カール・フローチ対ロビン・リード(2007/11/09)

英国スーパーミドル級タイトルマッチ

無敗の英国人、カール・フローチ選手(Carl Froch)が元世界王者のベテラン、ロビン・リード選手(Robin Reid)に5回終了TKO勝ちしています。

ガードを低く下げながらフリッカージャブ、鋭い左フック、右ストレートなどで攻めるフローチ選手。
リード選手のオーバーハンドの右や思い切り良く踏み込んで放つ左フックなどをもらうシーンもありましたが、2回、3回、5回に1度づつ計3度のダウンを奪っての圧勝でした。

なかなかのパワーを感じさせるフローチ選手の攻撃ですが、いつものように低いガードを突かれてパンチをもらいがちなのが気になりました。4回に捨て身の攻撃に出てきたリード選手の大きな右が何発か入りヒヤリとさせたシーンも。
効いた感じはありませんでしたが、そんなに防御勘に優れているようには見えないので、せめて右のガードぐらいは常に上げておいた方が良いような気がしました。

既に30歳になるフローチ選手は22勝(18KO)。試合後引退を表明した36歳のリード選手は39勝(27KO)6敗1分。

Froch retires Reid!
Froch too strong for Reid
Carl Froch Reinforces his Class by Defeating Robin Reid
写真
November 9, 2007: Carl Froch vs Robin Reid - Nottingham, England / Chris Royle

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