Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング871. 小説:小樽の翠780.春の日課

2024年05月05日 | field work

 5月の小樽の気温も、朝7℃、昼17℃と涼しい気候だ。暦の上では初夏だが涼しい気温が続く。朝なんか寒いぐらいだけど、部屋の中は暖房のために温かい。
そんな朝だから、なんとはなしに眼がさめた。
アチキのお腹をつついて・・・。
翠「アチキー・・・しようよ。」
そういってインナーを脱いで横たわっている。
誘ってくるあたりが、女盛りなんだろう。
これが二十代のお姉ちゃんだったら気分は複雑なんだ。
したい、でもさせないとか・・・、まあ最近の二十代の女はセックスよりも、快適な気分を維持したいといった雑念のほうが主と聞いたから、翠の誘惑は貴重だ。
そういって翠が尻を向けて横たわっている。
後から抱きかかえて、横になったままスルッと膣にいれてみる。
翠「ううん!、いきなり・・・」
「多分誘ってくるときは、前戯の夢を見て濡れているはずだと読んだ。」
翠「あたり、なんか夢の中で犯されている気分だった。」
「女の性欲がたまってるんだなあ・・・」
後から突いてみると翠が喘ぎだした。
翠「ウウッ!、ウウッ!、のぼってゆく感じ・・・」
手を回して翠のクリトリスの上をなでてみる。
翠の骨盤がビクビクと前後する。
翠「アチキー・・・前から・・・。」
そういって横たわった翠の身体を仰向けにして、翠の足を肩に乗せて前からつつく。
背中に回った翠の爪がアチキの背中に食い込む。
翠「ひっかいちゃいそうだわ・・・・」
二つの身体がピタリとくつついて、翠の骨盤がヒクヒクと動き子宮口が食い込んでくる感じだ。
翠の骨盤が痙攣している。
子宮が吸い込むように収縮している。
経産婦の身体は立ち上がりが早いのだ。
やがて体全体がブルブルと収縮する。
翠「いく!、いく!!、撃ってぇー・・・・」
翠の子宮口をめがけて撃ちはなす。
翠の身体に崩れこむ。
力尽きて静寂がおとづれる。
・・・
翠「アチキー、重いってばぁー・・・」
ふと気がつくと、つかの間の熟睡をしていたようだ。
ようやく翠が起き上がった。
翠「さあ、今夜は夜勤だぞ・・・。頑張ろう!。」
「ううっうーーん・・」
翠「アチキは寝ていていいからね。」
眼が覚めたのは、夕飯の頃であった。
春の、どこにでもある日課なのだろう。
翠がダウンジャケットのフードを被って出勤していった。
・・・
小樽の夜は、まだ冷たい。 
コメント
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