【 売れる営業 】実務営業コンサルタント 島田安浩 アクト株式会社代表

「営業紙芝居×顧客LTV最大化」実践講座 
営業実務コンサルタント島田安浩が「営業で悩む人を無くす」ために情報発信

営業事件簿 13 『 大乱闘、派出所へ逃げ込んだ!! 』

2008年07月31日 11時33分09秒 | Weblog
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 No134) 『 大乱闘、派出所へ逃げ込んだ!! 』
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 ■ 昨日、寿司を食べたのに、今朝体重を計ったら


   600g痩せていました。


   実は、昨日、自転車を駅前に置いていたら、


   市役所に撤去されて、自転車で30分ほど離れた


   所に取りに行く羽目に有ったのです。


   まあ、放置した私が悪いのですが…。



 ■ 「お兄さん、運が悪いね!」


   シルバーセンターのおじさんに言われました。


   駅に、自転車を止めたのは、過去10ヶ月で


   5回だけです。


   それで、当たるのは、運が悪いと言う意味です。


   逆に考えると、良い事が起きそうな感じです。


   そして、30分かけて自転車で家に帰ったのが、


   良い運動に成って痩せたのかも知れません。



 ■ 今日のお話しは、社員同士のイザコザです。





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■目次

【1】相性が悪い、MとF。

【2】大乱闘!

【3】Mが泣きながら派出所へ。

 ★ 確認下さい。
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【1】相性が悪い、MとF。
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 ■ 当時私が居た会社は、平均年齢が22歳と言う


   非常に若い会社でした。


   それで、社員が700名も居ました。


   しかも、バリバリの営業会社です。


   社員同士のイザコザは、日常茶飯事でした。



 ■ 私が居た支店の、MとFはどうも相性が


   良くなかったです。


   Fは私より、チョットだけ先輩ですが、


   年齢は、2つ下でした。


   軍隊のような会社でしたので、先輩を立てないと
   いけませんでしたが、同じ係長でしたので役職上は
   一緒でした。


   Mは入社して1年で、年齢はFと一緒でした。


   でも、天性の営業センスがある奴で、非常に売ってました。



 ■ この、Mは体育会系では無く、若くてチャラチャラしたタイプです。


   Fはバリバリの体育会系です。


   まあ、正反対の2人でした。



 ■ 問題は、Fが仕事をしなくなっていた事でした。


   営業を何年かやって、課のトップに成って、


   プレイングマネージャーとして動ける人も居れば、


   マネージャーだからと踏ん反り返って、動かなくて、


   いざ、自分で動こうと思っても、もう動けない人も居ます。


   正に、Fはそうなってしまっていました。



 ■ でも、Fは係長で課のトップなので、偉そうなことを言います。


   でも、MはそんなFを軽蔑していたんです。


   それが、傍から見ても分かるほどでした。


   まあ、FにMを部下として扱うだけの技量が無かったのです。


   そして、ある日、事件が起きました。




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【2】大乱闘!
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 ■ 仕事が終わって、終礼が終わった時でした。


   FがMを会議室に呼んで2人で入って行きました。


   5分も過ぎない時に、


   ドンと物音がしたと思ったら、


   「助けて~!!」


   と言う、Mの大きな声!


   同時に、会議室から、Mが走って出て来ました。


   その後を、Fが追っかけて来ます!!


   『待てこの野郎~~~~!!』


   Fも大声でMを追いかけます。


   回りに残っていた、私含めて数人は、呆然としました。



 ■ 明らかに、FがMに対して暴力を振るっていました。


   たぶん、FはMの態度が我慢出来なかったのでしょう。


   普段から、2人の会話は、成立していませんでした。


   『M、お前俺の話聞いてんのか?』

   「聞いてますよ~、チャントFさんより売ってますよ。」


   こんな感じで、MはFのことを舐めていました。


   それが、Fには許せなかったのでしょう。


   最終手段で、情けないことに“暴力”に打って出ました。



 ■ 慌てて、私は止めに入りました。


   殴ろうとするFを後ろからハガイ締めにしました。


   すると、残った足で、Mを蹴ろうとします。


   もう一人も止めに入り、


   やっと、Fがおとなしく成りました。



 ■ 私は、Fを落ち着かせ、残っていた部下に、


   Mの面倒を見るように、言ったのですが、


   Mが泣きながら、会社から出て行ってしまいました。…




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【3】Mが泣きながら派出所へ。
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 ■ Fの事は、支店長に任せて、私は数人の部下とMを追っかけました。


   渋谷の道玄坂を、Mは泣きながら走って行きます。


   しばらく走ったMは、派出所に入って行きました。


   我々も、後を追いました。


   Mは、泣きながら、会社で上司に暴力を振るわれたと


   警察官に話しています。


   警察官も、困った顔をしていました。



 ■ 実は、上手くMは逃げたのか、Fが脅しただけだったのか、


   外から見て、外傷などは見えませんでした。


   それもあってか、我々が来たこともあったのか、


   警察官は、穏便に社内で話して下さい。


   と言うことで、済ましてくれました。


   若し、警官が乗り込んでFが捕まったら、


   本当に、傷害事件に成って大事に成るところでした。



 ■ とにかく、私と部下で、Mを会社に連れ戻しました。


   Fは支店長と話をしていましたので、別の応接で、


   Mを座らせて、落ち着かせて、傷の状況を確認しました。


   傷は、問題無く、チョット唇が切れていました。


   まずは、Mを落ち着かせました。


   徐々に、落ち着いたMは、状況を話してくれました。


   どうも、Fに話が有るからと会議室に呼ばれたら、


   いきなり殴りかかって来たと言う事でした。



 ■ 支店長と、打ち合わせをして、MをFの課から
   私の課に異動させました。


   そして、Fを別の支店に翌月配属を変更させました。


   その後、Fは会社を辞めて行きました。


   目の前で、乱闘が繰り広げられるとは、思ってもみなかった。


   暑い、熱い、青春の一コマです!



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営業事件簿 13 『 逃げて行った、K! 』

2008年07月30日 18時21分41秒 | Weblog
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 No133) 『 逃げて行った、K! 』
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 ■ 今日は、打ち合わせで銀座に行きました。


   背広にネクタイは、暑いですね!!


   昼は、甥っ子と、築地で寿司を食べました。


   甥っ子と言っても、26歳ですが、築地でデザインの仕事を


   しているので、久々に会って食事をしました。



 ■ 久々の寿司は旨かった!!


   米を食べるのが、2週間ぶりなので、感動は大きかったです。


   日本人の体は米で造られているって感じますね。


   さて、今日の事件簿は、本当にお客さんを騙して逃げた


   Kと言う社員の話です。


   こんなヤツが居るから、営業=騙し みたいに思われるんでしょうね!




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■目次

【1】デブで、元消防士で、消化器屋。

【2】半年で消えるように辞めた。

【3】クレームが山のように!!

 ★ 確認下さい。
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【1】デブで、元消防士で、消化器屋。
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 ■ 私が営業を始めて3年目に、Kと言う社員が入って来ました。


   凄いデブでした。


   デブの私以上のデブでした。


   まあ、傍から見たら、暑苦しい2人です。


   Kは私の課に配属されました。



 ■ 当時、課のトップをしていた私は、Kを同行して、


   四ッ谷を営業して回っていました。


   飛び込み営業をしていましたが、


   私の速さに付いて来れずに、「ヒーヒー」言ってました。


   話を聞くと、私より2つ年上で、前は消火器の販売をして
   いたようです。


   その前が、なぜか消防署に勤めていたそうで、


   「消防署から来ました。」と私が言うのは嘘じゃないです!


   と言う、意味不明な話をよくしているKでした。



 ■ このKは、私と同行している時には、契約を一切取った


   事が無かったです。


   ところが、一人で回ると、契約を取って来るのです。


   不思議に思っていましたが、


   まあ、契約が上がるのは嬉しい事なので、


   「おめでとう!!」


   などと、褒めてやったりしていました。



 ■ どうも、私と回ると取らないのですが、


   一人だと、ほぼ毎日のように契約を取って来るので、


   支店長も、私に、


   「Kは、一人がいいみたいだから、一人で回らせな!」


   と言うことで、一人で回らせていました。



 ■ でも、新人とは思えないぐらいに、契約を取って来るのです。


   元々、消火器を販売していた販売経験が有るとしても、


   驚くほど取って来ました。


   新人のクセに、私と競争できるぐらい取っていました。


   私は、「?」でした。


   一緒に回って、交替で客先に入るのですが、そんなに凄い
   営業マンに見えなかったからです。


   営業マン同士と言うのは、不思議なもので、


   少し会話するだけで、相手の力量が分かるものです。


   売れる営業マンからは、独特の“臭い”がするのです。


   本当に臭い訳ではないのですが、…。   




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【2】半年で消えるように辞めた。
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 ■ 本当に、良く契約を取っていたので、


   入社半年で、主任に昇格するんじゃないかと言う感じでした。


   本当にそれぐらい凄かったです。


   私の頼もしい、No2に成りかけていました。


   最初は、余り夜も付き合わなかったKが、


   徐々に、飲みにも行くように成っていました。



 ■ 忘れもしないのですが、私にお世話に成ったと、


   彼の親がやっている小料理屋に招待されたこともありました。


   どこか忘れましたが、コジンマリした、飲み屋でした。


   非常に嬉しそうに、Kが酒を飲んでいたのが印象的でした。



 ■ 丁度、入社して半年が経つ頃。


   Kが出社して来なかったのです。


   アパートに連絡しても、どこに電話しても、


   連絡が一切取れませんでした。…



 ■ 普通は、考えられない事でした。


   売れない営業マンが辞める時に、姿を消すケースは


   有りました。


   ヒドイ奴に成ると、FAXで退職届を送って来る社員も


   いました。


   まあ、それぐらいキツイ会社だったのも間違い無いです。



 ■ 私は支店長と相談して、手分けして、探しました。


   例の、親御さんの店にも行きましたが、


   妙によそよそしく、「知らない!」


   の一点張りでした。


   そして、事件が勃発しました!



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【3】クレームが山のように!!
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 ■ Kの退社から、1ヶ月が過ぎようとした頃から、


   K宛ての、お客様からの問い合わせが、急増したのです。


   しかも、辞めたと聞くや否や、上司を呼べと言う内容でした。


   実は、私は直接そのクレームのお客様先に行くことは無かったです。


   全て、支店長が対応して、私には、全部方が付いてから、


   話してくれました。


   非常に良い支店長でした。



 ■ 「だって、島田には契約を取って貰わないと困るだろ!
    対応は、俺で出来るから。」


   こんな支店長だけだったら、あの会社を辞めた無かったのに~!!


   とにかく、良い支店長でした。


   そして、Kの悪事の全貌が明らかに成って行きました。




 ■ クレーム処理で会社が使ったお金が、数千万に及んだそうです。


   Kが何をやったかと言いますと、


   “ダブルリース”と言われるものです。


   私達が扱っていた、業務用の電話機・FAX・コピー機などは


   全て、リースで導入する商品です。


   新規で導入する場合は、新しいリース料金だけでOKです。


   ところが、殆どのお客様は、今、使っている機種もリースで
   使っているので、入れ替えをするのです。


   問題が、そのリースの残金です。


   リースは、レンタルと違って、「止めた!」と言って物件を
   返しても、リース契約は残るのです。


   つまり、解約をする場合は、残金を一括でリース会社に支払う
   必要が有るのです。



 ■ 通常、入れ替える場合は、新しいリースに、残金も加えて組み換え、


   残金処理を、販売店がしてお客様には、月々の支払いだけして貰う


   のが通常です。


   ですから、残金が多い場合や、前のリース料が安い場合は、


   入れ替えると、新しいリース料金が高くなって、


   なかなか、お客様に契約して貰えないのです!



 ■ ところが、Kはその残金の処理をしないまま、契約を取って
   いたのです。


   しかも、お客さんには、残金は無くなると嘘を付いていたようです。


   そして、お客様から「前の料金が引き落とされている。」と
   連絡を受けると、ナント、自分でお客様に支払って、


   うやむやにして来たようです!


   でも、そんな販売をしていたら、長く続く訳が有りません。


   クレームが多くなって、対応できずに、


   “ 夜逃げ ”


   したのでした!!




 ■ だから、あんなに契約が取れたのも頷けました。


   でも、どうやって、そんな販売方法を考え出したのか?


   不思議で仕方が無いです。


   回りで、そんな事をしている社員は一人もいなかったです。


   ずぶのシロートのKが、そこまで、考えられるものなのか??


   非常に不思議でしたが、会社の損害は、多大でした。


   だって、残金を無視して、料金を提示すれば、


   簡単に契約は取れます。


   でも、会社で確認の電話を業務が入れてますので、


   Kは、お客さんを味方に付けて、電話が有ったら、


   「そうです。そうです。」と答えて下さいと言っていたようです。


   協力したお客さんにも非は有りますが、ヒドイ人間も居るものです。



 ■ 実は、Kだけでは無く、電話機やOA機器販売で問題に成るのは、


   この“ダブルリース”が一番多いです!


   確信犯的に、“ダブルリース”で取りまくって、1年で会社を
   たたんで逃げたケースや、海外に逃げたケースなど色んな話を聞きます。


   非常に情けない人や会社が有るのも事実です。


   でも、明らかに騙して販売をして何が楽しいのか?


   プライドや自尊心は無いのか?


   自分の良心は痛まないのか?


   私には理解出来ません!!


   本当に、許せない事件でした。



 ■ 営業崩れで、このような、詐欺紛いな営業をする営業マンが


   たまに居ます。


   ぜひ気を付けて下さい。


   また営業をする営業マンは、信念を持って下さい。


   「騙されても、騙す側には回らない。」

   「損得より、善悪で判断する。」


   この2つは、私の信念です。


   皆さんも、良心に乗っ取って、営業活動をお願いします。


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 ■ 日時


   8月23日(土曜日)10時から19時まで
   8月24日(日曜日)9時から18時まで   


 ■ 場所


   東京:早稲田奉仕園 地下鉄東西線早稲田駅徒歩5分


 ■ 内 容

   ・ 主役の人生を生きる

   ・ 営業を通して手に入る宝物

   ・ 売れる営業マンの立ち位置(スタンス)を理解する

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   ・ お客様の4つの反応に対する対応法

   ・ ビジネスの大枠を理解する

   ・ 売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識

     * 説明しない 

     * 黙る 

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    * 7つのクロージング方法

    * 決まらなくてもOK

    * やりそうで誰もやらないことをやる

   ・ プロ意識

   ★ 講習会とは違って、参加者が自分で考えて、自分なりの
     答えを導き出すことを目的としてやります。

     営業の“自動車教習所”を目指して、誰でも運転できる
     そんな研修会にしたいと考えています。

   ★ 考える時間と、実際にやってみる時間を多く取る研修会です。
     初の試みなので、ドタバタしますが、楽しいものに成る筈です。


 ■ 金額:通常2日間 21万円(税込)

             ↓↓↓

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   * 資料代、2日間の昼食代込み。
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営業事件簿 12 『 少額訴訟! 』

2008年07月29日 14時29分23秒 | Weblog
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 No132) 『 少額訴訟! 』
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 ■ 「腰が痛いです!!」


   コアリズムのやり過ぎか、腰が痛くて、痛くて!


