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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

零の恐怖と壱の安堵、東京湾アオリイカ

2020-12-25 16:11:41 | 釣りレポ 2020

今年もあと僅か、お正月用のアオリイカを釣りに行きたいところ。
野毛屋かきよし丸か、どちらにするか、、年末は小潮周りなので限定出船している野毛屋へGo。
きよし丸には年明けにお邪魔することに。

出船前に勇治船長に挨拶すると、「今日は中ノ瀬いくから」
なぬ?中ノ瀬!?とわしが驚くと、「40年ぶりに釣れてるんだよ、(手を広げて)こんなでかいのが」
と言ってそそくさと岸の方へ歩いていきました。そして出船時間になっても戻ってこない。

わたしはてっきり、アオリイカ船が中ノ瀬を攻めると思い込んでいます。
しかし、勇治船長が乗らぬままアオリ船は出航、あれれ~?

上乗りしていたSトシ君に、最近は勇治船長乗らないの?と尋ねると、「フグ乗ってる」とのこと。
なんと、今日はアオリ船の舵取をユキちゃん船長に任せて、アカメフグ釣りに行ったとのこと^^;
そっか、こないだ中ノ瀬スミイカいったら巨大アカメフグ釣れてたもんね。だから40年ぶりなのか、、40年前はアオリイカやってなかったし。
しかし40年前というと伝説の大船長の忠治船長が元気だった頃ですね、私がまだ野毛屋に通う前です、その頃は中ノ瀬でフグ釣ってたんだ、それは知らなかった。

そんなこんなで、本日のアオリ船はユキちゃん船長の担当。
左のミヨシが空いていたのでそこに入りましたが、西風予報が大外れで終日ナライが吹いてました。
ソコリが7時なので、こりゃ期せずして本日のベストポジションになってしまいましたよ。

もう釣れたも同然、と笑いをこらえるのに苦労するような釣り座なんですが、こういう時に限って上げ潮で乗りが悪い。
竹岡沖航路まわり~久里浜沖~竹岡沖と細かく探りますが、アオリさんどうしたことか、ぶっこみで数杯上がったのみ。
上げ潮はいい感じで流れてて、山もすいすいと動いていきます。流しで乗るならわしのとこ、と信じながらしゃくり続けるけど、ダメ、乗らない。

アオリイカはボウズも出る釣りで、0で終わること自体はなんら恥ずかしくはないのですが、今日の潮と釣り座で零というのは情けない。潮がなくなるにつれて、ボウズの恐怖がひたひたと迫ってきます。
そんな中、午後には下浦沖へと移動。

ここでズドン!と乗りました、やっと乗りました、長かった。
0と1では大違い、いやぁホッとした。

パンチ締めしてスケスケアオリイカに。

満潮は13時頃、上げ潮が効いてきた時間は大貫沖まで移動。そこでは本日最大1.4kgがSトシくんに!潮がいってるせいか粘りに粘って16時に納竿、ユキ船長の釣らせようスピリッツは勇治船長譲りで熱いっす^^;
そんなこんなで、日の出から日の入まで船の上で過ごした一日でした。

宿に戻ると勇治船長がいて、「中ノ瀬いくってフグ釣りだったのね」と言うと、「そうだよ、40年前?俺もフグ船やってたよ、あの頃は中ノ瀬でバンバン釣れた」とのこと。
その中ノ瀬フグの後に、一世を風靡したコマセシャクリのハナダイ釣りが始まったわけですね、東京湾遊漁の歴史を感じる日でもありました。

[金沢八景 野毛屋]
http://www.nogeya.jp/

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