栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

素焼を出した

2013-11-29 23:03:58 | 石膏型陶芸
最近どうも様子がおかしい

粘土の性質が変わったとしか思えない

約四分の一にひび割れが発生

1つ解決すると、新たに問題が発生してくるんだなあ

これを自由にコントロール出来るようになれば

それはそれで新しい表現が出来るような気もするが

今は頼まれた数を追加で作るよりあるまい

と言うことで

わかる人にはわかるかもしれないけれど

なんの事かわからない人は

質問などよこさないでくださいな

企業秘密と言うやつでございます

表向きは

「なんとかなるさ~」なんて涼しい顔してるけれど

裏では何やってんだか


また・・・つまらん物を・・作ってしまった・・・べべべん

犯人かと思った

2013-11-28 17:05:25 | 雑記
あるフリーマーケット会場に行った時の話

古着やら、新品のベビー用品やら、箱の色が少し褪めた使い捨てマスクやら並べている店があった

何気なく眺めていると声をかけてくる店の人

ヤセ型の50代の男性

身長165センチくらい

まあごく普通のおじさんではあるのだけれど

少々香具師の雰囲気も漂わせている

こちらも特に何かを物色していると言うわけでもないし

向こうも何かを薦めてくるというものでもなかった

ぐるりと見回すと道路側すみっこになにやら発見

発泡スチロールの箱を受け皿にし

ペットボトルの大きいのが何本か入っている

よく見ると

1リットルのペットボトルの上3分の1ほどを切り離し

逆さにフタにしてある

「ん?これは何かな?」と覗きこむと

その香具師風おじさんが近づいてきた

「下野新聞で1匹4500円のメダカが盗まれたってニュースになってたでしょ。」




「・・・そのメダカだよ。」


ええ!

犯人か?


と一瞬思った

そう言えば人相悪いと思ったんだよ。このオヤジ。

しかし

犯人がそう簡単に、俺が取ったんだよと言うはずがないではないか

となると

もしかして被害者の方か?

盗まれたメダカの残りを、今度は盗まれないように

連れて歩いている

と言うことも考えられる

このような場合どう対応したら良いのだろうか?


そうしているうちに説明を始めたんですよ

「こっちの背中が光っているのは〇〇と言う種類で(何とかと言ったが忘れた)

高いんですよ。」

「こっちのは半分しか光ってないから安い。」

こっちの赤いのは・・・こっちのは・・・

とまあ知らなかったけれどメダカも色々あるんだな

それにしても値段が付いているわけでもないし

また、売りつけようと言う風でもない

説明してくれるからこっちも

「へ~。」とか「ほ~。」とか言いながら聞いているんだけれど

熱心に説明している様子は犯人とか被害者とかではなく

マニアと言う感じだなあ

「今年はこれを200万売ったんだ。」

へ~!メダカでそんな商売になるんだ

考えてみれば盗む人がいるくらいなんだからなあ

◯欲しい人がいて

◯それを提供できて

◯商品とお金を交換出来る手段があれば

ビジネスは成立するんだよなぁ

おれはメダカ1匹に4500円払う気はないけれど

自宅で仕事しているからメダカの世話ぐらいは出来るかもしれんぞ

いつしか犯人かと思ったこのおじさんが

スティーブ・ジョブズのようにも見えてきた

ここは新型メダカ5Sの発表会の会場

壇上にはスティーブ・太郎がいる

手にはメダカの入った瓶

「ついに発売です!みんなが待ち望んでいた瞬間がやって来ました!」とスピーチする

会場は総立ちになる

中にはメダカの被り物をつけた人までいるぞ

その様子は全世界に中継される・・・


いったい何匹メダカがあれば良いんじゃ?


