Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

エッセイ715. 明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話、その6.

2024年04月29日 | field work

 せっかく制作したのだから、近景観でもレンダリングしておこう。構造も検討しているから、もちろんこのまま建てられる。通例、建築設計事務所で設計をする場合は、おおよその意匠設計ができた段階で、構造設計事務所に柱、梁、土台の仮定断面図をつくってもらう。この断面に従って意匠設計をさらに進めてゆく。
 ここでは、仮定断面ぐらいの検討はしている。だから実際に作ることもできる。それはどうでもよい話なのだが、まあディテールを見てみようというわけだ。
 よく見ると屋根瓦の一部が破れているではないか。3DCGでは、こうしたことはよくある。例えば以前のフィギャーソフトのPOSERなどは、20歳の女性に超ビキニの水着を着せたらブラしかレンダリングしなかった。じゃあボトムは無しでいいか、というのでそのまま大学の講座の素材につかった。だってレンダリングしないんだもん、しゃあないよな。そのレンダリングがこれ。もちろん前の性器は精密につくられていた。いまそれがPOSERにもないのだよね。リアリティをおいかけていたんじゃないのか?。
 このPOSERのフィギャーをVUEへ持っていったのが下段の画像である。
 ここで制作した小樽の3DCGもランドスケープソフトVUEへ持ってゆくと大変綺麗な環境の中に配置できるが、今はVUEというソフト自体が高くなったこと、日本語のサポートをしなくなったこと、さらには日本では買えないこと、などがあり今の私は敬遠している。
 つまり日本人がこのソフトを評価しなかった。まあいいや、どうせ日本はアニメ表現ができればよいのだろう。日本文化はアニメですか・・・。幼稚な国家だねぇー・・・。それにこちらの学術論文はモノクロだからさ。


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