夢のデニッシュ・悪夢のマーガリン(PART 1)
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マーガリンってぇ
貴方の体に良くないよ!
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バターの方が
いいですよ!
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デニッシュ
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デニッシュ(Danish)とは、パンの一種。
デンマークやその周辺のスカンジナビア諸国に源を発し、世界各国で様々なものを指す場合がある。
「デニッシュ・ペストリー」という呼び方もある。
原料として、小麦、イースト、牛乳、卵、多量のバターを含む。
その他の油脂類を含む場合もある。
イーストの入ったパン生地を薄く延ばし、バターを塗り込み何重にも重ね、巻き込む。
数回繰り返すことでサクサクと言う食感やバターの風味ができ上がる。
但し作り方には例外もある。
デンマークではチョコレートや砂糖等をトッピングしたり、ジャム、マルチパン、カスタードを詰めたりするものもある。
形もいろいろあり、中に詰め物のある丸いものや、螺旋状に巻いたもの、ひらがなの「め」の字に似た「クリンゲル」などもある。
デンマークのパン職人が、酪農王国ならではのバターや鶏卵をたっぷり使ってサクサクとした食感の生地に改良した。
クロワッサンのようなバターを何層にも折り込んだパン生地に、フィリングとコーティングやトッピングを組み合わせ、様々な種類を作ることができる。
生地はクロワッサンに似ている。
だが、クロワッサンと同生地を使っている店と、別生地を使っている店があり、一概に同じとは言えない。
デンマークでは誕生日などのお祝いにはケーキの代わりに食べる。
大きな「クリンゲル(英語版)」や、子供のバースディには男の子や女の子の形の「カイヤマン」を作り、みんなで切り分けて食べる。
デニッシュとはデンマークが由来と言う意味だが、そのデンマークでは、オーストリアのウィーンで発祥したと伝えられているため「ヴィナーボズ(Wienerbrød)」(ウィーンのパン)と呼ばれている。
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日本ではアンデルセンで販売されたのが最初。
1959年、タカキベーカリーの創業者高木俊介がはじめて欧州旅行にでかけ、デンマークのコペンハーゲンのホテル・ヨーロッパで食べた、朝食のデニッシュペストリーに感動したのがきっかけ。
菓子パンとしてのみならず、ベシャメルソースやトマトソース、マヨネーズなどと具を乗せて焼いた調理パンとしても多く流通している。
出典: 「デニッシュ」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『夢のデニッシュ』に掲載
(2016年6月9日)
デンマンさん。。。 どういうわけで“夢のデニッシュ・悪夢のマーガリン”というタイトルにしたのですか?
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真由美ちゃんを呼び出すには、このタイトルがもっともふさわしいと思ったのですよ。。。
デンマンさんは“デニッシュ”が好きなのですか?
嫌いじゃないですよ。。。 イーストの入ったパン生地を薄く延ばし、バターを塗り込み何重にも重ね、巻き込む。 数回繰り返すことでサクサクと言う食感やバターの風味がほんわかと香るデニッシュをカフェオレを飲みながら食べるのは朝の贅沢(ぜいたく)な時間ですよ。
私もデニッシュは好きですわ。。。 でも、あまり食べると太るので できるだけ控えてますけど。。。
ところで、ここにライ麦のロシアの食パンがあって、バターとマーガリンが用意されているとしたら真由美ちゃんはどちらを食パンに塗る?
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この記事の冒頭に マーガリンは体に良くないと書いてあるじゃありませんか! 答えは、すでに分かっているのに、どうして私に尋ねるのですかァ~?
真由美ちゃんは実際はどうなのですか?
マーガリンをぬって食べていましたわァ~。。。
なぜ。。。?
冷蔵庫から取り出しても柔らかくて、すぐに塗れるでしょう。。。 バターは硬くて ちょっと塗るのに時間がかかりますわァ。
でも、薄くきって食パンに載せて食べれば、時間はかからないでしょう。。。
でも。。。、でも。。。、バターはコレステロールが高そうだし。。。、それに、マーガリンは原料が植物性脂肪だから、ヘルシーっぽい気がしますわ。。。 それに、カロリーハーフのものがあるから、それを買って食パンにぬって食べてましたァ。。。
たぶん、マーガリンを食パンに塗って食べている人は、ほとんどの人が真由美ちゃんのように信じ込んでいると思うのです。。。
デンマンさんはマーガリンに対して偏見を持っているのですか?
