平成23年12月
師走を迎え、日々寒さが増してきました。12月5日は納めの水天宮にあたります。
「水天宮」(すいてんぐう)は、福岡県久留米市の水天宮「久留米水天宮」を総本社として、古来、農業、漁業、航海業者間に信仰が篤いのみならず、子供の守護神、安産の神として、また、病難、水難除け、火災などの除災招福の神として信仰されてきたそうです。毎月5日が縁日となっています。一年最後の縁日である12月5日が「納めの水天宮」ということで、多くの参拝客で賑わうそうです。
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来園中のバスジャック事件
ある日の正午過ぎ、事務所の扉の向こうで千城台駅までの道程を尋ねる懐かしい声が聞こえてきました。
声の主は個人でお墓を持ち、当霊園と25年のお付き合をいさせていただいている方です。
聞いた所、今日はお仕事をお休みして市内にあるご自分のお父様のお墓参りを兼ねて当霊園に来る予定が、今朝のバスジャックの騒動で予定がズレたのだそうです。
事件現場の千葉中央公園の周辺は交通規制が敷かれ、他の路線バスも運行見合わせだったらしくモノレールを乗り継いで来園されました。
この方以外にも自動車で市街中心部を大幅に迂回してお参りに来園されたご家族もいらっしゃいました。
事件発生から40分後には警察が突入、犯人の身柄を確保し人質となっていた女性と運転手を無事解放。
死傷者が出なかったのは幸いでしたね。と、今日来園した方々の異口同音でした。
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タヌキの生息地
日曜日のお昼過ぎ、毎月お墓の芝のお手入れに来園されるご夫妻が当霊園の猫の安否を気遣ってくれました。
我が猫は安穏無事に事務所のソファで丸くなっているのですが、ご夫妻が言うには、来園中そう遠くはない御成街道上に轢死したと思われる黒トラの猫を見たのだそうです。
他の用事もあり、教えてもらった現場を通る事にしました。
田園が広がる街道の脇に、仰向けに倒れている動物の姿を発見しました。
路肩に自動車を停めて遺体の回収作業に取り掛かり、その姿を見ましたら、タヌキでした。
確かに遠目からは尻尾の縞しまがトラ猫に見えてしまいます。
遺体は当日の合同火葬にて荼毘に伏し共同墓地に埋葬いたしました。
思えば、生死を問わずこの周辺でタヌキの姿を見るのは何年ぶりだろう。
開園した昭和の後期ではタヌキの他、小型のイタチの仲間のテンや野ウサギ等の野生動物が闊歩し、日が暮れて回りが暗くなると畑の遥か向こうにいくつもの光る目の姿を見る事ができました。
生物学の教鞭を取っている友人が以前「野生動物は生息地の地域をドーナツ状に移動する」と、言った話をしてくれた事を思い出しました。
その説が正しいのなら、今はそれらの動物達が帰ってきた周期なのかもしれません。
第33号紙面
師走を迎え、日々寒さが増してきました。12月5日は納めの水天宮にあたります。
「水天宮」(すいてんぐう)は、福岡県久留米市の水天宮「久留米水天宮」を総本社として、古来、農業、漁業、航海業者間に信仰が篤いのみならず、子供の守護神、安産の神として、また、病難、水難除け、火災などの除災招福の神として信仰されてきたそうです。毎月5日が縁日となっています。一年最後の縁日である12月5日が「納めの水天宮」ということで、多くの参拝客で賑わうそうです。
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来園中のバスジャック事件
ある日の正午過ぎ、事務所の扉の向こうで千城台駅までの道程を尋ねる懐かしい声が聞こえてきました。
声の主は個人でお墓を持ち、当霊園と25年のお付き合をいさせていただいている方です。
聞いた所、今日はお仕事をお休みして市内にあるご自分のお父様のお墓参りを兼ねて当霊園に来る予定が、今朝のバスジャックの騒動で予定がズレたのだそうです。
事件現場の千葉中央公園の周辺は交通規制が敷かれ、他の路線バスも運行見合わせだったらしくモノレールを乗り継いで来園されました。
この方以外にも自動車で市街中心部を大幅に迂回してお参りに来園されたご家族もいらっしゃいました。
事件発生から40分後には警察が突入、犯人の身柄を確保し人質となっていた女性と運転手を無事解放。
死傷者が出なかったのは幸いでしたね。と、今日来園した方々の異口同音でした。
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タヌキの生息地
日曜日のお昼過ぎ、毎月お墓の芝のお手入れに来園されるご夫妻が当霊園の猫の安否を気遣ってくれました。
我が猫は安穏無事に事務所のソファで丸くなっているのですが、ご夫妻が言うには、来園中そう遠くはない御成街道上に轢死したと思われる黒トラの猫を見たのだそうです。
他の用事もあり、教えてもらった現場を通る事にしました。
田園が広がる街道の脇に、仰向けに倒れている動物の姿を発見しました。
路肩に自動車を停めて遺体の回収作業に取り掛かり、その姿を見ましたら、タヌキでした。
確かに遠目からは尻尾の縞しまがトラ猫に見えてしまいます。
遺体は当日の合同火葬にて荼毘に伏し共同墓地に埋葬いたしました。
思えば、生死を問わずこの周辺でタヌキの姿を見るのは何年ぶりだろう。
開園した昭和の後期ではタヌキの他、小型のイタチの仲間のテンや野ウサギ等の野生動物が闊歩し、日が暮れて回りが暗くなると畑の遥か向こうにいくつもの光る目の姿を見る事ができました。
生物学の教鞭を取っている友人が以前「野生動物は生息地の地域をドーナツ状に移動する」と、言った話をしてくれた事を思い出しました。
その説が正しいのなら、今はそれらの動物達が帰ってきた周期なのかもしれません。
第33号紙面
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