<木全の自己紹介マインドマップ>
◆楽しいアイデア会議の進めかた
305:【アイデア発想法】第105発
こんにちは!
デザインコンサルタントの木全(キマタ)です。一般の方に向けて工業デザインのエッセンスについて書いたり、デザイナーとの付合い方などについて書いています。御相談がありましたら、コメントをくださいね。コメントによるご質問には基本的に無料でお答えいたします。
株式会社ビートップツー (木全が取締役を勤めています)
木全の自己紹介
★デザインセミナー講師も承ります。「講演.com」
★横浜市「無料デザイン相談」 ※横浜市に事業所のある方限定。
★墨田区「無料商工業アドバイザー派遣」 ※墨田区に事業所のある方限定。
「楽しいアイデア会議の進め方」というテーマで、平成22年7月8日(木)に、神奈川県川崎市で木全がセミナーを行いました。
定員70名のところ、当日90名近くご参加いただき、大変盛況のうちに無事終了することができました。
セミナーを開催してみて、多くの方が、アイデア会議の運営にお困りなのではないかと思いました。そこで、今回は楽しいアイデア会議の進めかたについてお知らせします。
■楽しくない企業内会議
ずいぶん以前になりますが、アイデア会議の6つの心構えついてお伝えしたことがあります。
この6つの心構えを持って、多くのアイデアを出し、発散と収束を繰り返して、最適解が出るまで本気で取り組めば、アイデア会議は成功するはずだと頭で理解しても、なかなか上手くいきません。
場数を踏めば慣れるのだから、アイデア会議を毎週開催すると決めても、多くの場合、長続きしません。
それは、アイデア会議に限らず、企業内の会議は基本的に楽しくないからです。
もちろん、楽しい経営戦略会議や愉快な営業会議というものは想像できませんし、楽しんで行う会議でもないでしょう。
しかし、アイデア会議は、そういう意味で特殊な会議で、参加者全員が楽しまないと会議の目的であるアイデアが出てきません。
「無駄な会議が多いし、社内会議はつまらない」という社内会議に対するネガティブな印象を多くの方が持っているようです。その印象を取り除けば、アイデア会議に積極的に参加できます。
■マインドマップとアイデア会議
木全はマインドマップという発想法がアイデア会議を楽しいものに変えてくれると確信しています。
木全は、マインドマップの開発者である英国の教育学者トニー・ブザン氏が公認する「マインドマップフェロー」の資格を持ち、母校の専門学校桑沢デザイン研究所で、デザイン学生達にマインドマップを教えています。
マインドマップを使って、課題のアイデアを出させると、学生達はほとんど手を止めることなくたった20~30分でA3用紙一杯のアイデアを描き出します。それも、とても楽しそうに没頭し、完成したマインドマップも楽しげです。
マインドマップを描き上げた後、3~4名のグループを作り、自分のマインドマップをグループ内で一人2分間ずつ発表させると、ほぼ全員が2分間途切れることなく話し続け、そこかしこで笑いがはじけます。
こんなアイデア会議だったら、楽しくて毎日やりたくなりそうです。学生達にマインドマップの効果を聞くと「頭がスッキリする」「壮大な目標が語れる」「思考の流れが見え、楽しんで的確に考えがまとめられる」などと答えてくれます。
また、筆者が中小企業のデザイン会議に参加して、ホワイトボードや黒板にマインドマップを描きながらファシリテーションを行うと、全員が活発に意見を交わし、問題点や問題解決のために必要な作業が共有化され、会議後の作業分担まで明確になります。
デザイナーは会議の進め方まで変わっていると思われているかも知れませんが、中小企業の方々もマインドマップを使ったアイデア会議は楽しいと感じているようです。
アイデア会議が楽しくなれば、参加すること、続けることが楽しくなります。アイデア会議の場数を重ねれば、アイデア会議の心構えも自然と身につき、アイデアはいくらでも出てくるようになります。
次回から、もう少し具体的にアイデア会議の進め方をお知らせします。
★デザインセミナー講師も承ります。「講演.com」
新書「デザインにひそむ<美しさ>の法則」(第4版)好評発売中
「売れる商品デザインの法則」(第2版)好評発売中
新書「中小企業のデザイン戦略 」(PHPビジネス新書) 好評発売中
新書「売れるデザインの発想法」(ソフトバンククリエイティブ新書)好評発売中
新書「マインドマップ デザイン思考の仕事術」(PHP新書)好評発売中
■株式会社ビートップ・ツー 工業デザイナーの転職アドバイザー
◆楽しいアイデア会議の進めかた
305:【アイデア発想法】第105発
こんにちは!
