今日も東京は暑かった。お昼ごろは35度もあって倒れそうだったけど,こんな日はビールがとっても美味しいからまんざら嫌いでもないんでよね。妻と子供が今日から1週間,七夕祭りを観る為にに福島の親戚の家に出かけてしまったので,いくらビールを飲んでも誰からも咎められません。うれし~。患者さんから頂くビール券がこんなに有難いものだと実感するのもこの季節です。いくら飲んでもビール券が減らないの。これはホント嬉しい限りです。ということで,ビール片手にベランダ・チェアにもたれながら,清涼ジャズでも聴くことにしましょう。
ジャケットからして涼しそうでしょ。Ivan Paduart(イヴァン・パドゥア)の作品群の中では初期の1993年の録音で,アコーディオンの巨匠,Richard Galliano(リシャール・ガリアーノ)が数曲に参加しているアルバムです。パドゥアと言えば真っ黒いジャケが重々しい2001年の『 Trio Live 』が有名ですが,90年代前半の作品群もなかなか美しいです。パドゥアはベルギー人ですよね。ベルギーって畜産や農業のイメージが強かったけど,曲から受ける印象はフランスの避暑地を連想してしまうな~。プロヴァンス,ニース,コート・ダ・ジュール,サン・マロ......。ふ~,溜息。
いや~,この清涼感,透明感,たまりません。ビールが旨い。一瞬,東京に居ることを忘れさせてくれるリゾート・ジャズ。全曲パドゥアの作曲だけど,どれもこの上なく美しい。
『 folies douces 』は1995年の作品で, 『 illusions sensorielles 』と同メンバーで作られた続編です。出来は2作品とも同格ですね。M-1<horlogerie>がイイです。
これは2004年の作品で,上記の2作品の楽曲にストリングスを加えてリメイクしたアルバムです。新曲もありますが。当然,リシャール・ガリアーノも参加しています。出来は悪くないのですが,ストリングス入りなので好みが分かれるところですね。僕は嫌いじゃないけど,あまり手が伸びません。
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