がんばってるよ

2013-11-26 22:31:23 | 雑記
ここ数日仕事が忙しくて

パソコンのふたを開けることもなかった

来ていただいた皆様には失礼いたしました



おかげで仕事も順調に進み

予定より一日遅れまで挽回できました

ブログにこういう事を書くのもいかがかと思うけれど

パソコンを開かない方が仕事が進むと言う事実

皆様もあまり見ない方が良いかも





と油断させておいて

いつのまにか書いていると言う

そういう人に私はなりたい

雨にもまけず仕事にもまけず・・・


毎日でも行きたい

2013-11-22 21:29:52 | 雑記
仕事が忙しくなってくると

肩とか背中とかがこるようになってきた

そこで宇都宮ベルさくらの湯のジェット風呂に行ってきた

41度程の温度の湯船の中をすごい勢いのお湯が噴き出している

手すりにつかまりながら、飛ばされないように背中にお湯を当てて

しばらくつかっていると熱くなってくるので

外に出てみた

露天には源泉掛け流しの湯や壺湯や寝湯などがある

ほてった体を冷やすには寝湯が良かろう

5~6人が横になれるように岩盤の上をちょろちょろと湯が流れている

先客がいてちょうど1人分空きがありそこに横になろうかと思った

しかし・・・

当たり前だけれど裸の男が数人そこに寝ている

よく考えると

普段見ることのない異様な光景でもある

マグロではない

人間である

天気が良いものだから

人によってはまぶしくて顔にタオルをかぶせている

当然下半身はスッポンポンとなる

う~む

俺もその仲間になるのか・・・

特定秘密保護法案が国会で審議されているが

この場所では保護されているのであろうか?

人工衛星でなにもかにもお見通しの世の中である

ユーチューブなどで公開されたら困るではないか

そうか

その場合は股間にタオルよりも顔にタオルのほうが良いのかもしれないな

などと考えながら

マグロの仲間入りをした

うむ

背中は暖かい

だが体前半分をそよそよと涼しい風が通り過ぎる

本日の宇都宮の気温は15度

裸でいるにはちと涼しすぎるなぁ

ところが

両隣からイビキが聞こえてくるんだ

すごいもんだなあ

こういう所に

平和な日本を再認識するのである

俺はイビキをかくほどの境地には程遠く

煩悩の塊なのですぐに起き上がって

また中のジェット風呂に向かった

おかげで肩から背中にかけて

随分楽になった


99対1

2013-11-20 13:22:49 | 雑記
珍しく妻が1人で出かけた

私は仕事の仕上げが大量にあり出かける事が出来ないのだ

忙しいのだ

妻を見送って

さて・・・

冷蔵庫にアップルパイの残りがあることを思い出した

忙しい

忙しいけれど

腹が減っては戦は出来ぬのだ

慌てて仕事をしても、良い仕事は出来ないのだと自分に言い聞かせて

イソイソとコーヒーの用意をし

アップルパイを30秒ほどチンして

日当たりの良い所に陣取り食べ始めた

そう言えば

昼飯はどうするか?

俺は今日は1人で生きていかねばならないのだ

台所のガスコンロの上に昨晩のしゃぶしゃぶの鍋がのっている

おお!この残りスープにご飯を入れて食うとうまそうだ

ご飯♪~ご飯♪~っと

冷蔵庫をのぞくと幸いな事にタッパーに残りご飯を発見!

渡りに船と言うか、運がよい

よしよしと頷きながら

ふとテーブルの上に目をやると

読みかけの本があるなぁ



なかなか仕事に取り掛かれないのである

島耕作の様にてきぱきとは行かないのである

上司も部下もいない

おまけに女房もいないとなれば

人目をはばかる事はないのである

昼間から酒を飲もうが、風呂に入ろうが構うことはないのである

しかし

私のアホな脳みその中の海馬なのか扁桃腺なのか

いや扁桃体だったか?

1%ほどの論理的思考回路が

「後で泣くぞ。」と言うのである

99対1だ

民主主義ならば相手にもされない数だけれど

人の心は数だけで解決するものではないようなのである

いくら理不尽でも女の涙と子供の涙にはかなわないのである

自分でも泣きたくはないのである

数限りない夏休みと冬休みの宿題で十分に懲りているのだ

そういうわけで

ともかく工房の中に入り削り仕事を開始した

部屋の方にいると、なにかと誘惑が多いのである

最近「自宅で出来る簡単なお仕事。」なんてのを目にするけれど

自宅で仕事をするのはなかなか容易ではないですぞ。だんな。

緊急の時

2013-11-18 22:52:55 | 雑記
3.11を経験してから

生活のあらゆる場面で「もしもの時はどうしたらよいだろうか?」と考えるようになった

備蓄を心がけるようになったり

生活の場で補強をしたり

情報収集手段を準備するようになったり

だが本当に重大な事が起きたら

本能的に素早く最善の選択ができるだろうか?