   今朝は、コアリズムを中止しました。


   しばらく様子をみて、再開します。


   もう、45歳なので、無理が出来ないです。


   ベンチプレスも、50kgでやってます。


   昔は、100kg上がったのが、嘘のようです!!



 ■ さて、今日は、“ 少額訴訟 ”に関してお話しします。




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■目次

【1】管理本部長!?

【2】回収にメス。

【3】少額訴訟を実行。

 ★ 確認下さい。
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【1】管理本部長!?
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 ■ 実は、私は非常に似合わない仕事をした経験があります。


   営業をズ~とやって来て、FC指導をして業績を上げて
   いた時に、急遽、管理本部長をやって欲しいと社長に言われました。


   初めて、断りました。


   私は、昔の会社の先輩で上司だった、社長に呼んで貰って、


   取締役で仕事をさせて貰っていました。


   お陰で、随分勉強が出来て非常に感謝してます。


   ですから、殆んど、言われたことに対して断った事は無かったです。


   ただ、この時は、断りました。



 ■ 私は、FCビジネスが非常に好きでした。


   自分の中で、後2年かけて、FCビジネスを完成させたと言う


   目標も持っていました。


   体制を構築させて、盤石の体制に持って行くつもりでした。


   でも、所詮、社長の頼みには逆らえませんでした…。



 ■ 「島田しか居ないんだよ!」


   この言葉を何度言われたでしょうか。


   仕方なく、引き受けました。



 ■ とにかく、現場に出てばかりいたので、中の事は良く分かりません。


   全部、体験してみました!


   私には、キツかった!!


   注文の処理、発注、在庫、工事組、納品確認、メーカーからの請求、


   など、直営店舗、FC店舗など合わせると凄い数です!


   中の処理ってこんなに大変なのね!!


   しかも、まだ、システムが入っていませんでしたので、


   エクセルを加工して活用していました。


   この1年で13回会社で泊まりました。…



 ■ いろいろ、やりながら確認する中で、問題点を発見してしまいました。


   それが、『 未回収 』です。


   リース取引などは、問題無いのですが、


   サプライ用品の販売や、月額定額商品などは、現金販売をしていました。


   その中で、ファクターによる引き落としをしているものが有ったのです。


   これは、ファクター会社に依頼して、お客様の口座から引き落としを


   代理でやって貰って、手数料を引いて振込んで貰うシステムです。


   この、未回収に関しての、請求処理が非常に甘いことを発見して
   しまいました。




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【2】回収にメス。
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 ■ 早速、調べ始めて、嫌に成りました!!


   ファクター会社は、お客様の口座にお金が有れば引き落として
   くれますが、無ければ引き落としをしないです。


   勿論、無かったからと言って、振込要求をお客様にするような
   ことまではやってくれません。


   そして、過去数年に渡って、放置されていることが分かって
   しまいました。


  
 ■ 事実は事実で、報告しないといけないので、取締役会で報告し、


   至急対策を検討しました。


   まずは、お支払い頂けて無いお客様の一覧を作成し、


   1件1件、お詫びと請求をさせて貰うことにしました。


   まあ、払ってないお客さんが悪いのですが、


   その後、再請求していない会社も悪いです。


   金額の大きい所には、役員が分担して対応しました。



 ■ その中で、思いっ切り怒鳴られたところが有りました!


   私が対応した中で、青山のお客様でかなり大きな会社です。


   私の言い方が悪かったのですが、


   「○年○月から、○年○月までお支払いが止まっております。
    至急支払って頂けますでしょうか?」


   こんな言い方をしたのですが、担当の経理部長が、


   『ふざけるな~!!1回も再請求もしないで、今更何を言ってるんだ!』


   どうも、私の態度が気に食わなかったようです。


   咄嗟に、営業マン時代の私に帰って、


   「すみません!」と土下座をしました。


   「私の言い方が、お気に召さなかったようで、申し訳ございません。」

   「当然、私どもの管理不行き届きは重々承知しております。」


   どうも、事務的に話す癖が付いていたようです。



 ■ お客様は、その私の態度で、冷静に成り分割で支払って
   頂けることに成りました。


   このように、未収を、1件1件潰すことを時間をかけて行いました。


   「金を払って!」


   この一言は、「契約して!」の一言より、私の場合は言い難く、


   嫌な仕事でした。



 ■ ほぼ、対応が終わりましたが、それでも数件の未収が残りました。


   そこに対しては、法的処置をするしかないと考えました。




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【3】少額訴訟を実行。
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 ■ 取締役会で、残ったお客様に対して法的に対応することを
   報告し、“少額訴訟”をすることに決定しました。


   顧問弁護士も居ますが、動いて貰うと余分に費用がかかるので、


   私が、裁判所に行くことにしました。


   私は、実践主義者なので、とにかく、行動する。


   それが私の哲学です。


   と格好良いことを言ってますが、管理部は1円でも経費を無駄に
   使わない!


   と毎日言っていたので、自分で出来る事は自分でやると言うことで、
   行動しました。



 ■ 取り敢えず、何も分からないので、裁判所に行ってみました。


   東京なので、良くテレビで見る。


   「勝訴!」とかってやる裁判所です。


   「何かスゲ~!」と思いながら、入って、受付でどこで
   手続きをするか聞きました。



 ■ 本館の裏に、別館みたいなのが有って、そこが少額訴訟の受付でした。


   とにかく、何も分からないので、まずは相談しました。


   非常に丁寧に教えてくれました。


   数件の未回収に関しての資料を持って行っていました。


   それぞれに関しての、訴状の記載方法や、


   添付資料など、本当に親切に教えて貰いました。



 ■ 勿論、この数件のお客様は、何度もお話しをして、


   それでも、お支払い頂けないお客様です。


   「訴えるなら、訴えれば!」


   と、言う感じです。


   ですから、話し合いをして最終手段と言うことでの訴訟だと
   ご理解下さい。



 ■ そして、2回目で資料を全て揃えて、提出しました。


   すると、次が訴えられている相手と私と、間に裁判所の人が入って


   話し合いの場が設けられます。


   良くテレビなどでやるような、大きな会場では無くて、


   小さな会場です。


   そして、当日、かなり緊張してその場に行きました。


   結局、相手のお客様は、どこも来られなくて、


   欠席で裁判所側が、支払い命令をする形で決着しました。



 ■ 裁判所の支払い命令と言っても、回収は自分達でしないと
   いけない訳ですが、この支払い命令を貰ったお客さんは、


   非常に対応が素直に成られました。


   それまでは、「絶対に払わない!」と頑固だったのが、


   「3回払いにして欲しい」とか、


   すぐに、全額を払って頂けたりしました。



 ■ 皆さんは、少額訴訟をした経験はないでしょう。


   商売は、代金を回収して終わりです。


   ところが、支払って頂けないお客様も居ます。


   その場合に、内容証明を送ったり、訴訟をしたりと
   成ります。


   でも、私の経験では、初動の対応が非常に重要です。


   すぐに、対応すれば、解決したものが、


   期間を開けると、「今更、何言ってんの?」


   と成り易いです。


 今日は、回収のお話しをしました。

 皆さんも、現金販売にはご注意を!!


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 ■ 場所

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 ■ 内 容

   ・ 売れるように成る軌跡

   ・ ビジネスの大枠を理解する

   ・ 売れる営業マンの立ち位置(スタンス)を理解する

   ・ SP ・ EP ・ 感情確認について

   ・ アプローチについて

   ・ シナリオの作成方法

   ・ 伝説のシナリオを披露!

   (92~93年に日本で一番レーザーFAXを販売したシナリオです。)

   ・ 営業を舞台劇と考える

   ・ 売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識

     * 説明しない 

     * 黙る 

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営業事件簿 11 『 金を払わない会計士! 』

2008年07月28日 14時10分45秒 | Weblog
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 No131) 『 金を払わない会計士! 』
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 ■ 相変わらず、ムシムシと嫌~な天候が続いてますね!


   営業で外を回っている皆さん。


   くれぐれも、体調管理にお気を付け下さい。


   外は暑くて、室内は冷房で寒いと、


   風邪などをひき易いので、要注意です。



 ■ さて、今日お話しする事件は、私が初めて未回収をした


   お客様の話です!


   この事件で、人間不信に成りました。…



___________________________________________________

■目次

【1】お客様の紹介

【2】現金での購入

【3】「お金が無い。」って嘘付くな!!

 ★ 確認下さい。
____________________________________________________


-----------------------------------------------
【1】お客様の紹介
-----------------------------------------------


 ■ 私は、業務用の電話機やFAXを販売して来ましたが、


   殆んどリースで契約します。


   現金は、まずありません。


   リースの方が、お客様にとっても経費処理できますし、


   一度に多額のお金が必要無いですし、良い面が多いからです。



 ■ 私のお客様で、池袋で不動産屋をやられている会社が有りました。


   その社長は、結構やり手で、不動産屋の他に、パチンコ屋も


   経営されており、非常に儲かっていました。


   その社長になぜか、可愛がって貰い、電話・FAX・コピー機など


   入れさせて貰っていました。



 ■ その社長と、世間話をしていた時に、良く顔を合わせるオジサンが


   いました。


   私は社員だとばかり思っていたのですが、その会社の顧問の会計士


   の先生でした。


   その先生が、珍しく、私に話しかけて来ました。


   「島田さん!家庭で使えて、5台ぐらい設置できる電話機ありますか?」


   もちろん、電話屋なので、扱っていました。


   『どうされたんですか?』

   「イヤ~、家の電話が調子悪くなったんで、買い換えようと
    思っているんですが、5台ぐらいだと、電気屋でも売って
    無いので困っていたんですよ。」

   『そうですか、ドアホンも必要ですか?』

   「ハイ、有った方が良いですね!」


   こんな感じで、非常にスム~ズに導入が決まった。




 ■ 「島田さん!ダメだよ安くしないと、うちの先生だからね!!」


   社長にも念を押されたので、結構、値引いて提案した。


   勿論、リースでの提案をした。


   ところが、先生は、リースでは無く買い取りたいと言われた。


   まあ、会計士の先生なので、減価償却のやり方も知っているし、


   リースより現金の方が、総支払額は安い。


   でも、基本はリース販売だったので、少し悩んだ…。




-----------------------------------------------
【2】現金での購入
-----------------------------------------------


 ■ この時は、もう入社して4年目だった。


   営業にも慣れていたし、いろんなお客さんを見て来た。


   一番嫌だったのが、現金で販売して、未回収に成ることだった。


   前回話した取込み詐欺も、経験したので、現金販売は基本的には


   嫌だった。


   でも、過去、その取込み詐欺で、部下がやられた以外、


   私が絡んだ未回収は1件も無かった。


   まあ、殆んど、現金販売をしていなかったので、そのお陰もあった。



 ■ さて、どうしたものかと思ったが、


   お客様の紹介。


   しかも、顧問会計士の先生。


   現金販売を断る理由が無かった。


   「まあ、良いだろう。」


   軽い気持ちで、現金販売を認めた。



 ■ そして、私が甘かったのが、締め支払いの決定を甘くした
   ことだった。


   通常は、前金で半額、工事日に残りを回収するのが、


   普通だったが、お客様に、


   「末締めの、翌月末払いで良いよね!」


   と言われ、駄目と言えば良かったのに、


   会計士の先生だし、お客の紹介だから大丈夫と、


   管理部のマネージャーに内容を話してOKを貰い、


   その条件を認めてしまったのでした!!



 ■ 人間は、肩書には弱いんだ!


   そんな事を後に成って感じた。


   若しその人が、会計士の先生で無かったら?


   若しその人が、お客様の紹介で無かったら?


   絶対に現金販売を認めて無かった筈です。


   でも、肩書で私は、その人を信用してしまっていました。


   まさか、未回収に成るなんて思ってもいませんでした。




-----------------------------------------------
【3】「お金が無い。」って嘘付くな!!
-----------------------------------------------


 ■ この先生の自宅が、千葉県の結構田舎の方でした。


   いつもは、工事立ち会いに行くのですが、遠かったので、


   技術部に任せました。


   工事完了の時に、一度、先生宛てに電話して、


   先生は、新しい電話に成って喜んでました。



 ■ そのまま、私の中では、その先生のことは忘れていました。


   請求書や、振込確認は、経理がやっていましたので、


   基本的に、営業マンはノータッチでした。


   未収や、揉めた場合だけ呼ばれます。



 ■ そして、2ヶ月が経って、振込期日に、入金が無かったのです。


   経理から私に電話があって、その事実を知りました。


   「まさか?ナンカの間違えじゃないですか?」


   「会計士の先生ですよ、支払いはキチンとする筈ですよ!」


   私は、経理にそんな話をしたのを覚えています。


   それぐらい信用していました。



 ■ 経理で再度調べて貰いましたが、未収でした。


   そこで、お客さんにまずは電話をしました。


   すると、


   「あ~あ、御免なさい!忘れてた。○日には払うから。」


   と言う回答だった。


   何か、その言い方が気に成ったが、待つしかないので、


   経理にその旨を報告した。



 ■ 約束の○日にやはり入金されて無かった。


   もう、電話ではらちが明かないので、お客様の自宅に行った。


   車で、池袋から2時間近くかかった。


   立派な家だった。


   駐車場には、ベンツが停まっていた。


   明らかに、金は持っていそうだった。



 ■ 客先に訪問して、先生とお話しした。


   実は、管理部長に、取り立てのやり方を伝授されて来ていた。


   1)いくらでも良いので、まず払って貰う。

   2)ダメなら、電話機を外して来る。


   その2つを強く言われたが、まさか、電話を外す訳にもいかなかった。


   そこで、回収して来るつもりで先生と話した。



 ■ ダメだった。


   売るのに関してはプロだったが、回収はシロートだった!


