雨の日にはJAZZを聴きながら

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Schema Sextet 『 Look Out 』

2005年12月12日 00時36分43秒 | JAZZ
今日,月曜日は職場の忘年会で,ブログ更新が難しそうなので,とりあえず,短くアップしておいて,時間が合ったら追加していこうと思います。このSchema Sextetは,ボッソ,スカナピエコ,ペロレラをフロントに据えた3管ユニットで,ドラムもロレンツォ・トゥッチなので,High Fiveと雰囲気が似たハード・バップを演奏しています。High Fiveよりは若干,スピード感がないかなと思われますが,出来はいいです。ボッソ関連商品には,はずれも結構ありますが,これは安心して購入して構いません。

ジャケットに「 Tribute to Basso / Valdambriri 」とあるように,本作は50年代から60年代にイタリアで絶大な人気を誇ったジャンニ・バッソ(ts)とオスカル・ヴァルタンブリー(tp)のユニット,バッソ=ヴァルタンブリー・クインテット(後にトロンボーンのディノ・ピアナを加えセクステットとなる)へのトリビュート・アルバムです。ライナーノーツによると,本作の下敷きになったアルバムは,1970年に伊GTAから発売された「 Exciting 6 」と1959年に米Verveから発売された「 The Basso-Valdambriri Quintet 」のようです。今,これらのアルバムをvinylで手に入れるのはかなり高額でしょう。プロデューサーは先日紹介したSchemaの看板DJのニコラ・コンテです。

ジャケがベージュに小さなメンバー写真で,なんか気の抜けたジャケですし,レーベルがイタリア・クラブ・ジャズのSchemaですので,躊躇してしまいますが,60年代のBlue Note(4000番台)を彷彿させるハード・バップを演奏していて,ボッソ・ファンの期待を裏切るものではありません。


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2 コメント

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これ、、 (すずっく)
2005-12-12 08:24:09
私がイタリアのジャズシーンに強烈にひかれはじめた頃の一枚で、今でもすごく好きです。

確かに、軟派なジャケットで内容の良さはつたわらないかもしれませんね。
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帰ってきたところです。 (クリス)
2005-12-12 23:42:27
今,忘年会から帰ってきました。

あーよく飲んだ。



すずっくさんは,とっくに聴いてましたか。

流石ですね。

僕は最近買ったばかりですけど,

かなり気に入ってます。

なんか,古臭い感じがいいです。

ニコラ・コンテって,なかなかいい仕事してますね。



話は変わりますが,すずっくさんの

クリスマス関連アルバム。

凄いです。

今までも,すずっくさんの凄さには驚いてましたが,

今回のクリスマス関連アルバムにはぶっ飛びです。

ため息しかでません。



って,結構今,酔ってます。

では,おやすみなさい。
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