卯月の手鏡

小さな手鏡でも、広い世界が映る。

ホームパーティ

2011年01月09日 | パリ滞在記
Chantaleと一緒に日本に来てた陶芸仲間が来てくれてパーティをする事になり、Chantaleを手伝ってテーブルコーディネイトをしました。

と言っても、私は言われるままに並べただけですけどね。



料理はみんなが一品ずつ持ってきてくれました。だから私たちはホントにテーブルの準備をしただけです・・。





夜7時になってみんなが集まって、懐かしい人たちに会えてしばらくはワイングラス片手に話がはずみました。
でも、1時間経っても2時間経ってもワインとおしゃべりばかりで食事がなかなか始まりません。

お腹が空いた~~~。
テーブルの上には美味しそうな料理が並んでいるのに、みんな食べないの???
食べちゃうぞ~~~~と思ったけど、どうやらそれがフランス流らしいです。

まずはワインを飲んで夕ご飯は10時位から食べ始めるのだそうです・・・。

私、空腹で死にそうです・・・。









イエイ!やっと食事が始まりました~~。








生ハムとメロン、最強の組み合わせです!



日本で食べるとそんなに美味しいと思わないけど、ガチで美味しいです!
生ハムが別物です。
日本でも美味しい生ハムはある所にはあるんだろうけど、
私が行く所にはありません・・。





Chantale作 チェリーパイ。







お腹がペッコペコだったし美味しかったし一杯食べてお腹はパンパン~。
で、お開きになったら12時近くてシャワー浴びて速攻ベッドへ。


こんな生活してるからこっちの人は太ってる人が多いのでしょうか?


オペラ・ガルニエ

2011年01月08日 | パリ滞在記
シャルル・ガルニエが建てた古典様式とバロック様式が取り入れられた劇場。(1862年着工、1875年竣工)


こういう建築物がフツーに街中に建ってて、パリの人はそこに電柱が立ってるかのように気にもかけず通り過ぎて行くのが不思議な感じです。









隅々まで装飾が施されて写真の撮り所が分かりません・・・。





中央入り口の大階段。










客席の天井画はシャガール。







昔からフランス人はプライドが高いと言われてるけど、150年前にこんなの造って守り続けてるんだから
プライド高くて当たり前かなと思ってしまいました。


ピクニック

2011年01月07日 | パリ滞在記
もう去年の事になってしまってるけどパリのお話・・・。





日曜日、Chantaleの友達が企画したピクニックに行きました~。

Chantaleは「どうか日曜日が晴れますように!」と、ず~~っとこのピクニックを楽しみにしていました。
当日、午前中は曇りだったけど午後にはすっきり晴れて絶好のピクニック日和となりました。




「朝は曇っても午後には晴れる と言う言葉がパリにはあるのよ。」

Chantaleはピクニックシートの上で空を見上げながら嬉しそうに話してくれました。





半袖の人が多いけど、気温はそんなに高くなくて私は長袖のジャケットを脱ぐ事はできませんでした。

でもパリでは夏以外はあまり太陽が顔を出さないので、この時期少しでも日光がさすとみんなが上着を脱いで太陽の光を浴びるようでした。

私は紫外線を浴びたくなくてずっと日陰にいたけど、ここの人たちにとって日光はとても貴重な物のようでした。













こんなオシャレな食前酒からスタートしました。







そしてこれは料理のほんの一部・・。






ナイフとフォークにも気を抜かないセッティング。







ピクニックだからって紙皿なんて使わな~い。









写真には載せきれない程、前菜からメインまで手の込んだ美味しいお料理を楽しむ事ができました。






全ての料理を作って準備してくれたのがこの男性。














ここだけの話、「芸人」です。

モンマルトル

2010年10月18日 | パリ滞在記
Chantaleの仕事は土日休みで、7日(土)は芸術と坂の街モンマルトルを案内してくれた。
ジモターと一緒だと人に聞いたり迷ったりしなくて楽チン~。

でもChantaleは時々立ち止まる。
立ち止まって仕事のメールに返信する。
私はその間に街やChantaleの写真を撮る。




休日なのにお疲れさまです・・・。




ピカソやゴッホ、ユトリロ・・たくさんの芸術家に愛されたモンマルトル。
たくさんの絵描きさんが集まって作品を売ったり、似顔絵を描いたりしている。

でも、ここで売られている作品の殆どは中国で描かれて輸入したものなんだって。
「ちょっと前にテレビで見てしまった~。」とChantaleが言ってた~。(汗)








絵描きさん達を後にしてどんどん坂を上って行くと
普仏戦争の犠牲者を慰安する目的で建てられたサクレ・クール寺院がある。




サクレ・クールは「聖なる心」って意味なんだって。




ロマネスクビザンチン様式でエキゾチックな佇まい。





寺院正面の広場からはパリ市内が一望できる。











さて、ランチ・・・・。





カフェのメニューはどれも一皿が山盛りすぎて食べられない。
一人で街を歩いた時はサンドウィッチを買って公園でたべてたけど
Chantaleはカフェで食べる気満々だし・・・・。






カフェのメニューは量が多すぎると言うと、
「サラダだったら大丈夫、食べられるよ。」と教えてくれた。




大好きなアボカドとサーモンのサラダをオーダーしてみた。



美味しそうでしょ!食べたいでしょ!






