12歳少女の死(PART 2 OF 3)
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『現時点での検索結果』
「佐世保 事件 デンマン」と入れてGOOGLEで検索してみたら、赤枠で囲んだところに わてが2005年8月25日に 書いた記事が出てきよった。
東京が世界で一番生活費が高い都市になると
佐世保で小学生女児が殺人事件を起こす。
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バンクーバーですか?
いいところですね。
シアトルも近いし...
わたしここ何年か休みらしい休みを
取ったことがありません。
おっしゃるとおり、
こんなに毎日残業して働いているのに
生活に全然余裕がないなんてやっぱりどっかおかしいと思います。
なんか、コメントと言うよりも愚痴になってしまいました。
by ヤマト at 2005-08-23 (Tue) 11:39
ヤマトさんがコメントをつけてくれた記事は、最近僕が立ち上げたQLEPブログに書いたものです。
関心があったら次のリンクをクリックして読んでみてください。
■ヤマトさんがコメントをつけてくれた『QLEP ブログ』の記事
【デンマン注: この上のサイトはプロバイダーがすでに2007年に運営を停止しました。】
ヤマトさんは大変律儀な人で、僕が返信したコメントの中に貼っておいたリンクをクリックして
『東京が世界で一番生活費が高い都市になると佐世保で小学生女児が殺人事件を起こす』という記事を読んでくれたのです。
上のコメントはこの記事を元にして書いてくれたわけです。
実はこれまでにも、同じようなコメントをこの記事に対してもらっています。
でも、まだブログには書いた事がないので、良い機会だと思ってここに書くことにしました。
ぜひ読んでみてくださいね。
ちょっとばかり古い話ですが、2004年10月現在で、なんと東京が世界で一番生活費が高いということをCNNが伝えていました。
The most expensive city! と言っていましたよ。
あるリサーチ会社による調査の結果だそうです。
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第1位 東京
第2位 ロンドン
第3位 モスクワ
…
…
第12位 ニューヨーク
…
…
第83位 トロント
…
…
第96位 バンクーバー
僕が耳にした興味のある都市のランクが上の通りです。
この上のどの都市にも僕は滞在したことがあります。
東京都内では暮らしたことがありませんが、数え切れないほど東京には出向いています。
現在はバンクーバーにいますが、通算でこの町には18年近く住んでいます。
僕は他の記事や投稿の中でも、バンクーバーが僕にとってパラダイスだと書いていますが、
このランクを見てもバンクーバーは経済的にとても暮らし易いというのが良く分かると思います。
96位ですよ!
別のリサーチ会社だと思いますが、世界で一番暮らし易いのはどの都市か?
というアンケートを毎年やっているのですが、バンクーバーは、いつも3本の指に入ってます。
経済的に暮らし易いというのは選択する上で大きな要因ですからね、上のランクを見ると納得がゆきます。
現に、僕がこれまで暮らしたうちではバンクーバーが最も長期にわたっています。
なぜなら、それだけ暮らし易いからです。
僕はこれまで20カ国以上を渡り歩いています。
上のランクに出てくるようなめぼしい都市はほとんど訪ねています。
だから、東京といわず日本が最近いかに暮らしにくくなっているかということは、日本へ足を運ぶたびに肌身で感じています。
ホテルや電車賃が馬鹿高い!日本国内を旅行すると、金が飛ぶように出てゆきます。
僕の実感では、バンクーバーでの生活費は東京と比べると7分の1です。
これは僕がかなり節約した生活をしているためです。
バンクーバーの日本人の知り合いや友人の話を総合すると、東京都内で生活することを考えると、
バンクーバーではその3分の1でやって行けるというのが平均的な意見です。
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しかしですね。例えばですよ。バンクーバーでセスナの免許をとろうとしますね。日本と比べると、かかる費用は10分の1ですよ。
興味のある人は次の記事を読んでください。
■『セスナのライセンスを取るならカナダに限る!』
【デンマン注: この上のサイトもプロバイダーがすでに2010年頃に運営を停止しました。】
カナダでは飛行機のライセンスを持つことは決して金持ちの道楽ではありません。
試しに飛行機教習所へ行って見て下さい。
建物は豪華じゃないし、習いに来ている人たちに金持ちらしい人は見当たりませんよ!
僕だって、もちろん金持ちじゃありませんからね。
日本みたいに馬鹿高くしたら、習いに来る人がいなくなって教習所はつぶれてしまいますよ!
というわけで、カナダでは日本で言う『ぜいたく』をすればするほど日本と比べて相対的に生活費が安くなるという不思議な現象が起こります。
僕はゴルフをやりませんが、日本からのお客さんをゴルフ場に案内すると、皆、全くぶったまげますね。
『バ.カ安!』といって目を丸くしますよ!
東京が世界で一番生活費が高くなると
なぜ佐世保の小学生女児が
殺人事件を起こすのか?
あなただって、このことに関心を持って、この記事を読みに来たと思うのですね。
それでは、おもむろにその理由を説明します。
ところで、僕のクライエントの一家がセカンドハウスを売りに出しました。
次の写真はそのとき撮ったものです。(もう売れました!)