   お客さんは、


   「今、お金が無い。」

   「払うから待ってくれ。」

   「払いたいんだが~、もう少し待って欲しい。」


   この繰り返しだった。



 ■ 3回交渉に行った。


   最後は、管理の課長と一緒に行った。


   でも、駄目でした。


   課長曰く、


   「あの人は、支払わないプロだね~!」


   と、苦笑いしていました。


   私は、未だに回収に関しては、得意では無いですが、


   その課長さんは、そんな回収ばかりやっている人です。


   その人に、未払いのプロ!


   と言われた、会計士の先生って、一体、どう言う人?


   信じられませんでした。



 ■ 決して、「支払わない。」とは言わないです。


   「今お金が無いから待ってくれ。」の一点張りです。


   『それでは、電話機を返して下さい。』と言うと、


   「支払が出来て無いだけで、購入は成立しているので、
    所有権は、自分に有るので持って行くのは法的におかしい。」


   と、何やら法律的な事を言って来る!!


   管理の課長もお手上げだった。…



 ■ 最終的にどうしたかと言いますと、


   回収の専門会社に、販売したそうです。


   当時、未払いで管理部の課長クラスが行っても駄目なお客さんは、


   自分達での回収を諦めて、回収専門の会社に債権を譲渡するのです。


   その会社は、債権を元々の何%と言う金額で購入して、


   全額を回収して、差額が利益と言う仕組みです。


   今は、そんな会社が有るかどうかは知りませんが、


   当時は、そんな会社があって、未回収を整理してくれたのです。



 ■ 非常にこの事件は、私にとって、勉強させられることが


   多かったです。


   肩書で判断しない。


   現金の場合は、半額前払いが原則。


   基本、掛け売はしない!


   その後も、その先生は不動産屋の顧問会計士をされていました。


   何度か会いましたが、私が来ると、スッ~って奥に隠れました。


   チョッピリ、人間不信に成った事件でした。



 皆さんも、現金販売にはご注意を!!


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   東京:8月2日土曜日13時から17時までと成ります。

 ■ 場所

   東京:駒込地域文化創造館です。

 ■ 内 容

   ・ 売れるように成る軌跡

   ・ ビジネスの大枠を理解する

   ・ 売れる営業マンの立ち位置(スタンス)を理解する

   ・ SP ・ EP ・ 感情確認について

   ・ アプローチについて

   ・ シナリオの作成方法

   ・ 伝説のシナリオを披露!

   (92~93年に日本で一番レーザーFAXを販売したシナリオです。)

   ・ 営業を舞台劇と考える

   ・ 売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識

     * 説明しない 

     * 黙る 

     * お願いしない

    * 7つのクロージング方法

    * 決まらなくてもOK

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 ■ 金額:5,250円(税込)


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【 島田流ダイエット!絶好調!! 】

2008年07月26日 13時28分48秒 | Weblog
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 No130) 『 35日で-6.6kg!! 』
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 ■ 「キタ~~~~~~~~~~!!!」


   来ましたよ!!


   「ヤッタ~~~~~~~~~!!!」


   やりました!!


