Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

エッセイ714. 明治期小樽の街の姿を復元してみよう、余話、その5.

2024年04月28日 | field work

  全部の3DCGを小樽の土地の上に並べ、個人の民家を配置するとこうなる。つまり明治の街並みの復元になる。明治の人はこのように小樽の街を見ていたのか。結構空地もあり街はゆったりしていた。遠くに末廣座の劇場の大屋根がシンボリックに見えている。やはり建築がおおきいと特徴的な都市景観になる。
 今回制作したのはわずか4街区だが、丘の上に立つ洋風、擬洋風、建築は、いやがおうでも目立っただろう。広幅員の道路といい、明治政府の計画的な都市計画の意図が伺える。新政府の心意気かなあ。
 それにしても建築の屋根や外壁を作り込んだので、データの重い事。1枚のレンダリングに1時間近くかかる。通例ならこうしたレンダリングは、100カットぐらい出力するのだが、無理か。そうなると諦め気分。なんだ作り込んだのに表現できないとは残念。最初から手を抜けばよかった。そう3DCGは、最初に手を抜くところから作業を始めるわけだ。コンピータの能力に合わせて。
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