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この家の所有者は関西からやって来られたご夫婦です。もう,子供さんも独立したので管理のし易い小さな家に移ろうとしてこの家を売りに出したのです。
その小さな家というのは今まで他人に貸していたのですね。
つまり、このご夫婦は2件の家を持っているのです。借金はありません。
言っておきますが、このご夫婦が日本で言う『お金持ち』という人種かと言うと、決してそうではありませんよ。
いわば、ごく普通の人の良い真面目に働く平均的な日本人です。
私のお客さんのうちの一組ですが、もう10年近いお付き合いをしています。
学歴に関して言えば、お二人とも大学を出ていませんからね、日本的な考え方によると、とても信じられないでしょうねェ?
この家は、日本円にして約5千万です。
この同じ家を東京の世田谷で買おうとしたら、どんなに安く見積もっても2億円になるでしょうね。
つまり、同じことを東京でしようとすると、4倍一生懸命働かないと、この家が買えないことになりますよね。
あなたも含めて、平均的な日本人がですよ、カナダにやって来て働けば、こういう家で、実労6時間から7時間だけ働いて、楽しく、のんびりと生活することが出来るのですね。
ところが、今の日本はどうですか?
残業しても残業手当は出ない!
働きたくはないけれど借金に追われて働かねばならない!
子供の将来、教育費とか結婚の費用とか、そういうことを考えると、もう過労死するほど働かねばならない。
こういう社会環境の中で、子供の家庭教育なんて、かまっちゃいられないのが、ぶちあけた話でしょう?
そんな気持ちのゆとりなんてありませんよ!まず、生活してゆかねばならないんですからね。
こういう社会環境の中で、佐世保の小学生女児殺害事件が起きたわけですね。
こういう社会環境の中で、子供が、のびのびと、すくすくと、健康に明るく育ったら、それこそ奇跡ですよ!
あなたも、たまには海外に出て見聞を広めてください!
僕は海外生活が、そろそろ通算で30年になりますからね。
僕の人生の半分以上を海外で生活しています。
日本の暮らしにくさ!
社会環境の劣悪さ!
物価高!
もう、日本での生活には、ほとほと愛想が尽きていますよ!
でも、日本を捨てたわけじゃありません。
私の肉親の何人かは日本で暮らしています。
しかも、私のふるさとは、日本ですからね。
日本を良くしたいと思う気持ちは、あなたに勝るとも劣らないと思っていますよ。
何が一番悪いかと言うと、やる気のない政治家が最も悪い日本の癌ですよ!
こういう暮らしにくい世の中にもかかわらず、日本を良くしようなんて本気で考えていないんですからね。
党内の派閥争い!
利権獲得のあくなき欲望!
いかに次の選挙戦を戦うか?
こういうことばかりにかかずらわっているんですよ。
しかも、年金制度を根本的に見直すべき政治家がですよ!
年金のごまかしをしているんじゃないですか!?
こんな馬鹿な国が世界中を見渡してどこにありますか?
しかもですよ!ほとんどの日本人が、もう鈍感になってしまっているんですねェ!
カリフォルニアで起きたような州知事のリコールなんて誰もやろうと立ち上がらないんですからね。
年金ごまかしの政治家など、もう、日本国民が束になってリコールして、引き摺り下ろさなきゃ駄目なんですよね。
出典: 『更新した記事』 『オリジナル記事』
(2005年8月25日)
つまり、社会的環境が加害者少女を事件に追いやった、とあんさんは考えはったん?
当然のことやがなァ~。。。 それ以外に考えられへん。。。 つまり、加害女児の家庭は、父親が病気で仕事ができなかった時期が長く、母親と祖母がパートに出ていたのやでぇ~。。。 これは、とりもなおさず、日本が経済大国になったとは言え、東京が世界で一番生活費が高い都市になったわけやァ~。。。
要するに、実質的には、生活が楽になったわけではあらへんのやねぇ~。。。
そういうことやがなァ~。。。 より豊かな生活をしようと思えば、夫婦は共稼ぎをしなければならへん。。。 だれもが残業しなければならへん。。。 当然、加害女児は、両親との関係、コミュニケーションが淡白になるねん。。。
それで、ホラー小説などの影響は、加害女児の現実における行動にも現れるようになっていった、と あんさんは言わはるのォ~?
そうやァ~、加害者の少女は 本来ならば親しく触れ合う母親と祖母が 学校から帰っても不在やった。。。 それで、少女はHPを作り、親の知らないところで箱庭のような自分の世界を築きあげていたのやがなァ~。。。
。。。で、殺人事件まで進みやはったん?
そうやァ~、母親と祖母が身近にいれば、加害者少女も何かと相談することができたと思うねん。。。 少なくとも愚痴や不満を母親に言えたかも知れへん。。。 そうなれば、母親だって少女の気持ちを汲んでやるとか、何かと気持ちの支えになってやれたかも知れへん。
ところが、そういうコミュニケーションがあらへんかったので、加害者少女は短絡的に“ホラー小説の世界”に自分を置いて殺人に及んでしまった。。。 あんさんは、そのように思いはったん?
それ以外に考えられへんやろう。。。
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(すぐ下のページへ続く)
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