box観戦記録

100%自分用のリストです

チャド・ドーソン対グレン・ジョンソン(2008/04/12)

2008-04-13 12:37:17 | ボクシング
WBCライトヘビー級タイトルマッチ

時期スター候補生、無敗のWBC王者チャド・ドーソン選手(Chad Dawson)が39歳の元王者グレン・ジョンソン選手(Glen Johnson)の挑戦を受けた一戦は、ドーソン選手が苦闘の末に3-0判定で勝利してタイトル防衛に成功しています。

ドーソン選手にとって非常にタフな試練の日でした。
試合立ち上がりは、じわりじわりとプレスを掛けてくるジョンソン選手に対し正面から対抗。鋭く力強いブローでベテランのプレスをはじき返します。
対するジョンソン選手もパンチの回転で劣るもののガードを固めながら強いパンチを度々決め、両者ハイペースで白熱の序盤戦でしたが徐々にジョンソン選手のパワーが勝っていきました。
ジョンソン選手の右のパンチが若き王者を追い詰めます。3回に強烈なボディブロー、5回に密着戦でのフック攻撃で明らかな失速を見せたドーソン選手。
6回からは足を使いだしペースを引き戻していきますが、ガードの低さと打たれたときの鈍り具合がかなり危なっかしいドーソン選手。10回には強烈な右を浴びダウン寸前に陥るなど非常に苦しい戦いでした。
11回には果敢に反撃を見せてガッツを示したドーソン選手でしたが消耗は激しく、最終12回も打ち合おうとはするものの身体が付いていかずフラフラ。なんとか最終ゴングに逃げ込み勝利の判定を得ましたが、会場からは大きなブーイングが巻き起こっていました。

ジャッジ3氏がいずれも116-112とスコアした結果はそんなにアンフェアなものではなかったように思いますが、試合を通じてより消耗していたのは明らかにドーソン選手でした。
苦しい苦しい戦いを勝ち抜いたドーソン選手。この日の苦戦を今後の糧にしてより大きく成長していってもらいたいものです。

ドーソン選手は26勝(17KO)。ジョンソン選手は47勝(32KO)12敗2分。

試合動画(dailymotion)

Tarver easily beats Woods;Dawson survives Johnson!
Tampa Treat For Dawson And Tarver
DAWSON CLAIMS CONTROVERSIAL WIN
Dawson vs. Johnson Biggest Surprise of the Night
Dawson-Johnson Scorecard!

チャド・ドーソン対エピファニオ・メンドサ(2007/09/29)
チャド・ドーソン対ヘスス・ルイス(2007/06/09)
トーマス・アダメク対チャド・ドーソン(2007/02/03)
グレン・ジョンソン対モンテル・グリフィン(2007/05/16)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