やむやむやみー

やみーのやむやむな毎日

つながり読書103 「世界から猫が消えたなら」 川村元気

2017-05-13 21:17:02 | ヨムヨム ネタバレチュウイ!!!



犬の次は猫、というつながり。

そうそう。前回の作品では未来で猫は絶滅している設定だった。


読後の感想。何がそう思わせるのかよく分からないけど、なんか全体的にしっくりこない。

頭に思い浮かんだことをぱっぱか文にしたような軽い感じがどうもなじめない。

死ぬ直前に悪魔が来るという設定も、何か消えるたびに寿命が伸びるという設定も、

美化されたお母さん像も・・・


〜をしておけばよかった、といろんな後悔をすること自体がその人の人生だ、と主人公が気付き、

この世はこんなに美しい、と感じることができる結末であるのなら、

「これはあなたへのテストでした。消したもの4個までならセーフでーす。」と悪魔に言わせる、

明るいファンタジックなエンディングでもよかったのかも?


つながり読書102 「犬は勘定に入れません」 コニー・ウィリス

2017-05-05 20:31:01 | ヨムヨム ネタバレチュウイ!!!


「このミステリーがすごい!」の2005年海外部門第8位が「蛇の形」、そして9位がこの作品というつながり。

このつながりだけで選んだ本なので、当然ミステリーであると思っていた。

でも読み始めるうちに、これは100%SFだ!と気付き、読み終わったあとコニー・ウィリスについて調べても

ばっちりSF作家という記述あり。

SFものを普段読まない私にとって、冒頭から時空を行ったり来たりしてるであろう様子をしばーらく読んでから

やっと、あ、これはもしやタイムトラベル?と気付いた始末。

そんな私には齟齬なんていう言葉も縁遠く、文章で読むのは苦痛な場面も多く、

これは映画として制作されたらもっと分かりやすくなると同時に、ウィットに富んだ会話も楽しめて

すばらしい作品になるような気がした。







違和感のある「ただいま」

2017-05-03 15:11:52 | やみーの日常
変なCMがある。

電化製品のCMなのだが、明らかに嫁に行ったと思われる娘が子連れで

実家に遊びに来る、という設定なのだが、その娘が実家の玄関で「ただいま!」

と言うのだ。


私は結婚後、実家に行っても「ただいま」とは絶対言わない。

だってそこはもう私の家ではないから。

もし夫が彼の実家の玄関で「ただいま!」と言ったらドン引きだ。


見るたびに激しい違和感を感じる。


おまけにその娘はCMの最後に、「また食べに行くね」と意気揚々と実家に電話している。

その前後から推測するに、また食べに行ってあげるよ、さびしくないように、というニュアンスが感じられる。


たとえ実家でも家族でご飯食べに行ってやる、とはなにごとか。

こういう遠慮のなさがどうも私にはひっかかってしまう。


私のような考えを持った娘はかわいげないとは思うけど、

このCMのような親子関係にはどうにも寒気がしてしまうのだ。





責任を果たす

2017-05-01 11:54:26 | やみーの日常
最近気になる言葉がある。

「責任を果たす」だ。

学生時代から責任を持ちなさい、とか自己責任です、という言葉に触れる

機会はたくさんあったのに、そこにはどこかメンドーなイメージというか

強制的なものを感じていた。


でも最近、「責任を果たす」ことが気持ち良いと感じるようになった。


オトナとしてやらなければいけないことは、やりたくないことでも

その責任を果たすという気持ちでやると、自分がやりたいからやるんだという

感覚に変わることに気付いた。