おそらく

とどまっていたほうが良いのか

あるいはすぐに逃げ出したほうが良いのか

瞬時に判断することが明暗を分ける事になるに違いない

そんな事を思いつつ

反面でそんな重大事がそうそう起きることはないだろう

とも思うのである

備えは必要だがそれがストレスになって体調を崩したら元も子もない

となると

健康と体力が一番の基本となると思う

体が弱っていると考え方まで弱ってしまう

私は自宅で仕事をしているので、基本的には帰宅困難者にはならないはずなのだが

災害が自宅にいる時に起きるとは限らない

そしてまた帰宅するのが最善でない場合もありうると思うのである

なるべく体力を消耗しないで安全な場所に避難するという方法もあるのではないだろうか

未来のことはわからないので

大丈夫だろうとか、いやいや注意しなければならないとか

心は大いに揺れ動くのだけれど

キャンプに行く時のように、楽しみながら備えたいものだとも思うのである






おかたづけ

2013-11-17 22:10:09 | 雑記


一昨日の夕景


最近妻がせっせと片付け物をしている

そのうち私も片付けられたら大変だと思いながら、手伝いをするのである

今日は二階の私の衣類を整理した

見てみるともう何年もそでを通していない物

あるいは色がさめたり、生地が傷んだりしているものが沢山ある

この際だからと思い切って処分することにした

さらにタンスに入りきらないものは

息子の部屋のタンスの空いている部分に入れることにして

随分スッキリとした

人間の体と同じで

ちゃんと循環していれば良いのだが

滞っているとそこに不具合が生じてくる

いつも同じ姿勢をしているとコリや痛みが出てくるのである

二十歳の頃に買ったスーツを着てみた

モモがパンパン、ウエストがピチピチである

ピチピチのギャルならば良いのだが

ピチピチのオヤジはみっともないのである

これもさようならだな

そしてまた

数少ない上等の生地は虫がつくのである

虫も上等かそうでないかわかるのである

俺の目よりも確かだなと妙に感心しながら

これも泣く泣くさようならすることにした

息子が小さな頃

爺ちゃん婆ちゃんに買ってもらったパジェロが出てきた

乗ってペダルをキコキコすると走るやつである

V6・3200と書いてあるぞ

「もう乗らないだろうな?」と妻に確認したら

「もう二十歳だからねえ。」

そのうち孫が乗るだろうか?