   ナント、65.4kgまで体重が減ったのです!!
       ^^^^^^^^^^^^^

   先月、22日に中国から帰って来て、計った体重が、


   72kgでした。


   “ -6.6kg ”
   ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

   です。


   ちなみに、ウエストが


   85cm

   ↓↓↓

   77cm
   ^^^^^^^^^

   “ -8cm ”
   ~~~~~~~~~~~~~~~~


   凄い!凄過ぎる!!




 ■ 自分でも“ ビックリ ”の成果です。


   今日は、この島田流ダイエットに関して、


   お話しします。


   夏の海水浴!


   メタボ撃退!


   格好良いパパ!


   目指しませんか!?




___________________________________________________

■目次

【1】いろいろやった!ダイエット歴8年の苦悩。

【2】ある人との出会い。

【3】こんなに痩せて大丈夫?

 ★ 確認下さい。
____________________________________________________


-----------------------------------------------
【1】いろいろやった!ダイエット歴8年の苦悩。
-----------------------------------------------


 ■ 私は、大デブでした!


   身長が、166cmです。


   体重が、85kgほどありました。


   実は、大学時代は、毎日空手に明け暮れたスポーツマンでした。


   それが、就職をして、“営業漬け”の毎日のお陰で、


   運動もしない。


   食事は不規則。


   毎晩飲む!


   たった、1年で、スマート(筋肉質)だった体は、


   大デブに出来上がっていました!



 ■ ところが、太っている時には、自分がデブだとは気が付かない


   ものなのです。


   自分もデブのクセに、太っている人を見つけると、


   「あいつデブだ~!!」


   なんて、言う始末!


   健康診断でも、


   太り過ぎ!

   コレステロール値が高い!

   尿酸値が高い!

   痩せなさい!!


   と、何度言われても気にして無かった。


   出世する男は、太っている方が、良いんだ!


   そんなふうに、自分を慰めていました。



 ■ 32歳の時には、尿管結石!


   「痛かった~~~~!」


   この時も、痩せた方が、良いと言われたが、気にしなかった。


   転機は、36歳の時でした。


   FC担当で、特に西日本が多かったのですが、


   NTTが東と西に分かれると言うことで、


   関西に支社を作った方が良いと言うことで、


   私が、支社を作りに大阪に転勤に成りました。


   そのお陰で、通勤時間が1時間半から、30分に


   短縮されたので、スポーツクラブに通い始めました。



 ■ 最初は、遊んでいただけですが、そこにあった


   握力計で、握力を計ったのがキッカケに成りました。


   実は、小学2年から剣道をして来たので、握力は


   強かったです。


   中学3年の時に、左右とも55kgほど有りました。


   つまり、自信があったのです。


   ところが、右が32kg左が28kgと…。


   「俺は女か???????」


   明らかに体力が落ちていました。


   それで、自分の目にかかっていた、曇りガラスが外れ、


   自分の体を見ると、「凄いデブ!」でした。…




 ■ ダイエット開始です!


   島田は、思い立つと、非常に行動が早いです。


   すぐに、アレコレやり始めました。


   まずは、ダイエット関連の書物を読み漁りました。


   有酸素運動を15分以上連続でやるのが良いと書いてありました。


   基礎代謝を上げる為に、筋肉を付けることも重要とありました。


   まずは、この2つをスポーツクラブで開始しました。


   自転車を15分。


   筋トレを30分。


   ジョギングを30分。


   ところが、全然効果が有りません!


   なぜって?終わると、腹が減るので、ビールをジョッキで飲みながら


   焼肉やハンバーガーを食べていたのでした。


   その後、


   スイミング。

   痩せる薬。

   ブルブルマシン。

   変なダンス。


   など試しましたが、殆んど効果が有りませんでした。



 ■ 結局、自分なりに考えて、毎日出来ることが良いと、


   夜30分のジョギングを開始しました。


   1ヶ月間、毎晩続けて、徐々に効果が出て来ました。


   3ヵ月で、85kgの体重が75kgまで落ち、


   ウエスト100cmが、85cmまで細く成りました!



 ■ この成功で、自分なりに手応えを感じ、次に理想の肉体


   を探しました。


   いろいろ思い浮かべて、


   シルベスタ・スタローンのランボー1の肉体に辿り着きました。


   崖から飛び降りて、腕を自分で縫い合わせるシーンが痺れます。


   これだと思って、筋トレにハマって行きました。


   筋トレは、マシーンを使うタイプのものと、


   フリーウエイトと呼ばれる、ダンベルやベンチプレスなどを

  
   使うものに分かれますが、筋肉を本当に作りたい場合は、


   フリーウエイトに限ります。


   これも、本で嫌って言うほど勉強しました。


   筋肉は、切ると再生してより太い筋肉を形成する。


   つまり、太い筋肉を作るためには、


   切って

   再生

   切って

   再生


   これを繰り返す必要があるのです。


   ではどうやって切るかと言いますと、最大負荷をかけるのです。


   自分が、1回か2回しか出来ない最高の負荷をかけると、


   筋繊維が、「プチプチ」と切れるのです。


   そうすると、逞しい筋肉を作れます。



■ このように、ダイエットから、肉体形成へ目標が変わって来ました。


  2002年から2003年にかけてが、一番ハマってました。


  一時は、ベンチプレスで100kgが上がるほどに成っていました。


  でも、体重は、72kgが平均体重でした。



 ■ その後、中国に赴任して、スポーツクラブからも遠のきましたが、


   ジョギングに、週に1度のスポーツクラブは続けていました。


   ただ、体重は72~75kgの間を、行ったり来たりでした。





-----------------------------------------------
【2】ある人との出会い。
-----------------------------------------------


 ■ 私は、2006年に中国から日本に帰国後、


   もう一度、ダイエットしようと、ジョギングをしていました。


   丁度、流行り始めた、ビリーズブートキャンプもやりました。


   でも、どうしても、69kgから下には、


   ナカナカ落ちないのです。


   そして、チョットやらないと、元に戻ります。



 ■ 実は、カロリー計算をやったり、低インシュリンダイエット


   などを実行したことは有りましたが、


   余り効果が無かったので、ここ最近は、食べ物でダイエットを


   していませんでした。


   そんなある日、嫁の友達の家に遊びに行くことに成りました。



 ■ そこの旦那さんは、1年で15kgダイエットした人だと


   聞いていました。


   健康診断で引っ掛かって、医者に、


   「このままなら糖尿に成ります。食事を制限した方が良いです。」


   と言われて、それから、主食を一切食べないようにしたら、


   1年で、15kgも痩せたそうです。


   その話は聞いていましたが、


   私は、ご飯が大好きです!


   麺類も大好きです!


   食を我慢するなんて出来ない!!


   そう思っていました。



 ■ そして、旦那さんに会いました。


   確かに痩せています。


   でも、昼食をご馳走に成ったのですが、


   ビックリするほど、食べるのです!!


   サラダなんて、ボールに1杯食べます。(馬のようです。)


   肉も、ガンガン食べます!!


   こんなに食べて痩せるの?、????…。


   非常に不思議でした。


   確かに、主食は一切食べません。


   聞いたところ、お酒も結構好きで飲むそうです。


   ではなぜ?



 ■ 不思議でした。


   私は、ダイエットオタクです。


   ダイエットは算数だと思っています。


   摂取カロリー VS 消費カロリー
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

   どっちが多いかで、痩せたり太ったりする筈です。


   私の中では、この計算式が正しくて、それ以外は


   否定していました。


   ところが、旦那さんは、


   摂取カロリーは明らかに高いです。


   肉も、油で炒めた物や、焼いた物、煮た物、


   あれだけで、700kカロリーは摂取している筈です。


   野菜も、ドレッシングに油が含まれていますし、量が

 
   半端じゃないので、やはり、カロリーオーバーの筈です。


   そして、3食キチット食べるそうです。



 ■ ではなぜ?


   オーバーカロリーでも痩せるのか???


   理由は分かりませんが、


   テレビで、食べ合わせでダイエット効果が有ると言う事を、


   言っていたの思い出しました。


   肉を食べる時には、主食を抜く。


   主食を食べる時には、肉を抜く。


   それだけで、痩せるようなことを言っていました。



 ■ 「まあ良いや!」


   島田は、実践主義者です。


   論より証拠!


   翌日から、スタートしました。


   この時に、丁度、「バナナダイエット」の本を立ち読みしていたので、


   自分なりの食事メニューを決めました。



 ■ 島田流ダイエット


   朝食:バナナ2本+豆乳1杯+牛乳1杯


   昼食:好きな物を食べる


   夕食:主食を抜く(20時までに食べる)


   これを実行し始めました。


   ナント!1週間で3kgほど痩せました!!!


   73.5kg

   ↓↓↓↓

   70.3kg


   丁度、1週間で、この成果です。


   しかも、自分では、腹が減っているとか、ダイエットしている。


   と言うような気は、一切しないのです!!




-----------------------------------------------
【3】こんなに痩せて大丈夫?
-----------------------------------------------


 ■ そして、今は、運動を組み合わせて効果が倍増してます。


   実は、先月の22日から、出張以外は、出来るだけスポーツ


   クラブにも通っています。


   これは、今年の理想の体型が、


   “ブルースリー”


   だからです。


   小学生の時の、ヒーローです。


   そして、“体成分測定”をしたことで、スポーツクラブでの


   カリキュラムを自分で決めて実行しています。


   プラス、コアリズムを毎朝30分基本動作だけ16日間


   続けています。



 ■ スポーツクラブでは、


   ストレッチ、体が硬いので、これが一番苦痛です。   


   下半身の強化 ⇒ マシーンにて20分ほど


   上半身の強化 ⇒ フリーウエイトにて20分ほど


   有酸素 ⇒ ランニングマシーンにて40分ほど


   行いますが、筋トレは2日に1回です。


   筋肉の再生に、太い筋肉は36時間ほどかかります。


   ですから、毎日は逆効果に成るのです。


   筋トレをやらない日は、ストレッチとジョギングだけです。



 ■ コアリズムは、非常に腰に来ます!


   男性は、と言うか私は、腰をクネクネ動かすことが出来ません。


   やっと、慣れては来ましたが、腰に結構痛みを感じます。


   腹筋よりも、背筋が刺激されているように感じます。


   やってみると分かりますが、


   徐々に、自分の腹筋が鏡の中で見え始めて来ます。


   厚い脂肪の陰に隠れていた、懐かしい!腹筋の影が!!


   結構、感動を受けますよ。(笑)



 ■ そして、この1ヶ月で、米を食べたのは3回だけです。


   実は、痩せるのが面白く成って、


   昼も、主食を抜くように成ったのです。


   その成果は、最初に書いたように、


   驚くべきものです。


   私の目標は、62kgです。
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

   後たったの、3.4kgです!!




 ■ 実は、毎年、新年を迎える時に、様々なことに関して、


   目標設定をするのが習慣に成っています。


   毎年、目標体重62kg!


   として来ましたが、永遠の目標で手が届きそうに成ったことすら


   無かったです。


   62kgは、私の高校時代のベスト体重です。


   剣道部の主将をしていました。


   逆立ちで、どこまでも行くことが出来ました。


   走り高跳びで、165cm飛べました。


   体が妙に軽かった記憶があります。


   その体重に、戻りたい!!


   後たったの、3.4kgです。



 ★ 皆さんは、自分の健康を考えていますか?


   私は、36歳を境に、考え始めました。


   タバコを止めたのも、36歳でした。


   ダイエットを開始したのも、36歳でした。


   水を1日2L飲むように成ったのも、36歳でした。


   私は、人間は、“今しか生きれない”と考えています。


   チョット哲学的ですが、


   今、この瞬間、瞬間、しか生きて無いのです。


   過去は、その瞬間瞬間を、皆さんの記憶の中に貯め込んだ


   産物です。


   未来は、その瞬間瞬間の先に来ます。


   つまり、今、どっちを選択して、行動するのかで、


   未来が変わると言うことです。


   36歳でタバコを止めて、もう9年経ちました。


   続けていた自分と、止めた今の自分の体はたぶんかなり違うでしょう。


   ダイエットに目覚めた私と、あのままの私では、


   これは凄まじく、違っていた筈です。


   だって、非常に体が弱かったです。


   良く、高熱を出して寝込んでました。3ヵ月に1度くらいのペースで!


   でも、今は、滅多にそんな事は無いです。



 ★ 偉そうに言いますが、


   健康が、一番重要です。


   次が、家族との関係です。


   仕事なんて、一生の中で考えると、優先順位は低いのです。


   でも、私は、ず~~~~と、仕事を一番に生きて来ました。


   健康も、家庭も気にしなかったです。


   でも、長男が生れ、兄貴が死んで、ハッキリ言えます。


   もっと、健康を考えようよ!


   もっと、自分を大切にしようよ!


   もっと、もっと、家族を愛そうよ!って、


   そう思います。


 かなり、長く成りましたが、65kg台突入記念バージョンと

 言うことで、参考にして見て下さい。

 尚、私は医者では無いので、やるやらないは、自分で判断して下さい。

 無理なダイエットは、なさらないようにお願い致します!!




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   ・ 売れる営業マンの立ち位置(スタンス)を理解する

   ・ SP ・ EP ・ 感情確認について

   ・ アプローチについて

   ・ シナリオの作成方法

   ・ 伝説のシナリオを披露!

   (92~93年に日本で一番レーザーFAXを販売したシナリオです。)

   ・ 営業を舞台劇と考える

   ・ 売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識

     * 説明しない 

     * 黙る 

     * お願いしない

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営業事件簿 10 『 取り込み詐欺! 』

2008年07月25日 13時22分13秒 | Weblog
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 No129) 『 取り込み詐欺! 』
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 ■ 昨日は、仙台で講習会を開催しました。


   未明の地震で、新幹線が止まっているとニュース
   で流れていたので、「ヤバイ」と思ったら、


   仙台までは、通常通りに新幹線が走ってましたので、


   助かりました。



 ■ 講習会は、やればやるほど、私自身の勉強に成るので、


   開催するのは、私自身の肥やしに成って、非常に良いです。


   来週末8/2は、東京で実施しますので、“生・島田”を
   見に来て下さい!



 ■ さて~、事件簿に飽きられたのか、アクセスが減ってますが、


   気にせず、事件簿をしばらく続けます!


   今日は、取り込み詐欺です。


   皆さんは、名前を聞いた事はあると思いますが、


   実際にやられたことは、無いと思います。


   私の実体験談を、お話しします…。




___________________________________________________

■目次

【1】現金注文

【2】支払回数の変化

【3】一気にやられた!?

 ★ 確認下さい。
____________________________________________________


-----------------------------------------------
【1】現金注文
-----------------------------------------------


 ■ 私にとって、余り思い出したくない事件です。


   部下の見込みでした。


   確か、埼玉の浦和辺りの事務所でした。


   部下に、同行を依頼されて、一緒に訪問した。…


   丁度、今時分の暑い時期だった。



 ■ 事務所は、小さな1室で、殆んど何も無い感じだった。


   お客さんは、


   「全国に、拠点が5カ所あるので、各拠点に家庭用の
    FAXを欲しい。」


   と言うことで、何社かに当たっていると言う話だった。


   1台、6万円ほどの安いFAXだったので、


   余り、乗り気はしなかったが、


   部下は、売れない営業マンで、そんな契約でも


   まとめて5台の注文を非常に欲しがっていた。



 ■ 通常は、ビジネス用のFAXしか殆んど販売していなかった。


   ビジネス用だと、30万円程度するのだが、


   リース契約すると、毎月の支払は6,000円程度だった。


   だから、通常は、企業向けはリース契約でしか、


   契約を貰う事はしていなかった。


   これは、お客様としても、月々安価の支払いで済むし、


   リースは100%経費計上できるなどの、メリットもあった。


   販売する側は、お客様と契約をするのだが、


   実は、リース契約をする場合は、お客様とリース会社の契約の


   仲介をする形に成って、お金は、リース会社が、


   一括して、支払ってくれるので、未回収に成る危険が無くて、


   売る側としては非常に良いシステムだった。



 ■ この6万円のFAXの場合は、単体ではリース契約が出来ない。


   金額が安くて、資産計上が出来ないのでリースの適用外に成るが、


   5台まとめると、リースは可能だった。


   そこで、お客様との交渉では、リース契約をして貰うように話しを
   した。



 ■ それに対して、お客様が、


   「お金は有るので、現金一括で支払いたい。」と


   異常なほど、リースを嫌っていた。


   何となく、嫌な感じがした。…


   そこで、現金で払うのはOKだが、先に支払って貰う
   事を条件にした。



 ■ お客様は、先に支払う事と、その代り、結構きつめの
   値引を要求されたが、それでも、利益が取れたので、


   その条件で、最初の契約を行った。


   ここから、徐々に、相手のペースにはまるとは、


   その時は、思ってもみなかった!



-----------------------------------------------
【2】支払回数の変化
-----------------------------------------------


 ■ 最初の、FAXに関しては、キチンと支払って頂き、


   こちらも、5台FAXを導入した。


   そこで、少し“オカシイ”事が有った。


   通常は、設置まで全てこちらで行うのに、


   このお客様は、それは不要だからと、


   物件を箱のまま導入させたことだった!


   まあ、工事費がかからなくて済んだので、良かったが、


   何か、違和感を覚えた。



