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とある根付の最終信号?

2009-10-25 19:51:21 | Anime(アニメ・コミック)
■コミックス「とある魔術の禁書目録 外伝 とある科学の超電磁砲 04 根付ストラップ付き限定版」
<作画:冬川基 原作:鎌池和馬 キャラクターデザイン:灰村キヨタカ>




記事タイトルの「最終信号」は「ラストオーダー」と読んで頂ければ---通常の「打ち止め」としてしまうと、ちょっと字面が足りないのでw

---という訳で昨日の予告通り、あらためまして、コミックス「超電磁砲」(04・限定版)について取り上げてみますわ。
果たして本来の発売日は27日なものの、その“性質上”から先んじて入荷されている為、既に昨日(24日)には店頭に並んでいた次第ですけど、あくまでも例外だけに購入される方はご注意を。
さてこの「超電磁砲」(04・限定版)は、かつて「禁書ポーカー」の付属していた「超電磁砲」(02・限定版)同様に、今回は「禁書目録」&「超電磁砲」のキャラクターをデフォルメした「根付ストラップ」が付属。
しかも「超電磁砲」掲載誌である「電撃大王」との連動企画として、全4種類が登場する予定であり---、



第1弾が、この「ラストオーダー」の根付ストラップになる次第。
全高3cm程度のミニサイズながら、えれっとさんのデザイン(※限定版カバー参照)を巧く捉えた出来になっていて、可愛いのひと言ですかねw
今後は近日発売の「電撃大王」12月号に「インデックス」、2010年1月号に「御坂美琴」、2月号に「白井黒子」と続くそうですけど、なにやらそれに連動して、えれっとさんの作品が本誌に掲載されるとかなんとか。
とりあえず、此方も押さえて置くとしますかね。

コミックスの方は、前巻で「幻想御手(レベルアッパー)篇」が終了した為、今巻からは“とある事件”を切っ掛けに、美琴が「妹達(シスターズ)」計画に踏み込んでいくという、いずれ原作小説3巻へ繋がっていく物語に突入(※ただし時系列としては、未だ原作小説2巻あたり)。
此処から先はどうしても“美琴自身の問題”になるだけに、この「妹達篇」が上条によって(一応の)解決を見るまでは、ちょっと重苦しい展開も続くのでしょうけど、それは「禁書目録」サイドの物語になってしまうので、此方では新キャラ:布束砥信を絡めた物語の方が中心になるのかも。

ところで原作小説と繋がっていくと言えば、カバー下の4コマ漫画の一篇「つじつまあわせ」(※実際には二重線で消去)での、まんま“辻褄合わせ”には盛大に吹いたw
確かにこう考えれば、あのパラレル的になってしまった原作12巻(でしたっけ?)のシーンも辻褄が…………合うのか?


此処から先はアニメ「超電磁砲」の視聴感想記事を、第3話&第4話の2話分纏めて。

■第3話「ねらわれた常盤台」

アニメオリジナル回---とは言え、ちゃんと「幻想御手(レベルアッパー)」の存在を匂わせたり、初春がハッカーじみた能力を発揮するという、今後へ繋がる要素も踏まえている、ちょっとぶっ飛びながらも実に“らしい”展開になっていたかなと。
原作小説読者からすると、能力者の襲撃云々と言えば「スキルアウト」が思い浮かびますが、それがミスリードを誘う罠だったとでも言いますか、結果的にはコミカル調で纏ったことでの“ギャップ”がまた、ひとつの面白さを造り出したと感じることも。
とは言え、言い方を変えれば“原作小説既読ゆえの考え過ぎ”でもある分、それをまったく意識しなかった場合の評価としては、騒動の原因然り、ちょっと微妙な部分もあるのですけどねw
それにしても、アニメ版オリジナルキャラクターの重福省帆(じゅうふくみほ)は、どうにも「幻想御手」に関わっている節があるだけに、今後またあらためて登場する可能性もありそうですね…しかもCVが田村ゆかりさんだっただけに、一発キャラで終わるというのも勿体な(
どうやら佐天さんに“特別な気持ち”を抱いた様子ですし、ひょっとすると彼女の再登場が「幻想御手」の手掛かりを掴む、なんらかの糸口になるのかもしれませんね。


■第4話「都市伝説」

学園都市に流れる奇妙な噂に盛り上がる4人---その内に「空腹で街中をうろつく純白シスター」も加わったりしてw
そんな都市伝説として「どんな能力も効かない能力を持つ男」=上条当麻、そして「脱ぎ女」=木山春生が本編に大きく登場。
上条さんは第2話でもちょっとだけ登場しましたが、これでようやく「禁書目録」サイドの主人公としての面目が(
木山は佐天と同じく、ちょっと出番を前倒ししながらも、黒子たちがいないこと、会話に「幻想御手」のことが絡んでいないだけで、一連の展開は原作に近いものに。
それにしても原作コミックスでは、病院とファミレス店内で脱いでいたものが、どちらも路上になっていた点には、原作以上の変わり者っぷりを感じずにはw
いや勿論、彼女以上に変人っぷりを発揮していたのは黒子ですけど(

ところで、このふたつ以外の都市伝説には「逆回転する風力発電のプロペラ」や「虚数学区」という今後の「禁書目録」の展開に関わっているものから、そして遂に大きな鍵となる「レベルアッパー」の名前も登場。
本編はまだもう少し原作からの、黒子と初春の過去話や、美琴がとある騒動に巻き込まれるエピソードなどで外堀を埋めてから、ようやく本題の「幻想御手篇」に突入する模様ながら、前話で登場した重福然り、こうした都市伝説の類然り、広く要素を小出しに散りばめる構成となっているのは間違いないかと。

次回---「とある二人の新人研修」

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