デザインコンサルタントの木全(キマタ)です。一般の方に向けて工業デザインのエッセンスについて書いたり、デザイナーとの付合い方などについて書いています。御相談がありましたら、コメントをくださいね。コメントによるご質問には基本的に無料でお答えいたします。
株式会社ビートップツー (木全が取締役を勤めています)
木全の自己紹介
★デザインセミナー講師も承ります。「講演.com」
★横浜市「無料デザイン相談」 ※横浜市に事業所のある方限定。
★墨田区「無料商工業アドバイザー派遣」 ※墨田区に事業所のある方限定。
「楽しいアイデア会議の進め方」というテーマで、平成22年7月8日(木)に、神奈川県川崎市で木全がセミナーを行いました。
定員70名のところ、当日90名近くご参加いただき、大変盛況のうちに無事終了することができました。
セミナーを開催してみて、多くの方が、アイデア会議の運営にお困りなのではないかと思いました。そこで、今回は楽しいアイデア会議の進めかたについてお知らせします。
■楽しくない企業内会議
ずいぶん以前になりますが、アイデア会議の6つの心構えついてお伝えしたことがあります。
この6つの心構えを持って、多くのアイデアを出し、発散と収束を繰り返して、最適解が出るまで本気で取り組めば、アイデア会議は成功するはずだと頭で理解しても、なかなか上手くいきません。
場数を踏めば慣れるのだから、アイデア会議を毎週開催すると決めても、多くの場合、長続きしません。
それは、アイデア会議に限らず、企業内の会議は基本的に楽しくないからです。
もちろん、楽しい経営戦略会議や愉快な営業会議というものは想像できませんし、楽しんで行う会議でもないでしょう。
しかし、アイデア会議は、そういう意味で特殊な会議で、参加者全員が楽しまないと会議の目的であるアイデアが出てきません。
「無駄な会議が多いし、社内会議はつまらない」という社内会議に対するネガティブな印象を多くの方が持っているようです。その印象を取り除けば、アイデア会議に積極的に参加できます。
■マインドマップとアイデア会議
木全はマインドマップという発想法がアイデア会議を楽しいものに変えてくれると確信しています。
木全は、マインドマップの開発者である英国の教育学者トニー・ブザン氏が公認する「マインドマップフェロー」の資格を持ち、母校の専門学校桑沢デザイン研究所で、デザイン学生達にマインドマップを教えています。
マインドマップを使って、課題のアイデアを出させると、学生達はほとんど手を止めることなくたった20~30分でA3用紙一杯のアイデアを描き出します。それも、とても楽しそうに没頭し、完成したマインドマップも楽しげです。
マインドマップを描き上げた後、3~4名のグループを作り、自分のマインドマップをグループ内で一人2分間ずつ発表させると、ほぼ全員が2分間途切れることなく話し続け、そこかしこで笑いがはじけます。
こんなアイデア会議だったら、楽しくて毎日やりたくなりそうです。学生達にマインドマップの効果を聞くと「頭がスッキリする」「壮大な目標が語れる」「思考の流れが見え、楽しんで的確に考えがまとめられる」などと答えてくれます。
また、筆者が中小企業のデザイン会議に参加して、ホワイトボードや黒板にマインドマップを描きながらファシリテーションを行うと、全員が活発に意見を交わし、問題点や問題解決のために必要な作業が共有化され、会議後の作業分担まで明確になります。
デザイナーは会議の進め方まで変わっていると思われているかも知れませんが、中小企業の方々もマインドマップを使ったアイデア会議は楽しいと感じているようです。
アイデア会議が楽しくなれば、参加すること、続けることが楽しくなります。アイデア会議の場数を重ねれば、アイデア会議の心構えも自然と身につき、アイデアはいくらでも出てくるようになります。
次回から、もう少し具体的にアイデア会議の進め方をお知らせします。
★デザインセミナー講師も承ります。「講演.com」
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■株式会社ビートップ・ツー 工業デザイナーの転職アドバイザー