 ■ その後も、部下は良く、その会社に行っているようだった。


   ほどなくして、当時、結構人気が有った、電子手帳を


   20個買いたいと言う話をして来た。


   1個が、2万円ぐらいしたので、40万円だ。


   もう、部下には、その会社に販売するのを止めるように話した。


   なぜなら、家電屋さんじゃないので、そんな単価の物を


   販売するのを目的としてないし、20個も欲しがる理由が
   不明確だったからだ。



 ■ それでも、部下は、その会社の部長と仲良く成っていたようで、


   どうにかならないかと言うので、支店長に一任することにした。


   支店長は、「良いんじゃないの!」


   と、非常に安易にOKしていた。



 ■ そして、部下がお客さんと話をして、今度は支払いの仕方を

  
   変更して欲しいと、言う話に成った。


   最初に、半額を支払って、月末にもう半額を支払うと言うものだった。


   私は、非常に嫌な感じがしたので、


   契約を止めるように話したが、支店長が、OKしたので、


   部下は、その条件で契約を取って来た。



 ■ この時も、値引して入れていたので、家電量販店より


   お客様は、安く買えた。


   支払いも、キッチリ約束通り、支払って貰えた。


   これが、罠とも判らずに、担当の部下は相手を非常に信用
   していた。


   支店長も同じだった、…。




-----------------------------------------------
【3】一気にやられた!?
-----------------------------------------------


 ■ 私は、その部下が、そのような契約を取ることが、


   非常に嫌だった!!


   なぜなら、私たちが扱っていたのは、ビジネス用の


   電話機やFAXやコピー機やパソコンだった。


   それを、リースで導入するのが、当たり前だった。


   その営業をして欲しいのに、本来の営業は、全然売れなくて、


   そのお客様の、良く訳の分からない契約を取って喜んでいた。


   しかも値引いているので、粗利も少なかった。



 ■ もう一つ、気に成っていたのが、FAXが浦和の事務所に


   付いていないと言う話を部下がしていたことだった。


   5ヶ所で使う為に買った筈が、なんで、使っていないんだ!?


   私の中では、


   「転売目的の購入!」


   と、ほぼ断定していた。


   そのように考えると、説明が付く。


   家庭用のFAXも、人気の機種だったし、電子手帳も
   みんな欲しがった。


   しかも、家電量販店より安く購入しているので、


   転売は、可能だった。



 ■ 大きな注文が入った。


   今度は、ノートパソコンを5台と言う注文だった。


   今では、ノートパソコンも結構安いが、当時は、


   1台が、50万以上の高級品だった!


   つまり、250万もの売上に成る。



 ■ 部下は、非常に喜んで、興奮しながら私に報告して来た。


   私は、この契約を取らないように指示した!


   でも、無駄だった。


   部下は、前回の件もあったので、支店長にも相談していた。


   支店長も大喜びだった!!


   支店の数字が、伸びるので、喜ぶのは当然だった。



 ■ そして、今回は、金額も大きかったので、


   部下と同行して、再度、事務所に私も一緒に行った。


   FAXは付いていない。


   以前と、全く変わっていなかった。


   支店長は、「とにかく取って!」と言うスタンスだった。


   私は、契約はしない方が、良いでしょう。


   絶対に転売目的です!


   と話したが、


   「良いじゃん!転売されても、今までもお金は払ってくれたじゃん!!」


   これが支店長の意見でした。



 ■ そして、お客様は不思議と、今回は余り値引を強く要求しなかった。


   その代り、もう3回目の取引だから、


   「末締めの末払にしてくれないか?」


   と言う条件を出して来た。


   私は、上司と相談しますと言うことで、


   一旦、客先を後にして、公衆電話から事務所に電話して、


   支店長に、おかしいから止めるように話した。


   でも無駄でした。


   「良いじゃん、取ってよ!」


   支店長の決断がそうなら私がとやかく言えないので、


   部下に、その条件を支店長が飲んだので、契約して、


   社内稟議だけ書くように伝え、契約を取りました。



 ■ 商品は、いつものように箱に詰めたまま渡しました。


   私は、とにかく、支払いが気に成っていましたので、


   部下に、入金の確認をキチンと行うように指示して、


   客先に、週に1回は、電話するように伝えておきました。



 ■ 「やられました!!」


   危惧した通り、入金は無かったのです。


   ずぐ、部下と一緒に、事務所に行ったら、


   もぬけの殻に成っていました!!


   電話もつながりません。


   私たちだけじゃ無く、数社の会社が、来ていましたので、


   計画的な犯行でした。


   「やっぱり!」


   思った通りに、やられていました。


   支店長に報告したら、


   「困ったね~だから、反対したのに~!!」


   って、今度は、責任を擦り付けようとしているのが、


   見え見えでした。



 ■ 部下と一緒に、会社に戻って、部長と対策を練りましたが、


   計画的な、取り込み詐欺にやられているので、


   回収は不可能だろうと言うことで、


   損金処理をするしかないと言うことで、


   担当の部下は、稟議書と始末書書かされ、


   私も、始末書を書かされました。



 ■ 実は、この事件は、典型的な取り込み詐欺のケースに


   引っ掛かった例です。


   でも、それ以上に私がショックだったのは、


   支店長Fの対応でした。


   契約の指示をしたのは、Fなのに、取り込み詐欺に成った途端、


   責任を私と、部下に押し付けて、逃げたのでした。


   これが、キッカケと成って、その後、支社長とは


   犬猿の仲に成りました。


   と言うか、あのFが居なかったら、まだ、あの会社に


   務めていたのかも知れません。


   辞めるキッカケをくれた、ある意味、恩人でもあります。



 ■ 全く無かった、冬のボーナス!!


   責任を擦り付けられた、私と部下は、


   冬のボーナスが、大幅カットされていました。


   数万円しか貰えなかったです。


   当時の私は、ず~と、予算クリアをしていたので、


   通常なら、50万程度は出てもおかしくなかったです。


   支店長はと言うと、たくさん貰っていました!(笑)


   世の中には、そんな上司も居るんですね。


   初めてで、最後の私が係わった取り込み詐欺事件は、


   支店長の人間性を知った事件でした。



 結構、計画的にやっている会社が有るので、ご注意下さい!

 私がハマった例は典型的な例だと、思います。

 お金は、先に貰うが基本ですね!


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   東京:8月2日土曜日13時から17時までと成ります。

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   ・ 売れる営業マンの立ち位置(スタンス)を理解する

   ・ SP ・ EP ・ 感情確認について

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   ・ シナリオの作成方法

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   ・ 営業を舞台劇と考える

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営業事件簿 9 『 見えちゃった!下着姿の外人さん?? 』

2008年07月23日 14時25分43秒 | Weblog
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 No128) 『 見えちゃった!下着姿の外人さん?? 』
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 ■ 今日は、長男祐輔の1歳の誕生日です!!


   早いものですね。


   ついこの前、生まれたばかりって感じでしたが、


   1歳に成りました。



 ■ 銀座にぬいぐるみの専門店が有ったので、


   今日は、午前中に銀座に行く予定が有ったので、


   そこでプレゼントを買おうと思ったら!?


   その店が、無くなっていました。


   昔から続いている店ですが、売れないのでしょうか。


   仕方なく、ビッグカメラのおもちゃコーナーで、


   ブロックと、お絵かきと、ドラムの3つのおもちゃを


   買いました。


   勉強にも成りそうなものを選びましたが、


   気にいるのでしょうか?


   さて、今日は、文京区を回っていた時のお話です。




___________________________________________________

■目次

【1】何なんだ!下着姿の外人さん???

【2】チョット怖そうな事務所

【3】何度か見に行った。

 ★ 確認下さい。
____________________________________________________


-----------------------------------------------
【1】何なんだ!下着姿の外人さん???
-----------------------------------------------


 ■ 文京区を回っていた時の話です。


   本郷から、上野に向かって順番に飛び込みを
   していました。


   湯島辺りだったように記憶してますが、


   結構、大きなビルを回っている時に、


   横文字の社名が目に入って来ました。



 ■ 通常、飛び込み営業をする場合は、


   エレベーターで一番上まで上がって、上から順番に


   飛び込んで行きます。


   私の場合は、看板が出ていれば、全部飛ばすことなく


   叩いて訪問していました。


   横文字の会社も勿論多いです。


   この時も、気にしないで、ブザーを押して、


   コンコンとノックして、ドアを開けました。




 ■ 飛び込んで来た、映像に、もうビックリ!釘付けに成りました!!


   沢山の女性!


   しかも、綺麗な外人さんばかり、


   フィリピン系やロシア系など、


   そして、どうしましょう!!


   みんな、“下着姿”なのです!!!!!!!



 ■ もう、ビックリです。


   まだ、26歳当時の私には、刺激が強過ぎる!


   でも、嬉しい!


   そんな感じでした。


   中から、女の子が、下着姿のままでて来て、


   「事務所、下。」


   って、片言の日本語で言っているのですが、


   私は、釘付けに成って、しばらく呆然としていました。


   「事務所、下!」 


   チョット、大きめな声で言われて、慌てて我に帰りました。



 ■ 「そうですか、事務所は下なんですね。」


   『ハイ、そうです。』


   「ありがとうございます。では失礼します。」


   そのまま、見ていたい衝動に駆られながらも、扉を閉めました。


   当時は、部下と2人で回っていたのですが、


   その彼の目も点に成ってました!


   2人して、


   「スゲ~可愛かったな!」

   『スタイルの良い子ばっかでしたね。』

   「何屋さんなのかね?」


   などと話しながら、下の事務所に行ってみました。





-----------------------------------------------
【2】チョット怖そうな事務所
-----------------------------------------------


 ■ やはり横文字の事務所です。


   ナントかプロダクションと書いてありました。


   チョット、嫌な予感がしました。


   営業マンの勘です。


   こんな時には、部下に入らせると言うのが、


   暗黙のルールです。


   「じゃあ、行こうか!」



 ■ 彼の肩を、「ポ~ン」と叩いて、客先に訪問させました。


   私は、後ろから、入って行きました。


   「?」


   提灯も、写真も無い?


   予感は外れた?


   そう思っていたら、対応に出てきた方が、堅気っぽくは
   無かったです。



 ■ 「何?」


   『電話機の件で回っていたのですが、お使いの電話機は何年ぐらい
    ご利用ですか?』


   「この前入れたばっかなんだ。ご免ね~!」


   『そうですか、またよろしくお願いします。』


   良さそうな人ですが、チョット、独特の怖さを出されていました。



 ■ 「チョット、怖かったですね!」と部下が、


   『そうだね、女性を派遣するような仕事してんじゃないの。』


   「そうかもしれませんね。」


   そう言いながら、他の、会社を探して、飛び込みを続けました。





-----------------------------------------------
【3】何度か見に行った。
-----------------------------------------------


 ■ 当時は、いつも同じ部下と回っていました。


   結構気が有ったので、仕事がし易かったです。


   そして、若い2人は、そのビルの近くを回っている時に、


   何度となく、その部屋に行きました!!


   もう、20年も前の話なので、許して下さい。


   若い時は、そんなものです。



 ■ 「事務所、下!」


   行くといつも、片言の日本語で、このように言われました。


   そして、人数は、多かったり少なかったりしましたが、


   なぜか、下着姿で、その室内に外人の女性がいました。


   …。




 ■ 一体、あの事務所は何をする会社だったのでしょうか?


   未だに、不思議です。


   なぜ、下着姿だったのでしょうか?


   未だに謎です。


   だって、トレーナーでも何でも着れば良いのに、


   パンティーにブラジャーだけだったり、


   その上に、ネグリジェみたいなのを着ていたり、


   そんな人ばかりでした。


   でも、こんなことが、飛び込み営業では、面白い息抜きに

   なっていました。


   いつも、コツコツ回るのは、本当に辛いんですよ!


 チョット、嬉しかった事務所の話しでした。

 また、明日をお楽しみにして下さい!



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   東京:8月2日土曜日13時から17時までと成ります。

 ■ 場所

   仙台:仙台青葉カルチャーセンターです。
   東京:駒込地域文化創造館です。

 ■ 内 容

   ・ 売れるように成る軌跡

   ・ ビジネスの大枠を理解する

   ・ 売れる営業マンの立ち位置(スタンス)を理解する

   ・ SP ・ EP ・ 感情確認について

   ・ アプローチについて

   ・ シナリオの作成方法

   ・ 伝説のシナリオを披露!

   (92~93年に日本で一番レーザーFAXを販売したシナリオです。)

   ・ 営業を舞台劇と考える

   ・ 売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識

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営業事件簿 8 『 対処に行ったら?宣伝カー?? 』

2008年07月22日 12時06分21秒 | Weblog
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 No127) 『 対処に行ったら?宣伝カー?? 』
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 ■ 不思議ですね~、営業事件簿を書き始めて8回目です。


   全然ネタに困りません!


   21年間も、電話機やOA機器販売をしていたので、


   いろんな事が有ったんですね~…。



 ■ 皆さんは、今日から連休明けで仕事ですね。


   私はいつもと変わらないですが、昨日、スポーツクラブで、


   張り切って1時間走ったせいか、足の筋トレをやり過ぎたせいか、


   太ももと、脹脛が、痛いです。


   年を考えないとまずいですね。


   さて、今日は、部下のクレーム対応に行った時のお話です。


   お楽しみ下さい!



___________________________________________________

■目次

【1】部下Nのクレーム

【2】3人で対応に、

【3】話が違うよ~!怖い!!

 ★ 確認下さい。
____________________________________________________


-----------------------------------------------
【1】部下Nのクレーム
-----------------------------------------------

 
 ■ 部下Nが、珍しく神妙な面持ちで、相談に来ました。


   「この前取った、お客さんがキャンセルしたいと言うこと

    を言って来てるんですが、…。」


   内容を聞いてみると、NTTの知り合いだとばかり


   思っていたが、違うのでキャンセルしたいと言う内容だった。


   このようなケースは非常に珍しかった。


   なぜなら、このような事が発生しないように、


   契約の翌日に、契約内容の確認を業務の人間が取り、


   その後で、工事日の連絡を、工事部門がするのですが、その時も


   契約上問題が無いか確認をするので、


   この内容であれば、事前の確認でチェック出来ますから、


   工事が終わると言うのは、珍しいと言うか、おかしかった!



 ■ しかも、NTTにまで、連絡が入っていて、担当の方から


   連絡を頂いた。


   その内容は、


   「NTTを騙った!騙された!!」


   と言う酷いものでした。



 ■ 再度、Nに話しを聞くと、契約の時は非常に優しそうな


   社長で、建設関係をされているようだが、NTTを騙ったり、


   騙すような話もしていないし、「オカシイ!」と言うのです。


   まあ、クレームに成っているのは、間違えないので、


   客先に行くことにしました。


   NTTにもクレームが上がっているので、


   Nと、NTTの担当と私の3人で行くことにしました。





-----------------------------------------------
【2】3人で対応に、
-----------------------------------------------


 ■ お客様の事務所は、千葉に有りました。


   うちの会社は、NTTの販売店をしていますが、


   クレームが非常に少ないので有名でしたので、


   NTTの担当も、


   「何かの間違えですよね~」


   と軽い感じでした。


   私は、別のことを考えていました。



 ■ 皆さんは、NTT販売店のことなどご存じ無いでしょう。


   NTTから認められた会社だけが、NTT販売店として


   NTTの電話機やFAXを取り扱って販売しています。


   昔は、どんな会社でも販売店や取次店に成れましたが、


   NTTが販売店の絞り込みを行ったので、今は新規で


   販売店に成ることは出来ません。


   勿論、NTTの商品を扱うので、NTTが万全のサポートを
   するはずですが、実は、当時はいろいろ揉め事が有りました。


   それは、販売店を担当している部署とは別の、直販の部署との
   イザコザでした。



 ■ 特に、地方では、その土地のNTTも営業マンが居て、


   営業をしていましたので、販売店が契約を取ると、


   お客さんに、「販売店から入れて良いんですか?」


   みたいな横槍が入って、キャンセルに成るケースも、


   少なからず有ったのです。


   今回も、若しかすると、「そうなんでは?」


   そんな感じがしていました。



 ■ 事務所に付いたのですが、なぜか駐車場に、


   右翼の宣伝カーが止まっています。


   チョット、嫌な空気を感じました。


   Nに聞くと、前回は無かったそうです。


   まあ、気にしないでと思ってお客様の事務所に入りました。




-----------------------------------------------
【3】話が違うよ~!怖い!!
-----------------------------------------------


 ■ 中に入って、すぐに、異常を感じました。


   社長と思える人と、若い人が居ました。


   2人とも、


   “特攻服”


