行ったら猫が飛び出してきた事もありました

窯の隙間に雀が入り込んで出れなくなって救助したこともありましたねえ

その後周りを囲って

地面にコンクリートを流したりして出入りしにくくはなったのですが

隙間はありますからね



窯を見に行ったら蛇がいた

2022-06-02 11:23:25 | 
昨日窯焚きをしておりまして

まあ・・・昔の窯焚と違いまして

電気窯などは、付きっきりで見ていなくてはならぬ

などと言事もなく

時々様子を見に行く程度なのです

それで夜遅く

様子を見に行きました

工房の扉を開け、真正面に電気の窯があります

その上に温度計があるので

まあ・・・足元など見ず

温度計だけを見て

ズンズンと窯に近づき

そちこち点検などして

振り返るとそこに蛇がいた!

漫画で口から心臓が飛び出す絵がありますが

多少大げさに言うと

蛇をまたいで、何も気付かず上だけを見て歩いて来たわけであります

まあ小さな蛇ではありました

このような状況だと蛇も警戒しないのか

全然動かない

こいつ生きているのか?とじっと見つめると

首をすこし動かした

おお!生きている

ヤマガカシのようでもあるが、なんだかちょっと柄が違うようにも思うし

あまり見ない蛇だなあ

隣の部屋に行く時は

サツキとメイのように

「わあ~」と叫んでから入って行くべきかもしれないと思いました

しかし

蛇は吉兆とも聞く

もしかして窯が良く焼けて

良い作品がでてくると言うことであれば嬉しいな

昨日から今日にかけて

2022-06-01 13:47:04 | 
昨日は久しぶりに出かけまして

帰宅が遅くなり

パソコンを開いたものの、コメントにお返事をしただけで

疲れて寝てしまいました

宇都宮はLRTの大掛かりな工事をやっていて

私はたかが道路に電車が通るだけなんだろうと思っていたのですけれども

橋を架けたり、立体交差にしたりと大工事をやっておりますね

そして今朝は

素焼き出し



この前番号順に窯詰めした物を

間違わないように番号順に出して

続けてすぐ本焼き詰め


これを焼いている間に

今朝出した素焼きに釉薬掛けをします

何気なく「釉薬掛け」と言いましたけれど

焼き物関係者以外の方に通じるものだろうか?

以前陶器市でお店を出していた時

「その辺を見てくるから、焼いておいてくれない?」と言われた事があります

最初意味がわからなかったけれど

たこ焼きなど焼くように

陶器が焼けるものだと思っていたようで

焼くだけで一昼夜

しかも素焼き本焼きをすると何日もかかるのですよと説明したことがあります


簡単に説明しますと

粘土が焼き固まる温度

粘土にもよりますけれど大体1200度から1300度くらいで

粘土の表面をガラスのように覆うものを釉薬と言いまして

通常液体になっております(液体でないものもありますが)

その中に素焼きを浸していく作業の事を言います

簡単に言うとそうなりますが、細かいことが色々ありまして

それ以上の説明は有料になります。(笑)

冗談です

この季節になってくると釉薬の中に手を入れるのも平気ですが

冬なんか冷たくてねえ

さて仕事しますか






東京電力が太い線に張り替えていった

2020-10-13 18:08:51 | 
電気窯が8キロワットから15キロワットに変わるため

手配していた工事

今日の朝9時に来て約45分ほどで張替えを終え

メーター機も交換して行きました

一人は電柱一人は家の壁

一人はメーターと同時に作業して

どんどん仕事が進んでいく

「電気は流れている状態で仕事しているんですか?」と尋ねると

電柱の人のところは流れていて、電気を通さない手袋をしているから

大丈夫なんですと言う答え

ほ~そうなんだ

高所作業車2台が動いて

なかなかおもしろかった

そして10時になるといつもの生協の配達のトラックが入ってきた

いつものように声をかけて品物を届けてくれた

この人は15分前までのあの賑わいを知らないんだよね

わずか15分でもそこに歴史があるんだなあ

そして明日は15キロワットの電気窯が届く日

天気が良ければよいのだが





低圧電力(動力)の休止工事

2020-10-06 18:19:05 | 

今まで使っていた8キロワットの電気窯が動力線でした

 

3相200ボルトというやつです

 

今度入れるのが単相200ボルトの15キロワットという窯

 

したがって動力線を使用しなくなるのですが

 

もしかするとまた何かに使うかもしれないということで

 

当座使わない「休止」ということにしました

 

朝一で東京電力の工事の人が来てやってくれました

 

線3本外すだけなんですが・・・

 

工事と言うほどでもないかな

 

さて

 

大統領入院で大騒ぎしていたと思ったら

 

わずか3日で退院でまた大騒ぎ

 

一国のトップともなればかように注目されても仕方ないのでしょうな

 

「アメリカは医療費が高いと言うから、さっさと出たのかなぁ~」

 

と呑気に話していたら妻が

 

「この人がお金の心配なんかしないんじゃないの。それより選挙対策じゃないの?」とおっしゃる

 

そりゃそうだ。だけど実際どれほど請求が来て、それを誰が払うのか気になる。

 

個人なのか国なのか?