WBCフライ級タイトルマッチ
2階級制覇の八重樫東選手(Akira Yaegashi)がフライ級王座の初防戦のリングに登場。メキシコからのオスカル・ブランケット選手(Oscar Blanquet)の挑戦を12回3-0判定で退けて初防衛に成功しています。
スタートからフットワークとパンチのスピード差でペースをキープした八重樫選手。ぎこちない動きが見られるブランケット選手の振るスローなパンチの合間に左フックや右ストレートをクリーンに当てていきます。5回には右ストレートリードやシャープな踏み込みからのワンツー、ボディブローなどで挑戦者の失速を呼び、8回に左フックでノックダウンも奪った八重樫選手が終始力の差を見せつけていた12ラウンズでした。
公式のスコアは115-111が1人、116-110が2人の3-0八重樫。シロート採点117-109八重樫。最初から最後までブランケット選手の左ジャブを貰う場面が続いていたのが気にもなった八重樫選手。10回11回の終盤に強い左フックを食ってヒヤリとさせる場面も見せましたが、最後まで失われなかった軽快なフットワークで打ち気にはやる挑戦者を翻弄しきっています。
八重樫選手は18勝(9KO)3敗。ブランケット選手は32勝(23KO)6敗1分。
8回に八重樫に減点1
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確かに実力的に物足りなさを感じる相手ではありました。
ただ八重樫選手の試合後のコメントにあるようにパンチの強さだけは確かなものがあったんでしょう。
10回11回に食っていた左フックなんかは結構危なかったように見えました。