   を着ていました!


   明らかに、こちらを威嚇しています。



 ■ 「お世話に成ります。Nの上司の島田と申します。」


   と、名刺を差し出したトタン!


   『テメ~ニタニタ笑ってんじゃね~!!』


   と、大声で、怒鳴られました。


   仕方なく、真面目な顔をすると、


   『今度は、何、ガンたれてんだ~~~!』


   と、机をコブシで叩いて、威嚇してます。



 ■ NTTの担当が、震えながら、私の袖を引っ張りながら、


   「撤去しましょう撤去!」


   と、小声で話します。


   そう言われても、話も聞かないで、撤去は出来ないので、


   改めて、お客様に、


   「済みません、私の顔がお気に召さないのならそれはそれで

    良いのですが、お話しを聞かせて貰えませんか?」


   『ナンだと~!お前のとこに、宣伝カーで乗り込むぞ!』


   明らかに会話に成っていません。


   「私は、話し合いに来たので、話しをしますか?しませんか?」


   チョット、ムカついて大きな声で、言ったら、


   『良い度胸だ、2人相手にやるのか?』


   その社長の、コブシはハンマーみたいに大きかったので、
   たぶん、空手か何かをしているようでした。


   この人は、私の話を聞く気が無いようでした。



 ■ 「済みません!NTTの○○と申します!!」


   と、NTTの担当が間に入ってくれた。


   相手の社長も、やっと、冷静に話し始めた。


   内容的には、NTTの知り合いからNが紹介されて


   来ていると思って契約した。


   後で、確認したら違っているので、キャンセルしたいと言う


   話でした。


   それ以上揉めても仕方ないので、撤去を認めることにしました。


   ただ、最後に、


   「Nは、社長を騙してませんよね?そこだけは認めて貰えますか?」


   と、念を押した。すると、


   『ああ、俺の勘違いだった。Nを責めないでくれ。』


   と、非を認めて貰えたの、撤去に応じて、取り外して古い機械の


   戻すことにした。



 ■ 事前に、リース会社には連絡を付けて、若しかすると、契約自体を


   無かったことにするかも知れないと言う事と、前のリースの解約を


   まだしないで止めて、古い物件も取ってあったので、後は、設置物件


   を、NTTが引き取ってくれれば、OKだった。



 ■ 客先を後にして、


   「イヤ~、右翼団体の方とは、思わなかったですね~!」


   と私が、NTTの担当に話しかけた。


   『一戦始まるかと、冷や冷やしましたよ!』


   とNTTの担当の方が、言われました。


   「○○さんの言う通り、撤去に応じることにしましたが、

    物件は、お戻しして良いですよね!」


   とNTTに物件を引き取って貰って、仕入れていないことに
   する作戦に出た。


   『今回の場合は、仕方ないですね。赤伝切ります!』


   ナントあっさりと、認めてくれた。


   よっぽど、脅されたのが怖かったと見えて、


   まだ、顔色が青かった。…



 ■ これで、工事人の手間賃だけで、対応が済んだので、


   マイナスに成らないで、対応が終わった。


   怖いと言うよりも、そんな事を考えていたのを思い出します。


   でも、


   「何、笑ってんだ!何、ガン付けてんだ!」


   と言われたら、どんな顔をすれば良いのか?


   正直、「?」って感じでした。



 チョット、変わったクレーム対処でした。

 また、明日をお楽しみにして下さい!



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   仙台と東京で講習会を開催します。

   ぜひ、ご参加ください。



 ■ 日時
  
   仙台:7月24日木曜日13時から17時までと成ります。後、48時間!!
   東京:8月2日土曜日13時から17時までと成ります。

 ■ 場所

   仙台:仙台青葉カルチャーセンターです。
   東京:駒込地域文化創造館です。

 ■ 内 容

   ・ 売れるように成る軌跡

   ・ ビジネスの大枠を理解する

   ・ 売れる営業マンの立ち位置(スタンス)を理解する

   ・ SP ・ EP ・ 感情確認について

   ・ アプローチについて

   ・ シナリオの作成方法

   ・ 伝説のシナリオを披露!

   (92~93年に日本で一番レーザーFAXを販売したシナリオです。)

   ・ 営業を舞台劇と考える

   ・ 売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識

     * 説明しない 

     * 黙る 

     * お願いしない

    * 7つのクロージング方法

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    * やりそうで誰もやらないことをやる


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営業事件簿 7 『 違う名刺!右翼?? 』

2008年07月21日 13時37分23秒 | Weblog
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 No126) 『 違う名刺!右翼?? 』
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 ■ 流石に連休中は、アクセスが減りますね!


   まあ、仕方ないですね。


   ところで、昨日は、知り合いの社長とゴルフに行って来ました。


   最初の5Hが4連続ボギーの後、パーだったので、


   これは良いスコアが出そうだと思ったら、


   イキナリ、8を叩いて、崩れて行きました!!


   情けない!!!!


   また、100を切れませんでした。…



 ■ THE OPEN も昨日で終わりましたね!


   これで、今晩からは、早く寝れます。


   さて、さて、事件簿も7まで来ました。


   先週はヤクザ関係のお話しをしました。


   今週はどんな話が飛び出すか、お楽しみにして下さい。


   それでは、今日のお話しをはじめます。




___________________________________________________

■目次

【1】お客様との出会い

【2】仲良く成って

【3】ご自宅にて!?

 ★ 確認下さい。
____________________________________________________


-----------------------------------------------
【1】お客様との出会い
-----------------------------------------------


 ■ このお客様との出会いは、私のお客様先での


   出会いでした。


   池袋から1つ先に要町と言う駅が有ります。


   その駅から歩いて10分ほどの所に、


   私のお客様で、宝石の製造販売をされている


   会社が有りました。



 ■ その日も、宝石屋さんの社長と、電話機の交換の


   話をしていました。


   すると、店に来られていた、ちょび髭をはやされた


   小太りのオジサンが、


   「お兄ちゃん、電話屋さん?」


   と聞いて来るので、


   『そうですが、…何か?』


   と答えると、


   「丁度良かった!転送電話機欲しかったんだ!!」


   と言う話に成って、急遽、そのオジサンのやっている


   お店に、案内された。



 ■ そこは、池袋の北口、例のソープ街が有る中の、雑居ビルの


   1室だった。


   案内されると、カーテンで、いくつもの部屋に区切られた


   怪しげな室内だった。


   ナント、まだ当時はどこにも無かった、


   テレクラを考えて、作った方だったのだ!!


   「ここで、電話を受けたり、転送したりしたいんだ!」


   それが、どんな使い方されるのか?


   意味はよく分からなかったが、転送機能付きの


   ビジネスホンが丁度、お客様のニーズに合ったので、


   それを、導入してあげた。


   法人登記は、してなかったが、要町に不動産も有り、


   F商会と言うみなし法人格で、すんなりリースもOKになり


   電話機を設置出来た。




-----------------------------------------------
【2】仲良く成って
-----------------------------------------------


 ■ この、Fさんとは、妙に親しく成った。


   お店に電話機を入れた後、


   自宅に、電話機と、FAXとコピー機まで


   入れてくれた。


   要町の自宅も、3階建てで立派だった。



 ■ 「島ちゃん!」


   これが、Fさんが私を呼ぶ時の呼び方だった。


   「島ちゃんって、美大卒だよね。」

   『そうですが、』

   「この絵って高い?」

   『ドガですか?本物だったら高いでしょう。』

   「これ、本物かな?」

   『私は、鑑定士じゃないので分からないですし、
    写真じゃ、なんとも言えないですよ。』

   「そうなんだ…」


   良く、美術品の写真を私に見せては、


   「高い?本物?」


   って、聞いて来ました。


   私は、鑑定士では無いので、モチロン分かりません。


   でも、絵画は沢山見ているので、作者が分かるので、


   それだけでも、嬉しかったようです。



 ■ こんな感じで、非常に、仲良く成って、


   私にとっては、良いお客様でした。



 ■ この日も、Fさんに呼ばれて、自宅に来てました。


   いつもと違うのは、背広を着た明らかに怖そうな
   人が2人座っていることだった。


   Fさんの自宅に行くと、


   いつも、20歳ぐらいの若い男の子が2人ぐらい、


   Fさんの世話をして、コーヒーなどを出してくれていました。


   社員かなんかだろうと、気にもしていませんでした。


   その怖そうな、2人は、一言も話さないで座っているだけでした。


   何か、嫌な空気を感じました。



 ■ その空気を感じ取ったのか、


   Fさんが、絵の話を止めて、2人の話をし始めました。


   「島ちゃん!その2人、気にしなくて良いから。」

   「その2人は、刑事さんだから!」


   …。




-----------------------------------------------
【3】ご自宅にて!?
-----------------------------------------------


 ■ 『刑事????』


   私は、意味が分からずに、混乱しました。


   「島ちゃんに話して無かったっけ!?」


   「俺さァ、F商会の他に、こっちもやってんだ。」


   名刺を差し出されました。


   目が点に!!!


   【 右翼団体 】


   の名刺でした。


   しかも、事務長だか、忘れましたが、かなり役職が上の方でした。


   …。



 ■ 「島ちゃん、テレビで見て無いかな~」


   「3億円強奪の話。」


   「うちの、代表が強奪したんじゃないかって、疑われて、
    それで、ここにも刑事さんが来てるんだよ。」


   (そう言えば、テレビでやっていた記憶はあるが、…)

   (若しかして、Fさんって容疑者なの?)


   この時は、本当にビックリしました。


   右翼の方に名刺を貰ったのも初めてでしたし、


   まさか、Fさんが右翼のお偉いさんとは思いませんでした!!


   急に、怖くなって来ました。


   (早くこの場を逃げ出した!)


   そんな気持ちに、成りましたが、急に出て行くと、


   失礼ですし、怒らせたらマズイ!


   そんな気持ちに成っていました。



 ■ 見た目は、気の良さそうなオジサンなんですが、


   右翼って名刺を貰った瞬間に、怖く見えて来るのが、


   不思議でした。


   若い子が何人かいるのも、何となく納得出来ました。


   “若い衆”だった訳です。


   それにしても、刑事さんと言うのは、顔が怖いです。


   黙っているせいもあって、非常に威圧感が有ります。


   私は、小学校2年から剣道をやっていましたので、


   警察官や、刑務所の看守をされている方や、


   自衛官の方が、先生で教えに来てくれていました。


   その方達より、刑事さんは、明らかに怖い顔をされています。



 ■ その後、Fさんとは距離を置くように成りました。


   でも、電話が有ると、出ない訳にはいかないので、


   お話しをしたりはしていました。


   また、1度だけ、その後、お会いしました。


   そして、それっきりです。


   別に、Fさんを嫌いでは無いですが、


   知ってしまったら、お付き合いは遠慮したくなりましたし、


   Fさんもそれを感じられたのか、それ以来電話は無くなりました。


   その事件がどのような結末に成ったのか?


   それも分かりません。


   不思議な、夢の中の出来事のような、体験でした。


 どうですか?

 面白かったですか??

 私は、Fさんよりも、刑事さん2人が怖かったです。

 また、明日をお楽しみにして下さい!



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   ・ 売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識

     * 説明しない 

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営業事件簿 6 『 寝て起きたらヤクザだらけ!? 』

2008年07月19日 14時44分05秒 | Weblog
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 No125) 『 寝て起きたらヤクザだらけ!? 』
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 ■ 「ね、眠~~~~い!」


   「全英OPENのせいで、今朝は4時過ぎまで

    起きていました!」


   「結局、日本勢はダメでしたね…。」


   でも、ノーマンにデュバル!?


   まるで、タイムマシンに乗ったみたいな


   トップ争いで、年寄りには見逃せなくなって来ました!!



 ■ 皆さんは、今日から3連休ですか?


   私は、連休も何も関係無いので、普段通りです。


   でも、今朝は10時半まで寝てました!


   さすがに起きれなかったです。


   本当は、今日は書くのをお休みしようと


   思ったのですが、最近、アクセス数が多いので、


   今日も書くことにします。


   でも、明日はお休みします!



 ■ さて、今日は、寝て起きたらヤクザ!?


   と言う、話しをします。


   この時は、ビックリ!しましたよ。




___________________________________________________

■目次

【1】寝て起きたら、ヤクザ!?

【2】駐車場にたくさん!!

【3】葬式??

 ★ 確認下さい。
____________________________________________________


-----------------------------------------------
【1】寝て起きたら、ヤクザ!?
-----------------------------------------------


 ■ 昨日までは、新宿でヤクザの事務所に入った話をしました。


   今日は、池袋のお話しをします。


   池袋も、非常にたくさん見かけた事が有ります。


   その中で、印象に残っている、


   3つの話をします。


   最初が、寝て起きたらヤクザだらけ!?だった


   話です。



 ■ 私は、営業をする時に、ゴールデンタイムを決めて


   仕事をしていました。


   ゴールデンタイムとは、社長が会社に居る時間帯で、


   朝の9時から13時までと


   夕方4時から8時まで


   この9時間が1日の内の仕事時間でした。


   この時間に集中して仕事をします!




 ■ 「13時から16時は何をするって?」


   だいたい、13時から食事をして、


   15時ぐらいまでは、昼寝をしていました。


   そうしないと、夜がもちません!!


   これは、入社して2年目を過ぎた頃から、


   自然とそんな1日の過ごし方をしていました。


   ですから、食事の後は、寝ていることが出来る
   喫茶店に行くのです。


   今は、漫画喫茶など有りますが、当時は無かったので、

  
   一番が、ルノアールと言う喫茶店です。


   いろんな所にありますが、寝ていても怒られません!


   営業マンの楽園でした!



 ■ 私が、池袋を回っていた時の話に戻ります。


   まずは、西武側(東口)を回って、


   そして、逆側の東武側(西口)を北の方から


   回ろうと、北口を回っていた時のお話です。


   知っている人は知っているでしょうが、


   池袋の北口は、飲み屋とソープ街が有ります。


   そこの中の、会社を探して、回っていました。


   昼は、ラーメン屋で食べて、


   その近くの喫茶店で、アイスコーヒーを
   頼んで、いつものように、お昼寝タイム!



 ■ 小1時間で目が覚めました!


   ビックリしました!!


   まだ、私が入った時には、席はまばらでしたが、


   いつの間にか満席に成っていました。


   しかも、皆さん、堅気では無いような見た目の
   方ばかりです。


   スキンヘッドが、何人も居ます。


   黒ずくめに、サングラス!


   スウェットに、雪駄!


   金の太い指輪に、ブレスレット!!


   どう見ても、ヤ・ク・ザ!!


   そして、今は当たり前の携帯電話を、各テーブル1台は
   持たれていました。


   当時は、携帯電話を持った居るのは、


   不動産屋か、ヤクザか、成金か!


   っていう時代です!!


   もう、ビックリしました!!


   回りの、全てのテーブルが、ヤクザ屋さんで満席に成っていました。


   その方達のど真中で、「グ~グ~」寝ていたのです。



 ■ 「ヤバイよ~!」


   焦りましたが、急に、動くのもおかしいので、


   残っていた、氷が溶けて、薄く成ったアイスコーヒーを


   ユックリ、飲み乾しました。


   味は分からなかったけど、とにかく喉が渇いていました。


   時計を見ると、14時半です。


   まだ、早いです。



 ■ しばらく、その気まずい雰囲気の中で、時間を潰すことにしました。


   視線を合わせないように、雑誌を読んでいました。


   「組長からだ!」

   『オス!何ですか!!』


   そんな電話での会話が聞こえて来ます。


   それ以外は、非常に、普通の会話なのですが、


   見た目が、非常に怖いです。


   スキンヘッドに眉毛も無くて、小指も無い!


   全身、真っ黒のスーツ!にグラサン!!


   当時のヤクザさんは、ヤクザらしい格好をされていました。


   15時に成ったので、お勘定をして、


   その店を出ました!


   冷房の効いていた、喫茶店でしたが、


   背中に、ベットリと嫌な汗をかいていました。


   「怖かった!昼飯は、別の場所にしよ!!」


   それ以来、池袋の北口近辺の喫茶店には入らないように
   しました!


   


-----------------------------------------------
【2】駐車場にたくさん!!
-----------------------------------------------


 ■ この話も、池袋の北口の話です。


   12月の中頃だったと思います。


   北口から、お客さんの所に行こうと歩いていた時に、


   駐車場に、たくさんの人だかりが見えました。


   「何だろう?」


   思わず、近づいて、固まってしまいました!!



 ■ たくさん集まっていたのは、


   ヤクザ屋さん!?


   でした。


   どうみても、堅気では無かったです。


   30人から50人ぐらい集まっていました。


   止せば良いのに、体が固まって、暫く


   見てしまいました。



 ■ バンの裏で、しめ縄をたくさん山積みにして、


   何やら、会議をされていました。


   「ヤバイ?」


   そう思って、若しかしたら、見てはいけない所を


   見ちゃったの?


   やっと、体が、動き、


   すぐに、通り過ぎました。


   向こうは、私には気が付かなかったようで、何事も無かったです。



 ■ 今、思うと、正月のしめ縄をいくらで販売するとか、


   何個必要とかを、打ち合わせされていたのでは


   無いかと思います。


   日本の風習を大切にされているのかも知れません。


   冬の、寒い日でしたが、


