ヘビー級10回戦
米国人ヘビー級ホープのセス・ミッチェル選手(Seth Mitchell)がワシントンDCのカーン対ピーターソン戦のアンダーカードに登場。ウズベキスタン出身のティモール・イブラギモフ選手(Timur Ibragimov)との10回戦に2回TKO勝ちして無敗のレコードを守った一戦でした。(体格比較)
左ジャブ、右ストレートを突いて試合を組み立ていこうと試みる両者。身長・リーチの差があるものの両者の良い攻撃がそれぞれあった初回、2回途中までの互角のペース争いの中、2回にミッチェル選手が強い左フックを当ててイブラギモフ選手の動きを鈍らせます。
すぐさまフォローした右ストレートも強く当ててチャンスを掴んだミッチェル選手が、その後に右ストレートを狙い撃ち状態で連続で決めてウズベキスタン人をコーナーに詰めた場面でレフェリーが割って入って試合は終わっています。
Powerpunches、Punchzone
ミッチェル選手にとっては元五輪代表の実績も持つイブラギモフ選手相手のこの試合は一段グレードを上げるための重要なテストでもありましたが、会心の内容でこの試験をクリアしています。ミッチェル選手は24勝(18KO)1分。イブラギモフ選手は30勝(16KO)4敗1分。
セス・ミッチェル対エバンス・クイン(2011/05/13)
セス・ミッチェル対アンドラエ・カースロン(2009/08/14)
トニー・トンプソン対ティモール・イブラギモフ(2007/02/16)
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クリチコの相手になるとは思えませんが、ポベトキンとならポベ有利ながらも見て見たいな、と期待が持てる内容でした。
KO負けがないイブラギモフを倒したのは評価できると思います。