昨日今日と、梅雨の最中ですが快晴となりました。
昨日は都心へ会議に行くだけではもったいないので
気分はすぐれませんが、会議後撮影に向かいました。
候補は二つ。
どちらかしか行けませんので悩みに悩んで都庁へ。
都庁は1990年末に完成し、移転前に納入業者さん
の依頼で撮影に入り、取材撮影でも何度かお世話に
なり、外観もよく撮影しレンタルもした思い出深い建物
です。まだバブル絶頂期にあって中国の国家予算を
上回る予算を持っていた東京都が丹下健三氏の案を
採用してつくった当時では日本一高い建物でした。
今ではとてもとても立てることが出来ない贅を尽く
した建物です。
私は建築写真も多く手掛けてはいますが、建築写真家
ではありません。でも、いろいろと思い出のある建物な
ので撮影から20年以上が経ったこともあり、久しぶりに
カメラ持って会いたい気分になりました。
夕暮れ時、同じ場所でカメラを構えて約2時間止まって
考え事しながらシャッターを切っていました。
何を考えていたか、、
最初に撮影したときは4×5カメラでネガフィルムを使用、
取材ではもちろん35ミリポジフィルムでしたが、デジタル
になってからは、あまり撮影した記憶がありません。
仕事で新宿の風景が必要な時だけ撮影はしていますが
あまり力を入れて撮影していないことをしきりに反省し
ておりました。最初の頃のような情熱がなくなっている
ですよね。デジタルになって撮影は楽なんだから、
フィルムの時よりもっと上手く撮れないと、、、、、