   またしても、背中に汗をかいてしまいました!




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【3】葬式??
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 ■ これは、池袋の東口のボーリング場の入っている


   ビルでの、出来事です。


   普段は、誰も人が居ないのですが、


   その日は、黒ずくめでした!!


   そのビルの入口から、


   左右100m以上に渡って、


   真っ黒の背広を着た、人、人、人、人、人、


   どう少なく見ても、500人以上は居ました。



 ■ 「一体何が有ったの?」


   その当時、私が所属していたのが、池袋支店でしたので、


   池袋がテリトリーでした。


   部下と、回っていましたが、


   営業よりもその風景が気に成って仕方なかったです。


   しばらく、離れた所から見ていると、


   黒塗りのベンツが次々とやって来ました!


   「お疲れさんです!」


   整列している人とは、別の応対係りの人が、


   ビルの中に、案内して行きます。


   その風景は、ヤクザ映画そのものでした!


   私は、当時、仁義なき戦いが好きで、


   レンタルビデオで良く見ていました!!



 ■ 襲名式?それとも、葬式?


   何をやっているか聞きたいのですが、


   まさか、黒服の方に聞く訳にもいきません!


   そんな中、真っ黒のロールスロイスが、


   到着しました。


   恰幅の良いおじさんが、降りて来た瞬間に、


   そこに居た、沢山の黒服達が、一斉に


   「お疲れさんです!!」最敬礼状態です。


   声が、そこら中に、響き渡りました。


   「たぶん、偉い組長なんだろう!」


   そう思いながら見ていました。



 ■ 葬式なのか、襲名披露なのか、何なのか分かりません。


   でも、非常に沢山のヤクザさんが集まっているのだけは、


   間違え有りません。


   沢山居るんだ~~!


   こんなに、沢山のヤクザさんが集まった集会を見たのは、


   この時が初めてでした。


   もちろん、それ以降も無いです。


   数十人規模の、葬式は見た事は有りますが、


   この時は、若しかすると千人以上居たのかも知れません。


   私は、外からしか見ることは出来ませんが、


   たぶん、中にも、大勢の方が居た筈です。


   キチンと統率が取れていて、


   傍から見ると、礼儀正しいのですが、


   一般人は傍に寄れない!


   暗黙の空気が有りました。


   もちろん、近付きたくは無いです。


   映画のワンシーンを見ているような、


   そんな経験をした、1日でした。



 これで、ヤクザシリーズは、終わりにして、来週は

 他の事件簿を、お送りします!!



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   仙台:仙台青葉カルチャーセンターです。
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 ■ 内 容

   ・ 売れるように成る軌跡

   ・ ビジネスの大枠を理解する

   ・ 売れる営業マンの立ち位置(スタンス)を理解する

   ・ SP ・ EP ・ 感情確認について

   ・ アプローチについて

   ・ シナリオの作成方法

   ・ 伝説のシナリオを披露!

   (92~93年に日本で一番レーザーFAXを販売したシナリオです。)

   ・ 営業を舞台劇と考える

   ・ 売れる営業マンの常識は売れない営業マンの非常識

     * 説明しない 

     * 黙る 

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営業事件簿5 『 ヤクザに監禁!? 』

2008年07月18日 12時57分29秒 | Weblog
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 No124) 『 ヤクザに監禁!? 』
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 ■ どうも、事件簿シリーズは面白いようで、閲覧数が


   落ちないですね?


   今まで、営業に関して真面目に書いて来ていた時より、


   読まれているのが、何となく釈然としませんが、


   気にしないで、今週はヤクザシリーズとして、


   今日は、監禁!?です。



 ■ 面白そうな、題名ですね!


   でも、実際に、そうなると?…。


   辛いですよ!!




___________________________________________________

■目次

【1】私の場合

【2】ある社員のケース

【3】支社長が救いに行った!?

 ★ 確認下さい。
____________________________________________________


-----------------------------------------------
【1】私の場合
-----------------------------------------------


 ■ 監禁!?


   と言うような、ことでは無いですが、


   2時間ほど、出れなかった経験が有ります。


   私が、高田馬場を回っている時に、


   ノックして入ったら、


   いつものように、提灯と写真!


   すぐに出る為に、


   「電話機の調子は良かったですよね!」


   通常、こう言うと、


   『調子良いから要らないよ!』


   と言われるケースが多いです。


   ところが、




 ■ 『電話?丁度良かった、上がって来てよ!』


   「エ~エ~!!」


   「ウソでしょう!?」


   ヤクザさんの事務所に、お邪魔しなければ
   成らなくなったのです。


   運悪く、電話機の調子が悪かったのでした。



 ■ 私は、電話機のセールスマンで、修理が出来る訳では無いです。


   でも、今更そんな事は口が裂けても言えません。


   案内されると、そこにはピンク電話が!


   「ラッキ~!」


   営業マンは、言い訳が上手いのです。


   「ピンク電話ですか?これは、部署が違うので、

    私には手に追えません。難しい話ですが、

    硬貨収納等送出サービスを受けていますので、…」


   だいたい、このように、専門用語を使うことで、


   良く分からないけど納得頂けるものです。



 ■ 『そうなんだ~』


   「済みませんが、電話を貸して貰っても良いですか?」


   当時は、携帯電話などは普及してませんでした。


   自動車電話やショルダーホン何て呼ばれていた時代です。


   それで、事務所の電話を借りるのです。


   「故障受付センターですか?」


   NTTの故障受付は、113番です。


   私は、NTTの障害受付に電話して上げたのです。


   商売柄、NTTに電話することは多かったので、


   お手のモノです。



 ■ 「すぐに直しに来て貰えますよ!」


   『ありがとう!!』


   『まあ、コーヒーでも飲みなよ!』


   と、応接に通してくれました。


   それから、1時間半!!


   その方に気にいられたようで、ナカナカ帰るタイミングが
   つかめません。



 ■ 時折、「組長、出所の件で、○○が、…」


   『バカ野郎!来客中だ!!後にしろ。』


   そんな会話をされていました。


   「このおじさんが、組長なんだ…。」


   「ヤバイな~~~。」


   そんな事を考えていました。


   でも、その人は、いろんな話をして来られました。


   非常に、普通の親しみやすい話し方です。


   笑顔で話されているその方が、どうにも、組長とは
   思えないのですが、


   時折、部下の方と話をする瞬間に、


   顔と言い方が、変わるのです!!


   非常に、怖いです!


   「これだな~~!使い分けているんだ。」


   などと感心させられました。



 ■ 2時間が経った時に、


   「どうですか?食事でも。」


   と言われて、もうビックリです。


   早く逃げたかったので、これがチャンスと言うことで、


   『誘って頂いて申し訳ないのですが、この後、お客さんの

    ところに、2件行かないといけないもので、申し訳ございません!』


   「そうですか、それでは、今度また来て下さいね!」


   やっと解放されました!!



 ■ それ以来、そこに、行ったことは有りません。


   でも、その2時間は、緊張しっぱなしでした!


   何か、まずい話をしたらどうしよう!!


   ドッと疲れたそんな経験をしました。




-----------------------------------------------
【2】ある社員のケース
-----------------------------------------------

 
 ■ 私の場合は、監禁!?とは言えないでしょうが、


   ある社員が、本当に、監禁!?されました。


   その社員は、営業でヤクザの事務所に訪問して、


   どうも、口の聞き方が良くなかったようで、


   正座させられていました。



 ■ まあ、お仕置きみたいな感じだったのでしょう。


   事件の発端は、会社にかかってきた電話でした。


   「お前んとこの社員を預かってる!社長に詫びに来させろ!!」


   そんな内容の電話を、女性事務員が受けたのです。


   社内は、騒然としたそうです。


   支社長が呼ばれて、本部長と対策を検討したようです。


   まあ、支社長が、行くと言うことに成りました。



 ■ 後で、監禁!?された社員に聞いた話です。


   結構軽い感じの奴です。


   入ったら、ヤクザの事務所だったので、


   「済みません~間違えました!」


   って、出ようとしたら、


   『何が間違えましただ!!』


   と、首根っこを捕まれて、事務所に投げ込まれたそうです。


   そして、3~4人に囲まれて、


   『何しに来たんだ?』

   「電話機のセールスです!」

   『だったら、何で間違えましたと言った!!』

   「ヤクザの事務所だったんで!」

   『ヤクザの事務所だと駄目なのか?』

   「ハイ、リースが通りません!」


   と、馬鹿正直に、話してしまったそうで、


   『リースが通らないとは、俺達をバカにしてるのか?』


   と、非常にご立腹で、


   名刺を取り上げられて、会社に電話をされたそうです。



 ■ 本人曰く、


   「怖かったよ~~!」


   だって!


   周りの迷惑を、考えられない奴でした。




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【3】支社長が救いに行った!?
-----------------------------------------------


 ■ 支社長が、詫びに行きました。


   最初は、何で社長じゃないんだと、叱られたそうですが、


   別に、ヤクザさんも、大事にしようとは、思っていなかった
   ようで、


   「まあ、支社長さんが、頭を下げた事に免じて許してやるよ!」


   と、5時間半ぶりに、その社員は解放されました。


   午後1時半に飛び込んで、午後7時に解放されました。



 ■ 支社長が、訪問して1時間お詫びをしたそうです。


   その支社長は、非常に男気のある人です。

  
   真剣に、誤っただけと言われていました。


   後で、酒の席で聞いたら、


   「そりゃ、怖かったけど、仕方ないだろ!」


   と、言われてました。


   この支社長だったから、1発で許してもらえたんだな~。


   そんな気がしました。


   若し他の方だったら、本部長、社長まで呼び出されたかも
   知れない。


   そんな感じがしました。



 ■ 営業マンは、言葉の使い方が、重要です。


   チョットした言い回しで、相手に不快感を与えたり、


   相手に喜ばれたりします。


   ぜひ、言葉を練って活用下さいね!!



 今回は、監禁!?に関してお話ししました。

 それでは、また来週をお楽しみに!!


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『 営業事件簿 4 』

2008年07月17日 12時42分15秒 | Weblog
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 No123) 『 ヤクザとの契約 』
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 ■ 健康診断に行って来ました。


   バリュームを飲んで、何か気分が悪いです。


   昨年までと違って、家の近所の診療所なので、


   40分で終わってしまいました。


   体重の測定も、着ている服のままで計るので、


   正確じゃ無い!と思わず、文句言いたくなりました。



 ■ さて、事件簿でヤクザに関して取り上げてますので、


   ヤクザとの契約に関して、お話しします。


   お楽しみ下さい!





___________________________________________________

■目次

【1】思わず説明した!

【2】簡単に契約。

【3】その後が、…。

 ★ 確認下さい。
____________________________________________________


-----------------------------------------------
【1】思わず説明した!
-----------------------------------------------


 ■ 実は、ヤクザの事務所で契約を貰ったことが、


   2回あります。


   今日はそのお話しをしますね。



 ■ 新宿の3丁目を回っていた時でした。


   順番に回って入った普通の事務所ですが、


   中の雰囲気が、少し違っていました。


   提灯、写真などが掛けてある。


   ヤバそうな雰囲気でした。


   通常、そのような場合は、さっさと出て来るように、


   お客さんに断って貰う話し方をします。


   ところが、使っていた電話機が、思いっきり対象の
   機種でした!!



 ■ 営業マンの悲しい性!


   話さなければ良いのに、営業トークを始めてしまったのでした。


   当時は、NTTのレンタルの電話機を使っている会社が多く、


   そのレンタル電話機を、NTTに帰して、レンタル料金が


   浮きますので、その料金で、新しい電話機をリースで導入する。


   そんな営業パターンで、契約を取っていました。



 ■ 通常、ダイヤルのビジネスホンを使っている場合は、交換すると


   高く成ってしまいます。


   プッシュ式のビジネスホンの場合は、殆ど変わらないか、
   安く成る時もありました。


   そして、まさしくその事務所には、プッシュ式のビジネスホン
   が付いていました。



 ■ 「お使いの電話機が、殆ど変わらない料金で、新しい電子タイプに
    交換できますが、何回線お使いですか?」


   『ふ~ん、まあ、入って来なよ!』


   その後、私は、ヤバそうな事務所だと言うのを忘れて、


   一生懸命フルトークをしました。


   …。



-----------------------------------------------
【2】簡単に契約。
-----------------------------------------------


 ■ 『分かったよ、じゃあ、新しいのにしてよ!』


   非常に簡単に契約をしてくれることに成りました。


   リース契約書を出して、記載して貰う時に、


   「業種は何業に成りますか?」


   『ヤクザって何業かな?』


   やっぱり、そうだったんだ~~~!!


   でも、ここまで来て、引き下がれません。


   「主にどんなご商売を?」


   『地上げ!今はこれが儲かるよ!!』


   「それでは、不動産業にしておきますか?」


   『良いんじゃないの。』


   こんな感じで、契約書を作成しました。


   まあ、キチンと会社登記はしてありましたので、


   別に、嘘を書いた訳ではないのですが、


   どうにも、後ろめたい契約でした。


   そして、客先を後にして、会社に帰りました。



 ■ もちろん、ヤクザの事務所で契約を取ったなんて、


   報告できないので、その件には、触れずに普通に
   報告しました。


   「おめでとう!良かったな。」


   そう言われても、嬉しくなかった。



 ■ リースの申込書は、リース会社にFAXして、リース会社が


   審査をします。


   それで、OKに成らないと、電話機の設置は出来ません。


   普通の会社は、問題無いのですが、


   ヤクザの事務所じゃな~、無理だろうな…。


   2日後にリース会社から回答が、


   思った通り否決に成りました!




-----------------------------------------------
【3】その後が、…。
-----------------------------------------------


 ■ 実は、2回契約を取ったことが有ると話しましたが、


   1件目は、リース会社からの回答を伝えるのが怖くて、


   1ヶ月ぐらい放っておきました。


   毎日、毎日、電話がかかって来たらどうしよう!


   そう思いながら、ビクビクしていました。



 ■ 実は、先輩でヤクザの事務所をお得意さんにしている人が
   いました。


   その人に話を聞いたら、


   「そりゃ駄目だよ!筋通さないと、やられちゃうよ!!」


   と、真顔で言っていたので、怖くなりました。


   「この前ね、ヤクザの大親分に紹介貰って、10件
    契約を貰った訳よ。その中で、大親分のとこだけしか、
    リースがOKに成らなかったので、全部に詫びて
    回ったんだよ!!本当に怖かったよ!」


   その話を聞いた翌日、恐る恐る電話した。


   「1ヶ月前に、電話機の件で、…。」


   『ごめんね~連絡が無かったら、他でやって貰っちゃった!』


   「ホッ!」とした。


   1ヶ月放っていたのが良かったのか、他から導入していたので


   怒られることも無く済みました。



 ■ そして、2件目です。


   ここも同じように、リースの審査でNGでした。


   この時は、覚悟を決めて、直ぐに書類を持って、事務所に


   行きました。


   「先日はありがとうございました。」


   『どうしたの?まあ、上がってよ。』

   
   中に通されました。


   「実は、この前契約を頂いた電話機ですが、
    リース会社が審査でNGを出したので、
    設置することが出来なくなりました。」


   『どういうこと?』


   「実は、私どもが直接リースを組んで、お客様から
    使用料を頂くのでは無く、リース会社と言うところが、
    それをするのですが、審査が有りまして、それで、
    社長の所が、はじかれた訳です。」


   通常、普通に会話している時には、紳士的な話し方しか
   しない人が多いです。


   ただし、一回スイッチが入ると、


   『バカやろ~俺のことを舐めてんのか!!!!!』

   
   凄まじい剣幕で怒鳴られました。


   「あの~、私じゃなくて、このリース会社です。」


   そうです。


   私は、リース会社を盾に、逃げようとしていました。



 ■ 『そうだよね、島田君は悪くないもんね、こいつだな~!!』


   『島田君、チョット悪いけど、電話して来るね!』


   そう言って、応接から、奥の部屋に移動した。


   …。


   『舐めとんのか~!』

   『わしを誰だと思っとんじゃ~~~~!』


   そんな声が、奥から、響いて来ます!

 
   「ヤバイ、リース会社に電話してるよ~~~!」


   暫くして、戻って来られました。


   『たぶん大丈夫だから、でも、何かあったら、すぐに電話頂戴ね!』



 ■ 会社に帰ったら、管理の人間が、


   「島田~良かったね、この前の○○興業、リース会社の
    手違いで、NG送ったんだって、OK出たよ!!」


   『うわ~!!!承認が出たよ!』


   リース会社の人も怖かったんでしょうね!!


   その後、電話機を工事する時に、1回行ってから、


   2度とその事務所には行ってません。


   ヤクザの事務所で契約を貰ったのは、この2件だけです。

 
   それからは、即、出るようにしています。



 どうですか?

 楽しめました!?

 読むのは、良いですが、実際の現場は、結構ハードでしたよ!!
 
 

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『 営業事件簿 3 』