しか~~~し





Chantaleとの比較でいかにサラダも特盛りかが分かるでしょ~~~~!!






すご~~く美味しかったんだけど完食できなかった・・・。
ごめんなさい。




Chantaleの仕事

2010年10月10日 | パリ滞在記

Chantaleはバスチーユ広場の近くにデザイン事務所を構えている。
彼女自身はデザイナーではなくマネージメント。何人かの若いデザイナーを雇って仕事をしている。
女社長、かっこいいね~。

本来ならバケーションの時期だけど、仕事が殺到して休み返上で働いている。
彼女の正面にある化粧品のボトルや、写真手前に積んである箱も彼女がプロデュースした物。







子ども靴、それを入れる箱、PR用のポスターも。






こんな物も。






箱、箱、箱。






休み返上のスタッフ。



名前忘れてごめんなさい。>スタッフさん






ビルの1フロアをオフィスにしていて、トイレとキッチンの他に5部屋あって
それぞれのPCで作ったデザイン画を無線でここにとばしてプリントする。
プロ仕様な線を引く道具や裁断機がおいてある。










もぉ~~~、ホントに忙しいっ!とChantaleは言う。
忙しいけどこの仕事を愛してるんでしょ?と聞くと、にっこり微笑んで「Yes」と答えた。

そんなChantale、ステキ。

ノートルダム寺院

2010年10月09日 | パリ滞在記
25年前にも訪れたノートルダム寺院。
あの時と全く同じようにそこにあった。

当たり前なんだけどちょっと不思議な感じがする。
25年前の私と今の私、生活環境も価値観も随分変わった。
その間も、私がどこで何をしていようと一切感知しないで、ずっと変わらずここに建ち続けている。
そんな風にしてずっと長い間そこにあり続けていたんだなぁ。

今、ちょっと調べてみたら1163年に着工して、200年の歳月をかけて完成したらしい。
800年以上もあり続けてる~。
流石ヨーロッパ!

notre-dame(ノートルダム)はフランス語で「私達の貴婦人」という意味で聖母マリアをさすんだって。





空が眩しい~~









別角度から。







内部のステンドグラス。





ノートルダムの中はひんやりして静かで落ち着くから好き。

祭壇では丁度ミサが行われていて、集まったクリスチャンが歌う優しい賛美歌が厳かに響いていた。











ノートルダムを後にして街を歩いていると自転車ポリス発見。




日本食ブーム

2010年10月07日 | パリ滞在記




ん?







ここは日本?








あ、Chantaleとオルガとみつこさんがいる。










ここはパリのスーパー、店の名前は「京子」。
そんなに広くないけど、置いてあるもの全部が日本の物。
もちろん、日本で買うよりはかなり割高だけど何でも揃う。


Chantaleは柚子ポン酢、味噌、シークァーサードリンク、ワカメを買った。
これは私のためではなく自分のため。
私にはとことんフランスならではの物を食べさせたかったみたい。






フランス人のお客さんもいるけど、みつこさんみたいに在仏日本人も買い物に来ていた。
とある日本人親子は冷凍の大福をカゴに入れていた。




ヘルシーな日本食はかなりブームなようで、お寿司を売っているお店もある。
でも、食の安全にこだわる人のためにこんな物も売られていた。















SUSHIー KIT









2階には包丁やまな板なども置いてあって、その一角にはガラスケースに高級な感じに陳列された商品があった。
その中にある物で特に目を引いたのは、
















ちょきんぎょランチボックス











京子さん、やりすぎです。(汗)
















もりもりランチ

2010年10月06日 | パリ滞在記
Chantaleと朝食をすませてから彼女のオフィスに行った。

ほとんどの建物は古い歴史ある物ばかりで、助手席に乗りながらキョロキョロしてしまう。
毎日、凱旋門やオペラ座の真横を通過する。
彼女にとってはごく普通の通勤路。







愛車はホンダのJAZZ(日本ではフィット)






凱旋門~~。






Chantaleはデザイン事務所のオーナーで、この日は遅めの出勤。
今思うと私のせいかな?
ホントは昨夜のうちに朝食の買い物に行く予定が、飛行機が遅れたせいで行けなかったとか・・・?


この日は私も仕事の手伝いをした。
何をしたかと言うと、日本語の言い回しのチェック。
詳しくは分からないけど、Chantaleがプロデュースした商品の説明書?の日本語版がいるとかで、
翻訳はみつこさんがして、言い回しが適当かどうかチェッックしてほしいと言われた。

みつこさんと言うのは、去年Chantaleが日本に来た時一緒に来ていた陶芸仲間で
30年パリに住んでいる京都出身の人。








この日のランチはChantaleとみつこさんと3人でオフィス近くのレストランに行った。
Chantaleが言うにはフランスらしい料理を出す所だとか。



デザートもついててお値打ちなランチをオーダーしてみた。



結構なボリュームのサラダ。
トマトもキュウリもかなり大きい。






手前はボール型のハンバーグっぽい食べ物。
半端無くでかい。



ハンバーグボールを1個食べたらもうお腹がいっぱい~~~。
でも、残しちゃいけないと思って頑張って完食!
ふ~~~~~~。
まだデザートがあるけど、それは別腹という隠しワザがある♪

楽しみ~~~~。





と思ったけど、





見ただけで別腹も満腹になる迫力~~!!



