BES大山(鳥取)

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松脂と非常食

2008-04-08 08:48:26 | 歴史・文化
大山で松と言えば、豪円僧正が植えたとされる一丁松(並木松)が有名ですが、
松は燃料や非常食として昔から重宝されていました。

ほんの数十年前は大山でも松脂を照明や燃料として使っていたようで、
脇道へ入って行くと、杭が刺さったままの木や、
脂が滲み出ているところなど、その名残が見て取れます。

松脂を取った跡

今では非常食と、言うよりも変わった食べ物。
と言う扱いにあるのかも知れませんが。

ちなみに非常食になるのは、樹皮の下にある松の皮。
日本に普通にある松の実は食用にはならず、
中華材料などでよく見かける白い実は、食用に作られたもの。

つい、先日テレビでも出ていましたが、松の皮の食べ方は、
生皮を臼で付いた後に、水に浸してアクを抜き、
汁をこして乾かして粉末状にした後、米や麦の粉を加えて松皮餅に。
ちなみに、これは秋田の郷土菓子…とか。

目安としては、米一升に対して100g。それ以上は慣れ(?)た人向き。
非常食ではないですが、松葉(新芽)を使ったサイダーなどの変り種(?)も。

クロロフィル、ビタミン、ミネラル、カルシウム、
 フラバンジェノール(ポリフェノールの一種)………etc.
松には、20種類を越える成分が入っており、飢饉の時や、
戦中戦後の折、貴重な栄養源になっていたようです。

笹は抗菌作用が強いと言うことでよく知られていますが、
松(松葉)もそれに劣らず強い殺菌力をもっており、
松脂から精製された油は止血剤としても使用されています。
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今日8時の気温は6度。天気は雨+濃霧。

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