いや多分もっと上等なものを欲しがるだろうな

ブログで

「パジェロあげます。V6・3200。走行10キロ。」

なんて書いたら

とんでもなくアクセスが上がるかもしれん

などと思いながら

これもさようならだな

それにしても最近はこういう物に乗っている子供を見かけることも無くなったな

大体外で遊んでいる子もあまりみかけない

息子が高校の時に使った柔道着も出てきた

う~む

こういうのもとっといてもどうにもならんな~

我が家の事業仕分けはまだまだ続くのである









更に続き

2013-11-15 19:04:42 | 雑記
なにやかにやと用事を済ませ午後3時すぎに再び携帯ショップカウンターに向かった

日曜日でもあり多くのお客さんがいて賑わっていた

店員さんも私の顔を見て

「おお!来たな。よしよし。」と口には出さなかったがニコやかに応対し

私も息子との間でiPhone5Sにすることで話をつけていたので

迷うことなく申し込みをし、手続きが済み次第受け取って

その足でiPhone5Sを息子の所に送ろうと思っていた

「日曜で混み合っておりますので、少々お時間をいただきたいと思います。」と言うことで

「わかりました。」と手続きが済んだら私の携帯に連絡してもらうことにして

ショッピングモールの中を見て歩いた

ところが

なかなか連絡がこないのですよ

夕方になっても連絡がこない

この調子だと今日中に息子の所に送れなくなってしまう

しびれを切らしてカウンターに行ってみたら

「申し訳ありません。センターから返事がこないもので。」と言う

iPhone5Sの方は手続きが済んでいると言うことなので、とりあえずそちらだけ受け取って

急いで近所の宅急便に出しに行き再度戻ってきた

すると店員さん曰く

自分が説明したプランに誤りがあって、センターが受け付けなかった

誠に申し訳ないが月440円ほど高くなってしまう

ついては、このショッピングモールの商品券10000円分を発行するので許してはもらえぬか

それでも総額で500円ほど説明より高くなってしまうがよろしいでしょうか?

とまあこういうことであった

やっぱり一階を行くべきであったかもしれないと思った

しかしここで止めてしまっては

単に息子のiPhoneを新型にしただけで終わってしまう

息子にとっては棚から牡丹餅で嬉しかろうが

私にとっては棚の上の牡丹餅を眺めて、ヨダレを垂らしただけと言うことになってしまうではないか

「わかりました。それでやってください。」

「よろしいですか。申し訳ありません。」

と言うことで再び手続きをして、連絡を待つことになった

もうショピングセンターの中を見るところもなくなったので

食事をしながら待つことにした

しばらくすると、連絡が入ったのでカウンターに向かう

座って待っていても、なかなか渡してくれない

ここまで二日がかりで、さんざん待たされたので

おあづけの犬のようになっていた

私のヨダレももう出なくなり嫌気がさしてきたのですじゃ

「どうしたんですか?」

「すみません。手続きは済んでいるのですが、電波が開通しないのです。」

この人達

私になにか恨みでもあるのだろうか?

電波が開通しないと言われても、トンネルのように見えるわけでもないし

いったい何事がおきているのだろうか?

「じゃあ、開通したら連絡してくだじゃりまぜ。」

日本語もおかしくなってきてしまったぞ

現代と言うのは便利なのか不便なのか

あまりに複雑になりすぎてわけがわからん

ツナガルチカラ800メガプラチナバンドが

つながらないとなると、わしはどうすればよいのだろうか?

剛力彩芽ちゃんのCMはウソなのか?

閉店まじかになって、やっと連絡が入って

つながりましたと言う

聞けばICカードの不良で、アクオスパッド本体も新しいのに交換しましたとのこと

妻は「最初からトラブル続きで、この先大丈夫なの?」と問いかける

う~む俺にも先の事はわからない

「未来の事は誰にもわからないのだ。」と答えたが

問題がおきたら、その都度解決していくよりあるまいな











昨日の続き

2013-11-15 13:56:14 | 雑記
夕べは眠くなったので途中で終わってしまったが

話の続きを

私の携帯電話が鳴り出したと言うところからであった

「はいはい」と電話に出ると

先ほどの携帯ショップの店員さん

「大変申し訳ないのですが、手違いがありまして・・・」と言う

どういうことなのかと話を聞いてみると

曰く

今回の料金プランは息子さんが使っているiPhoneを利用した割引である

ところがiPhoneであってもLTEプランに入っていなければならない

息子さんの機種はiPhone4SでLTEプランには入れない

iPhone5以上の機種に変えてもらえないだろうか?

あるいはアクオスパッドのWi-Fi専用機であれば現状で手続きができる

とまあ簡単に言えばこのようなことであった

なんだか高齢者を相手にした投資話みたいなことになってきたのではないか?

