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“苫野一徳 特別授業『社会契約論』”を読んで

先週は“苫野一徳 特別授業『社会契約論』”を読んだので報告したい。自由学園の中高生に向けて苫野一徳准教授の行った4日間の講演を元にしたムックである。中高生向けの基本は重要で、これを知らずして大きな顔はできないはずだ。これで、人民の“一般意志”概念が『社会契約論』の中心的役割を果たしており、その概念の出発点と、それを見出し確立する方法論についておおよそ理解できたつもりである。 ホッブスの“万人の万人への戦争”を防止するのは人民による人民のための人民の“社会契約”であり、また一般意思形成には公衆の啓蒙化が重要なポイントである。それが十分になれば戦争の危機は薄れる可能性は高くなる。或いは、学校での“社会契約”が“いじめ”防止のツールとなりうるかも知れない。 . . . 本文を読む
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