写真じゃ分からないけど男の人のげんこつ位はある。
メレンゲを焼いた物でフランスの伝統的な家庭料理だとか。
Chantaleも子どもの頃よくお母さんが作ってくれたと、この巨大焼きメレンゲに愛ある視線を送って言った。
そんな焼きメレンゲちゃん、残せる??


隣の席のフランス人さん達は普通に余裕で食べていた・・・。



私、無理っ!と心の中で叫びつつ完食したのであった。ウェップ!




量的に拷問なランチ、恐るべしフランス人の胃袋!!








レジのお姉さん。きさく~~~。


チーズな朝食

2010年09月22日 | パリ滞在記
出発が3時間遅れたものの12時間のフライトを終えてシャルル・ド・ゴール到着。
20年前に比べてエコノミークラスの座席もスペースが広くなって楽だったわ~。
足もそれなりに伸ばせるし。
(3時間待たされた事は忘れてる・・・


入国審査、ユルい。
入国カードもいらない、滞在住所もいらない。
端っこの空いてるゲートへ行って「Bonsoir」と言うと、そこにいたお兄さんはいじってたケータイに目を向けたまま
「Bonsoir」と答えてしばらくいじり続けてから、パラッとパスポートを見て
「Japanese?」と言った。
そうだと答えると、「コンバンワ、サヨナラ。」とスタンプを押して終わり。
ユルすぎる・・・。

空港ではbaggageのベルトコンベアーが動かず、またまたボ~~ッと待つ事何分かわからず。
ようやくスーツケースとも再会できて、Chantaleとも再会~~~~~。
彼女も空港でず~~~~っと待っててくれたのよね。ありがと

なんだかスマートになって奇麗になってる~。

Chantaleの車で彼女のフラットにたどり着いたのは23時近かったかな。
シャワーを浴びて

時差ぼけ無し~。

Chantaleはこのフラットで20歳の息子さんと二人暮らし。
今、息子さんはバカンスでパリにいないとの事で、ふっくんが1週間後にくるまでは彼女と二人暮らし
毎日を心ゆくまで楽しんじゃわなきゃ!





次の日の朝、朝食を食べるより先に近くへ食料の買い出しに一緒に行った。
チーズ屋さんで色んな種類のチーズを大量に買い、パン屋さんで2種類のパンを買った。


チーズ屋さん





これもチーズ~。





チーズを選ぶChantale.





そして、これが朝食。





買ってきたばかりのチーズとパン、ヨーグルトに紅茶。

パンにぼってりとチーズをのせて食べるのがフランス流とかで、
折角フランスに来たなら食べ物も同じように楽しんでって事で、大量のチーズを買ってくれた。
ちょっとクセのある物からまろやかで美味しい物などそれぞれがすご~く美味しい。

そんな朝ご飯を食べながら、
「Chantaleって、家に来た時よりスマートになってない?」って聞いたら、
「チーズを食べるのを止めてるの。チーズはめっちゃカロリー高いでしょ、それだけで1ヶ月で9キロ痩せたのよ。」



って おいっ!



私に太れって事か~~~~~~

○○○○航空

2010年09月21日 | パリ滞在記
8月4日から20日までのパリ旅行、航空券を格安で取ったところ・・・・

めっちゃ安い~~~~。


地味目な○○○○航空だけど安いし、上海での乗り継ぎ時間もいい具合だからヨシとしよう。
(セントレアから飛び立って上海で乗り継いでシャルル・ド・ゴールへ~。)

上海での乗り換え、ちょっと不安だったけど迷う事無く無事搭乗できて、後はパリに運ばれるだけ~。


がしかし、出発時間を過ぎても全然動かない・・・。
まぁ、多少の遅れはあるかもね。
それにしても機内が暑いっ!早く飛び立って~~~。


そうこうするうちにCAさんがパンがゴソッと入ったビニール袋を乗客一人一人に差し出して歩いてきた。
差し出された乗客は袋に手を突っ込んでパンを取る。
トレイとかないの?トングで配ったりしないの?



パン君も戸惑っている・・・。「あれ、ボク何でここにいるの?」





1時間経過。。。動かず  2時間経過。。。動かず 3時間経過。。。動け~~!!

暑いんだよ!!息苦しいんだよ!!どうなってんだよ!!


意外と我慢強い私もCAさんに遅れてる理由を聞きに行った。(我慢し過ぎ??)

そしてその返答に愕然とする気力も萎えた・・・。






「機内食が届かないので待ってるんです。」







ユル過ぎない?日本なら減額措置とか契約解除なんじゃないの?





それから暫くして機内の温度が下がり、ようやくパリに向けて飛び立ったのだった・・・つづく。