Wi-Fi専用機であればあえて買う必要はないし

かと言って一度買うと決めて

さあ、今度はこんな利用をしようか、あんな利用をしようかなどと

すでに心の中ではプランが進行しているのに

今更やめますと言う気持ちにもならない

そしてまた息子が使っているiPhoneを変更するとなると私の一存では決められないではないか。

「息子のiPhoneと言っても私の名義で私の支払いではあるのだから、構うものか・・」と言う囁きが聞こえた気がしたけれど

やっぱりそういう訳にもいかぬだろう

再び携帯ショップのカウンターに向かい

息子に電話をかけた

「あ~ちょっと事情があり、君のiPhone4SをiPhone5Cあたりに替えると言うわけにはいかんだろうかねえ。」

実はこの間顔を合わせた時に新しいiPhoneに替えたいみたいな事を言っていたのだ

「え!どうしたの?・・・別に・・・いいけど。」と言いつつすぐに

「何故5Cなの?」

「5Cではイカンかな?」

「う~むどうせなら5Sの方がいいなあ。」

贅沢なやつである

松竹梅の竹ではイケナイらしい

梅だって今までのものより良いじゃないか、と思いつつ松を欲しがる気持ちも分からないでもない

しかしだな

この間二十歳になった息子の携帯を替えてやるのは、甘やかし過ぎではないだろうか?とも思う

だが、そうなるとアクオスパッドが・・・

ああ!やっぱり一階を歩いて本屋に行くべきだったのかもしれない

などと携帯カウンターで悶えていたら

「どうかしましたか?」と店員に言われる

時計を見るともう閉店の時間である

今日申し込みをしたところで、もう手続きはできないのである

今夜は一旦帰宅して出直すことにした

(更に続く)


この前の土曜日

2013-11-14 23:30:21 | 雑記
ショッピングセンターの中を歩いていたら

通路の真ん中と言うか、広場になっている中央部分のようなところに

横断幕があって

「今日・明日iPhone特売!なんとかかんとか・・・」と書いてある

なんの事か?と臭いに引き寄せられるハエのように

フラフラと近づいてしまった私

「iPhone5実質0円・iPhone5C実質月190円・iPhone5S実質月590円」

この実質と言う言い回しに引っかかりながらも

「ほうほう~これが新型iPhoneと言うものか。」とシゲシゲと眺めていたら

いつの間にか背後から店員が近づいていて

「今キャンペーンなのでいかがですか?」と囁きかける

この林檎の実を食べてごらんと言ってるように聞こえたぞ

俺はアダムではないぞ

「今お使いなのは、ガラケーですかスマホですか?」

「私が使っているのは携帯電話です。」

「シゲシゲとご覧になっていましたが、iPhoneに興味ありますか?」

「こういう機械物は好きなんですけれど、今の携帯電話に不満は無く、通話とメールしか使ってませんから。」

「インターネットはお使いですか?」

「ええ。パソコンとNexus7をポケットWi-Fiで使ってます。」

「ああ~そうですか。・・・実はこういう物もあるんですよ。」

そう言って裏へ回ってアクオスパッドと言うものを出してきた

「同じ7型でNexus7より小さく軽くなっています。そして・・・

ワンセグテレビもついています。更にIGUZOと言う新型のディスプレイで

省電力。バッテリーも持ちますよ~。更に更に・・・ぺラぺラ・・・。」

もともと好きな所に、これでもかこれでもかと甘い言葉をかけてくるのだ

こっちも

「ほうほう~。ではこれはどうなって・・・こっちは・・・ほうほう。」

などとやっているうちに

「立ち話もなんですから、向こうのカウンターの方にどうぞ。」

と促されて素直に付いて行ってしまったですじゃ

私はこの日こういう事をするつもりでこの店に来たのではなかった

本屋さんに行くつもりで歩いていたんだけれど

道の真ん中に横断幕があるからこういう事になってしまったのだ

一階をまっすぐ歩いて行けば良かったんだが、何故か二階に上がっちまったんだよな

昔、魚の通り道に網をかけて、後ろから追い出して捕まえたことがあるけれど

この店は大きな漁場のようになっているのではなかろうか?

そしてこの店員さんがまた、ツボを得た応答をする人で、私の疑問に明快に答えてくれる

気がついたら

アクオスパッドを契約してしまっていたのですじゃ

ま・まあ

今使っているポケットWi-Fiを解約して、解約金を払っても

月々の払いは安くなるので結局お得と自分に言い聞かせて

妻と食事をしていたら

私の携帯電話が鳴り出した

(後半へ続く)