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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

チバニアン!最後に笑顔の寒ビラメ

2020-02-20 11:45:54 | 釣りレポ 2020

チバニアン!
今日は興津の庄之助丸の定点観測!今年に入ってから初めてですよ。

庄之助船長への挨拶は、「おはたん!」か「ハッピーマックス!」が定番なのですが、今回は趣向を変えて「チバニアン!」

なぜなら、今年の1月に世界にチバニアンが認められたからです。
チバニアンは、簡単に言えば時代の名前。地磁気が最後に逆転した証拠が千葉県で見つかったことから「千葉時代」の名称が国際的に使われることになったのです。
これからは教科書や専門書に「千葉時代」が載るんですよ、すごくない?
昭和時代が63年間、江戸時代だって265年間しかないのに、千葉時代は655,000年間だよ、すごくない?

ところが、日本の世の中ではチバニアンがぜんぜん盛り上がってない、ニュースの扱い小さっ!
桜を見る会で税金を私物化した総理があたふたと嘘と言い訳を並べるケチなニュースとは次元が違うのに!
千葉県はさっそくチバニアンビジターセンターを作りましたが、これちょっとせこくない?もっとがんばれ、森田健作。
世界的な明るいニュースなので、もっと盛り上げましょう。

ということで、今日の挨拶は、チバニアン!

不揃いのイワシたち。
今年はあちこちの港で餌の調達に苦労が見られます。
活き餌を用意するのはホント大変だと思います、大事に使いましょう。

今日は久しぶりに幻波ヒラメ255を出動。
胴の張りが強く、スミイカ竿までとは言わないけど、カワハギ竿のような先調子の竿です。
昔からヒラメ釣りにはいろいろな解釈があって、食い込みを促すぺなぺなほ穂先も竿もあれば、このようなアグレッシブこの上ない竿もあります。

さて、この日の状況はというと、潮色がめちゃくちゃ良いです、まるで私の心のように潮が澄んでいます。このせいか、昨日まであちこちに見られていたイワシ反応が、この日はほとんどないとのこと。
まあ、イワシ反応の中のやる気マンマンヒラメではなくとも、澄潮はそんなに悪条件ではありません、がんばっていきましょう。

大中小交じりのイワシの中から、飛び切りの大羽を選んで釣り開始。
やっぱりビッグフィッシュはビッグベイトだよね。
と、澄潮には高棚というので、高めの棚を攻めてると最初の流しでアタリ。
なんとかじっくり食い込ませようとしましたが、イワシ飲み込んでくれません。
やっぱでかいイワシを選んだのがまずかったかも?^^;
そんなわけで、歯形をつけられてスイングアウト。

潮がキンキンに澄んで、浅場ポイントだと海底が見えるほどです。
上の写真でわかるでしょうか、左下半分の暗くなっているところが根で、右上半分の明るい箇所が砂地です。

船長は次々に実績ポイントを流します。そして反対舷の胴でヒット、隣の左ミヨシでヒット。
釣れ上がるヒラメはキロオーバーばかりで、型は申し分なし。

勝浦のホテル三日月。
武漢から帰国した日本人を、一時受け入れしていたホテルです。風評被害を恐れず、コロナウィルスを必要以上に恐れず、立派な行動だったと思います。このホテル、昨年の千葉大停電事故でも、お風呂を無料開放して被災者のために尽力していました。えらいぞ三日月、すごいぞ三日月。
首相に忖度して値引き疑惑のホテルニューオータニも見習ってほしいものです。

さて、そのうち自分にもアタリが来るだろうと釣っているのですが、なぜかこの日のアタリは私を避けてくれます。
気が付けば、船で釣ってないのはわしだけ、、、。

プレッシャーで胸が押しつぶされそうになります。
空は快晴、竿先も糸もはっきりと見えているはずなのですが、なぜか曇ってきて竿先が見えなくなりました。あれ?もしかしてこれって涙?
ひとりだけボウズなんてあまりに自分がかわいそうなので、帰りはどこか美味しいラーメンを食べて帰ろう、、なんて考えながら釣っていると、ガツン!のアタリキターッッ!!

得意満面 !(写真提供:庄之助丸)

ハッピーマックス!もとい、チバニアン! (写真提供:庄之助丸)

手鉤炸裂!

薄氷を踏む一枚でした。
本日の釣果はみなさん仲良く一枚づつで沖あがり。

チバニアンの決定を祝して、千葉県では「地層10選」が選ばれました。
千葉県内を代表する地層のベスト10という感じでしょうか?
上の写真はそのなかのひとつ。「鵜原の黒滝不整合」で、ボラの鼻とも呼ばれています。
プレート変動で形成された可能性のある不整合の沖からの眺めは、地層マニアにとっては垂涎の風景です。
ちなみにわたしは地層マニアではありません。

そんなこんなで、今日も楽しく釣りができました。庄之助船長、ありがとう!
今日は潮が澄みすぎちゃったけど、勝浦から御宿にかけてはイワシが回遊中なので、またバクバクとヒラメが食ってくると思います。
地層を眺めながら楽しく釣りがしたい方はオススメです。
ということで、チバニアン!

[興津港 第五庄之助丸]
http://www.shounosuke.com/
http://ameblo.jp/syounmsukemaru/

↓船着場に集合、受付

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