動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

通信紙第157号

2022年03月30日 | 通信紙版バックナンバー
令和4年(2022)4月








春彼岸会行事を行いました

令和4年3月20日・21日に春彼岸の行事、読経を行いました。

両日とも前日夜の雨が止み穏やかな天気のもと、お参りされる方がおられました。
読経におきましてはお書きした戒名氏を全て読み上げ祭壇に奉納しました。








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穀雨
2022年4月20日は二十四節気の一つ『穀雨(こくう)』です。
日本には1年を24分割し、それぞれに季節を表す言葉をつけた二十四節気という季節の呼び方があります。そのうちのひとつが穀雨(こくう)であり、例年4月20日頃であるとされています。
穀雨は春雨が降って百穀を潤す頃という意味があります。
穀雨の頃には南から水蒸気を多く含んだ空気が流れ込むようになり、低気圧が
通過するときにはまとまった雨が降るため、田畑を潤して農作物の新芽を盛んに成長させます。
穀雨の次は暦の上で夏が始まる立夏ですが、この時季を過ぎると次第に天候は安定し、
日差しも強くなって初夏を迎えるようになり、植物や農作物はいっそう成長していきます。
そもそも穀雨とは、どんな意味を指すのでしょうか。
穀雨は「種まきや田植えの時期に降る雨」とされています。
この時期の雨は「百殻春雨(ひゃくこくはるさめ)」とも呼ばれており、
あらゆる穀物を潤し育てる恵の雨と考えられてきました。 作物を上手に育てるためには、この穀雨の前に種まきを終える必要があります。そのため昔は穀雨を目安としての作業の準備が行われます。
由来ははっきりしてはいないものの、江戸時代に太玄斎(常陸宍戸藩の第5代藩主松平頼救)が記した暦についての解説書「暦便覧」において「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されています。
この点からも穀雨が種まきの際にどれだけ重要視されていたか伺えます。
穀雨の前は清明、後は立夏と徐々に夏が近づいてくる時期でもあります。特に穀雨の終わりには、
「八十八夜(はちじゅうはちや)」が訪れます。「八」「十」「八」の三つの字を組み合わせると
「米」になることから、農作業に縁起のいい日ともされてきたようです。



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