狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

秩序・モラル・伝統・文化を破壊する保育園・・・女性解放・男女平等・LGBT・同性婚、大衆迎合、共産化

2016-04-17 20:47:49 | 社会・経済
 保育園に子供を預ける事が出来ない事を腹いせにするブログが世間で反響を呼んだり、保育園を建てる事を近隣住民が騒音等を理由に反対している。
 しかし、そもそも根本的には、保育園に預けて子供を養育するという事が間違っているのである。旧来、特に日本での長い歴史上、母親自身が子供を直接養育して来た。それが日本の伝統や文化の一部分であった
 それが、近代化、進歩、民主主義、平等、自己実現、西欧・アメリカンスタイル等の名の下に、その歴史・伝統・文化やそれらを基にした秩序・道徳倫理を破壊して来ているのである。
 ウーマンリブ、フェミニズム、ジェンダーフリー等は、女性の地位向上や社会進出等の女性解放、男女平等を謳ったものだが、これらも実はその歴史・伝統・文化と秩序・道徳倫理を破壊する為のものなのである。
 完全な男女平等は有り得ない。人間それぞれに能力の差が存在する。人それぞれに個性・違いが有って当然である。スポーツ・競技においても男女区別して行われている。そもそも身体能力自体にも個人差が存在するのである。それを敢えて平等にしようとするのは、能力のある者を上から強制的に押さえつけて低いレベルに平準化し均一にするもので、それが「共産主義」なのである。逆に、低レベルの能力を高レベルに合わそうとする事は出来ないのである。その様に共産主義においては、極一部の支配者によって、世間・一般大衆の人達を均一化・平準化・奴隷化するという意味である「平等化」が行われるのである。
 家庭においても、それ故の区別・役割分担が必要である。かつての古き良き頃の日本においては、夫が外で働き、妻は家庭・子供を維持し、家事をして守っていたのである。この事は古き良きアメリカでも同様であった。
 現在進行している、LGBT(レズ・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)の公的な承認化や同成婚の合法化も同じ事で、秩序・モラルの破壊の為に行われているものである。今から約3,500年前から書き積み重ねられて約1,900年前に完成した「聖書」は、その後1回も書き換えられた事が無く、全く不変で真実の書であり、長い歴史を有する伝統の書であるが、その聖書においてはそれらは裁き主である創造主が忌み嫌うべきもので、且つ恥ずべきものであり罪であるという事が書かれているのである。しかし、リベラル派という者達は、自由の履き違えをして、書かれてある事をそのまま受け入れようとはせず、結局は信じていない、信仰心が無いのである。
 先日には国連女性差別撤廃委員会において、日本の皇室典範における天皇の男系男子の継承を批判していたが、これも同様で、内政干渉による歴史・伝統・文化・秩序・モラルの破壊と、日本のナショナリズムを抑圧・否定して世界共産化=グローバリズムの枠組みに組み入れようとしているのである。
 離婚が増加している。これは家庭崩壊に繋がり、子供の教育・養育にも悪影響を及ばす。アメリカにおいては弁護士によって離婚が勧められているが、その弁護士が実はユダヤ人が多いのである。
 また夫婦別姓も同様であり、秩序・伝統・文化の破壊の一環で行われているのである。
 しかし客観的に見て考えてみると、日本の世間の多数派の人達は、個性や違いを排除しようとしている。常に周囲と異なっていないかを気にしながら生活している。普通が良いと思い込んでいる。故に、世間に存在している風潮・傾向・流行・空気・雰囲気に同調し付和雷同して、みんな同じ方向を見て、同じ事を口にして、同じ考えを持とうとしている。自ら均一化・平準化・無個性化という普通化・平等化・共産化を望んで行っているのである。
 因みに前に戻って一方では、保育士は自分の子供を保育園には預けずに、自分で育てている者もいる。それは、自分が働いていた保育園での嫌な事を多く目にして来て、危なくて信頼出来ず、とても養育を任せる気にならないからとの事である。裏側の事情をよく知っての判断である。
 また、保育園の設立には多額の金が必要になる。それを国や自治体が援助する事は、それらの財政を圧迫する。世間・一般大衆の欲望である、行き過ぎた福祉・医療・介護・子育て・年金・生活保障等の社会保障は国を亡ぼす結果となる。一大隆盛を誇ったローマ帝国は、「パンとサーカス」である、それら社会保障・サービス・娯楽(施設)を世間・一般大衆に迎合してばら撒く事によって財政破綻と人心の乱れと秩序・モラル破壊に繋がって崩壊したという事を教訓にすべきである。
 風潮や流行、空気、雰囲気、傾向というものは、とかく間違っている事が多い。私は、世間の人達が口裏を合わせるかの如くに同じ様な事を言っている事は間違っているのではないかと常に疑っているのである。
 そして、子育てにおいても、他に依存しない親御さんの「自立精神」が必要ではないかと思うのである。

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  ・2013/05/11付:「古き良き伝統・文化を守りつつ、それまでの不正・矛盾・偽善等を改めて行く『バランス』が大事・・・『ハゲタカ(上・下) 』を読んで」
  ・2013/06/21付:「イルミナティ・フリーメーソンによるモラル破壊・・・フランス同性婚合法化
  ・2013/09/25付:「同性愛・同性婚の間違い(1)・・・旧約聖書・創世記『ソドムとゴモラ』」
  ・2013/09/25付:「同性愛・同性婚の間違い(2)・・・ロシア・プーチン大統領の正義と、イスラムの『旧約聖書』を基にした正しさと毅然さ & 規範・根拠を持たない日本人・世間の人」
  ・2014/04/06付:「『同性愛禁止法は合憲、インド最高裁が判決』・・・規範(真実)は永遠に変わらず」
  ・2015/01/25付:「Charlie Hebdoとテロ襲撃事件の双方の背後にCIAとモサド&フリーメイソンリー仏国のモラル不在の自由」
  ・2015/02/15付:「同性婚・同性愛は間違いである・・・規範・真実により『自由化』への規制が必要」
  ・2015/06/21付:「橋下市長は『パンとサーカス』を欲する高齢者から嫌われ大阪都構想否決・・・大衆迎合によるローマ帝国崩壊」
 
 関連動画
 

YouTube:『保育園増設礼賛の嵐に異議あり①』小坂英二 AJER2016.4.7(9)
 

YouTube:宇野正美1989_(5/14)
 

YouTube:Feminism Exposed
 

YouTube:[宇野正美] なぜ古代ローマ帝国は滅亡したか
 

YouTube:アメリカニズムを如何にせん【前半戦】2015年12月31日放送


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