いや。。。 最近、バンクーバー図書館で本を借りて読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。
マーガリンほど体に悪い油はない
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現在一般的に市販されているオイルの多くは「溶剤抽出法」といって、原材料にヘキサンという化学溶剤を入れてドロドロにしたものを加熱し、油を溶け出させたうえで、さらに高圧・高熱下で溶剤だけ蒸発させるというやり方で作られています。
この方法だとロスが少なく、過熱してあるので変質もしにくいのですが、この方法で抽出された油は「トランス脂肪酸」という体にとって非常に悪い成分に変わってしまうのです。
つまり、腐敗(酸敗)しない代わりに体に害を与える成分が含まれているということです。
トランス脂肪酸は、自然界には存在しないもので、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らすほか、ガン、高血圧、心臓疾患の原因になるなど、さまざまな健康被害をもたらすことが報告されています。
そのため欧米諸国では、食物に含まれるトランス脂肪酸の量に上限値を定め、それを超えるものは販売が禁止されています。
しかし、残念ながら日本では、このような基準はまだ定められていないのです。
そして、このトランス脂肪酸を最も多く含んでいるのが、「マーガリン」なのです。
(中略)
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マーガリンと同じくらい多くのトランス脂肪酸を含む油に「ショートニング」があります。
家庭でショートニングを料理に使うことはほとんどないと思いますが、市販のクッキーやスナック類、ファストフードのフライドポテトなどにはたくさんのショートニングが使われています。
スナック菓子やファストフードが体によくないとされている理由のなかには、こうしたトランス脂肪酸の問題もあるのです。
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
98-100ページ 『病気にならない生き方』
著者: 新谷 弘美
2006年5月1日 第25刷発行
発行所: 株式会社 サンマーク出版
あらっ。。。 マーガリンってぇ マジで体に良くないのですわねぇ~。。。
そうなんですよ。。。 マーガリンに含まれているトランス脂肪酸は、自然界には存在しないもので、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らすほか、ガン、高血圧、心臓疾患の原因になるなど、さまざまな健康被害をもたらすのですよ。。。 これを読んだらマーガリンを食べる気がしなくなりますよ。。。
でも。。。、でも。。。、マーガリンはそれほど悪い食べ物なのでしょうか?
だってぇ~、トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らすほか、ガン、高血圧、心臓疾患の原因になるなど、さまざまな健康被害をもたらすのですよ。。。 体に悪いに決まってるでしょう!
でも。。。、マーガリンは元々バターが高価だったことから、バターの代替として作られたのでしょう!? 以前は「人造バター」とも呼ばれていたのですわ。
確かにそうです。。。
しかもかつては、植物性脂肪から作られているマーガリンは、動物性脂肪であるバターよりも健康に良い印象を与えて、宣伝していたのですわ。 バターよりも安いので、いまでもパンやケーキ、クッキー、アイスクリーム、チョコレートなど、多くの市販食品の原材料に使われていますわァ。
だから、それが最近では問題になっているのですよ。。。 トランス脂肪酸は、ガンや心臓疾患などの現代病ばかりじゃなく、喘息やアトピー性皮膚炎などとの関係も示唆されているのですよ。。。 しかも、多量に摂取すると高齢者の認知症の発症にもかかわっていると、アメリカでの調査研究結果で明らかになっている。。。
マジで。。。?
僕はウソと真由美ちゃんの尻は突きません。。。 (微笑)
そのような下卑た冗談を言ってる場合じゃありませんわァ。。。 でも、バターだってぇ摂りすぎたらカラダに良くないのでしょう!?
もちろんですよ。。。 過剰に摂取すると血中コレステロール値が上がり、動脈硬化の原因になると言われている。 それに、血液が「ドロドロ」の状態になるとか。。。
じゃあ、いったいどうしたいいのでしょう?
だから、マーガリンよりはバターを選ぶほうがカラダにはいいのだけれど、バターも ほどほどに食べるのがいいのですよ。。。
でも、マーガリンを食パンにぬって食べなくても、マーガリンを使った商品がたくさんありますわァ。。。
たとえば。。。
パン、アイスクリーム、クッキー。。。 スナック菓子など袋菓子や箱菓子などの市販のお菓子は、ほぼマーガリンかショートニングを使ってますわァ。。。
じゃあ、そういうものは買わなければいいのですよ。。。
デンマンさんは、アイスクリームや市販のお菓子などは買わないのですか?
僕は間食しませんから。。。
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(すぐ下のページへ続く)