2008年07月16日 11時33分19秒 | Weblog
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 No122) 『 人生で一番“刺青”を見た日 』
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 ■ 「やった~~!66kg台に突入!!」


   昨日の朝は、68.4kgだったのに、


   1.5kgも痩せた~ (^0^)V


   66kg台は、23歳に新卒で営業を


   始めて以来です!!


   しかも、昨日は結構食べたのに!


   ジョギング50分が良かったのかも知れません。



 ■ さて、今日は、1日で一番“刺青”を見た1日


   を紹介します。



___________________________________________________

■目次

【1】早稲田から新宿へそして、職安通り!

【2】駆け足の音が!?

【3】凄い“刺青”

 ★ 確認下さい。
____________________________________________________


-----------------------------------------------
【1】早稲田から新宿へそして、職安通り!
-----------------------------------------------


 ■ 昨日紹介した事件のお陰で、早稲田近辺を回るのを


   止めて、同じ新宿区ですが、新宿に移動しました。


   駅周辺から回り始めましたが、歌舞伎町側だったため


   あまり会社が有りません。



 ■ 飲み屋や、ピンクの看板の中で、会社が無いか探して


   歩いていたら、歌舞伎町の角に、職安通りと言う通り


   に行き着きました。(今は地図で確認すると、区役所
   通りと言う名前で書いてありました。)


   通り沿いに、マンションが沢山建っていました。


   「これは会社が入ってる!」


   そんな期待を胸に、角から順番に、訪問しました。



 ■ 最初にうちは、普通の会社が入っていましたので、


   営業して回れました。


   丁度、中間地点あたりから、表札に


   「○○興業」

   「○○企画」

   「○○プロダクション」


   と言うのが、目立つようになって来ました。


   そして、その1件のドアをノックしました。



-----------------------------------------------
【2】駆け足の音が!?
-----------------------------------------------


 ■ 「どどどどどど!」


   中で、ドアに向かって、駆け足で来るのが


   聞こえました。


   普通は、殆んど足音は聞こえません。


   それが、かなり大きな音で聞こえます。


   一体どうしたんだろう?



 ■ 丁度、今頃の時期でした。


   7月の後半だったように記憶しています。


   営業して歩くと、背広の中が、汗だくに


   成る。


   そんな暑~い、時期でした。



 ■ 「へい、いらっしゃい!」


   扉が、勢い良く開きました!!


   だいたい、20歳前後の男性が、


   上半身裸で、お出迎えです!!


   何と、見事な!


   “刺青”


   綺麗に施されているではありませんか!!



 ■ そうなんです。


   ヤクザさんの事務所のようです。


   「ご用件は?」


   『電話機の売込みですが、要らないですよね!?』


   「ああ、結構です。」


   怖かった…。


   普通のアプローチでは、このように断り易い話し方は、
   絶対にしないのですが、この時は、ワザと断られるように
   話しました。



 ■ 気を取り直して、続きを回ります。


   その頃のルールに、“軒並み訪問”と言うルールが有りました。


   これは、全部飛ばさないで回れと言う教えです。


   私は、結構忠実に守っていました。


   実は、私が営業を始めた、86年の4月頃は、まだ、


   ヤクザの事務所が、その組の名前をそのまま掲げていました。


   「○○会系○○会○○組」


   家紋入りで、看板が出ていました。


   そんなところにも、世間知らずだった私は飛び込みました。


   入ると、やけに提灯がたくさん飾ってあって、


   額に入った写真が沢山!


   中からは、如何にも怖そうな方が!!


   そんな経験をしたことも有りました。




-----------------------------------------------
【3】凄い“刺青”
-----------------------------------------------


 ■ 回って行くと、中から


   「どどどどどど~!」


   と言う足音が、


   そうすると、100発100中で、


   上半身裸で、“刺青”のお兄さんが


   出迎えてくれました!!



 ■ 最初のうちは、怖かったのですが、


   2件3件と経験を重ねて行くうちに、


   不思議と慣れて来ます。


   でも、どうして、みんな、


   「どどどどどど~!」


   と駆け足で来るのでしょうか?


   どうして、上半身裸で、刺青を見せているのでしょうか?


   そんな事を考えながら、回っていました。



 ■ たぶん、来客を迎える時には、駆け足でお出迎えするように、


   教育されているんだろうと感じました。


   そして、上半身裸で、居るのは、暑いと言うのと、


   何よりも、“刺青”を見せたいと言う気持ちが、


   そのようにさせているんだろうと思いました。



 ■ その1日で、15人以上の“刺青”を見ることが出来ました。


   この1日が過去最高で、それ以来、そのエリアを回ろうとは


   思えませんでした。


   その経験の中で、実は、面白いことに気が付きました。


   その事務所、事務所で、教育の仕方に違いが有ると
   言うことです。


   私のように、見るからに営業マンが来ても、


   非常に丁寧に、


   「お疲れ様です!」


   と言ってくれるところもあれば、


   「いらね~よ!」


   と、半分脅すように言うところもありました。


   実は、大学時代に、アルバイトで高級ナイトクラブの
   ボーイをしていたことが有ります。


   そこは、ヤクザの若頭のアネさんの店でした。


   ですから、組系の方も多く来店されていました。


   そして、驚くべきことに、組長や頭など上の方の人は、


   サラリーマンなどよりもよっぽど紳士で、礼儀正しいのです。


   まだ、20歳のガキの私にも、丁寧な言葉使いをされます。


   若い、組員に成れない子はダメです!


   単なるチンピラです。


   そんな昔のことを思い出しながら、


   沢山の“刺青”を堪能できた1日でした。


 どうですか?


 面白かったでしょうか。


 まだまだ、事件簿を続けます。



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『 営業事件簿 2 』

2008年07月15日 07時45分21秒 | Weblog
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 No121) 『 ヤクザに追っかけられた! 』
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 ■ 昨日は、遠くからお客さんが来たので、食べ過ぎました!


   1日で、1kgも太ってしまいました。


   痩せるのは難しいのに、太るのは何と簡単なのでしょうか?


   また、頑張らないと、目標が霞んでしまいます。



 ■ さて、昨日の事件簿に続いて、今日も営業事件簿を


   お送りします!


   お楽しみ下さい。




___________________________________________________

■目次

【1】切れた~

【2】「エッ?やくざ屋さん。」

【3】追っかけて来た~~~!

 ★ 確認下さい。
____________________________________________________


-----------------------------------------------
【1】切れた~
-----------------------------------------------


 ■ この話は、今から22年前の話です。


   私が営業を始めたばかりの頃の話です。


   まだ、私も若くて、大学時代空手部だったので、


   結構、喧嘩っ早かったです。



 ■ 早稲田を飛び込みで回っていた時に、


   外から見て、対象の機種が付いていました。


   喜んで、飛び込んで話し始めたのですが、


   人相の悪いおっちゃんが出て来て、


   「イラン!」


   の一言でした。


   それで、帰っては情けないので、アレコレ粘っていると、


   「テメ~出てけ!」


   イキナリ、肩を“ポ~ン”と押されました。



 ■ 「何しやがんだ!テメ~やるのか!!」


   頭に血が昇って、私が叫んでしまいました!


   すると、


   『オモシロイ!』


   と、にこやかな顔でおじさんが、


   『ヤクザもんの俺に、喧嘩を売るとは良い度胸だ!』

   『3度の飯より喧嘩が好きなんだ!!こっち来い!』


   と、仰るこの方は?


   若しかして、


   ヤクザ??



 ■ どうも、本職に向かって切れてしまったようで、


   エレベーター前のホールに連れて行かれました。




-----------------------------------------------
【2】「エッ?やくざ屋さん。」
-----------------------------------------------


 ■ 参りました!


   本職とは、思ってもみなかったです。


   エレベーター前に行ったら、イキナリ


   蹴りやパンチを入れようとするので、


   手に持っていた“バインダー”で除けていました。



 ■ 除けながら考えていたのが、


   その当時、会社の朝礼で支社長が話していた話です。


   「いいか~!何をやっても良いけど、暴力沙汰だけは、

    やるなよ~!!株式公開を目指してるんだから!!」


   当時勤めていた会社は、平均年齢22歳!


   イケイケで有名な、営業会社でした。


   渋谷近辺では、キチガイ会社と言われていました。


   出入り禁止の居酒屋は数知れず!


   みんな体育会系と言うか、族上がりの社員が多かったです。



 ■ 「会社名、言ったかな~?」


   そう考えながら、とにかく、暴力は良くないので、


   「悪かったな!」


   と謝って終わりにしようと思ったら、


   逆効果でした!


   今までよりも、激しく手を出してくるので、


   反射的に、一本背負いで投げ飛ばしました!


   …。




-----------------------------------------------
【3】追っかけて来た~~~!
-----------------------------------------------


 ■ 「今がチャンス!」


   一目散に、走って逃げました!


   まあ、私は大学出たばかりで、23歳。


   相手は、50歳ぐらいのオジサン。


   走って、逃げれば、まさか追っては
   来ないはず!



 ■ 『待て~!ぶっ殺してやる~~!』


   大きな声で叫びながら、


   追っかけて来るじゃないですか!!


   もう、ビックリ!


   必死で走りました。



 ■ 300mぐらい走って、建物の脇の細い路地に隠れました。


   そこで、様子を見ていると、


   『はあ、はあ、』


   言いながら、おじさんが来ました。


   たまたま、おばさんがそこに立っていたのですが、


   そのおばさんに向かって、


   『こっちに、男が逃げて来なかったか?ぶっ殺してやろうと

    思ってんだが、…。』


   おばさんは、


   「さあ~?」


   そして、おじさんは、そのまま真っ直ぐ、行ったので、


   建物の裏から回って、表通りに、


   そして、タクシーをつかまえて、四ッ谷に移動しました!!



 ■ どうにか、


   逃げれました~!


   「ホッ!」


   と思ったら、貧血で、目の前が真っ暗に成りました。


   大学を出て4ヶ月。


   大学生の時には、1日3時間空手で汗を流して、


   千本突き、蹴り、をやっても大丈夫だったのに!


   自分の体力が落ちていることにビックリしました。


   四ッ谷の交差点で、タクシーを降りて、喫茶店へ
   アイスコーヒーを頼んで、


   飲みもしないで、


   自己嫌悪を陥っていました!



 ■ 「俺って営業に向かないよな~」


   「もう辞めようかな~」


   「でも、今、辞めると逃げることに成る。」


   なんて、ズ~と考えました。


   実は、このヤクザ屋さんのお陰で、私は、


   宝物を手に入れることが出来ました!!


   それが、


   “笑顔”


   です。


   それまで、何度も練習しても、笑顔が出せなかったです。


   でも、人間は身に危険が及ぶと、凄い変化をもたらすんですね!


   翌日から、にこやかな笑顔が出せるように成り、


   お客さんと揉めることは無くなりました!


 ある意味、ありがとう!

 でも、もう嫌だね!!


 楽しんで貰えました?


 事件簿をしばらく続けます。ノンフィクションですよ!!



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『 営業事件簿 1 』

2008年07月14日 16時26分21秒 | Weblog
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 No120) 『 営業事件簿 1 』
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 ■ 先週、ある会社の社長と久々に会ってお話し
   していました。


   その社長は、450人も社員が居る大社長です!


   TVコマーシャルなどもされていて、


   なんで、島田が?


   って言う感じですが、


   これでも、以前は上場会社の役員でした!


   それなりに、顔は広いような、狭いような、…。



 ■ その社長もブログを書かれていて、


   島田さんは、真面目過ぎるよ~!!


   もっと面白いネタを書けば?


   営業事件簿とかどう??


   って、言われたので、


   「面白いカモ?」


   と思ったので、記憶をたどりながら、実際に起きた


   いろんな事件をご紹介します!!




___________________________________________________

■目次

【1】電話での苦情

【2】「エッ?やくざ屋さん。」

【3】脅されました~~~!

 ★ 確認下さい。
____________________________________________________


-----------------------------------------------
【1】電話での苦情
-----------------------------------------------


 ■ 今から、15年ほど、昔のお話です。


   代々木で、事務所を開設して、アポインター2名


   使って営業してました。


   当時は、FAXばっかり販売してました。



 ■ ある時に、アポインターが、電話帳を片手に、


   お客さんが、このページに載っている会社は全部、


   うちの事務所にかかるので、電話しないでくれって


   言うのですがどうしましょう?


   ってやって来た。


   ページを見たが、普通にいろんな会社名が乗っているので、


   「そんな訳が無い!」


   そう思って、


   「気にしないでかけて下さい。」


   と、指示を出した。



 ■ 翌日、本社(福岡)に非常に怒ったお客さんから


   電話が有ったと連絡を貰った。


   内容を福岡に電話して聞くと、どうも、電話を


   何度もしたとかで怒っていると言う内容だった。


   「とにかく、社長に来いって言ってますがどうしましょう?」


   と言うので、社長は福岡だし、クレームは慣れていたので、


   「俺が行って来る。」


   軽い気持ちで、代々木のとあるビルに行った。




-----------------------------------------------
【2】「エッ?やくざ屋さん。」
-----------------------------------------------


 ■ 暗い階段を上った2階にその事務所は有った。


   会社名は言わなかったが、


   代々木の○○だ!


   と言っていたので、指定されたビルに行った。


   看板には、○○興業と書いてあったような記憶が有る。


   その扉をノックして中に入った。


   「こんにちは~、お電話頂きました○○の島田と申します。」


   と名刺を差し出しながら挨拶をしたら、


   中から、年の頃は、50過ぎ、小柄だがガッチリした体型の
   親父が出て来た。


   おもむろに、名刺を取り上げると、


   「課長だと~!!」


   普段、私は課長名刺を使っていた。


   「ふざけるな~~!俺は、社長に来いって言ったんだ!」


   これまたイキナリ、胸ぐらをつかんで引き寄せられた。



 ■ 「おうアンチャン、ヤクザもんを舐めると怪我するぞ!」


   本格的に脅された。


   脅し方も非常に上手かった。


   会社の住所、社長の名前、そんなものを上手く、アポインターから


   聞きだしていたようだった。


   「女性の社員も居るんだろう?」


   たぶん、福岡に転送に成っていたんで、福岡の電話に出た
   女性のことを言っているようだった。


   当時、アポインターのアルバイトはいたが、社員は東京は
   2人だけ、取締役支社長のTと取締役営業マンの私だけだった。


   「うちの若い連中は、喧嘩っ早くてしょうがないんだ!」


   「この前も、入院させてしまって、…」


   と、明らかに脅している。



 ■ 課長じゃ、話しにならないからと言うことで、支社長と


   一緒に夜、再訪することにした。


   社長、社長と煩かったが、本社は福岡なのでと話したら、


   「仕方ないな~」と納得したようだった。



 ■ 1回事務所に帰って、メーカーさんなどに、聞いてみたら、


   結構な有名人だった!!


   電話してくる会社をターゲットにしたプロの筋の方だった。


   夜、Tとともに、再度、事務所にお邪魔した。



 ■ 実は、Tは非常に見た目が怖いので有名である。


   私も、若干その気が有る。


   2人が、事務所に居ると、ヤクザの事務所?


   って思われるような雰囲気らしい。


   リース会社の担当にもよく言われた。


   昼間と違って、2人なので、何とかなる。


   そうタカをくくっていた。



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【3】脅されました~~~!
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 ■ 甘かった!


   向こうは脅しのプロ!


   シロートには、太刀打ちできませんでした。


   二人で、何とか和解しようとしますが、聞く耳を持たずに、


   脅し文句をアレコレと。


   これが、冷静に考えると、バカバカしい話を言っているのに、


   その場では、そんな冷静には成れないし、こっちが悪いように
   感じてしまう。



 ■ ようは、秘書代行センターをやっているようで、


   本当に、あのページの会社は全て、この事務所に電話が


   かかって来るようだった。


   そして、この人は、セールスの電話が有ると、


   こうして呼び出しては、脅しているようだった。


   「お前らのあくどい手口は全部分かってる!
    通話録音もしてあるんだ!これを世間に知られたら
    まずいだろう?」


   「こっちも、仕事中に、仕事の邪魔をされたんだん!
    それなりの誠意を示すのが筋だろう?」


   こんな感じである。


   別に何も、まずい事はしていないので、どこに公表されても
   痛くも痒くもないが、その人の迫力と、独特の言い回しに、


   2人は押されていた。



 ■ 「誠意と言われても分かりません。どうすれば?」


   『そうだな、50万持って来い!』


   実は、この一言で、恐喝罪が成立するのですが、


   まだ、「マルサの女」を見る前だったので、


   知らなかった!!


   録音しておけば良かった!


   でも、現場では、非常に緊張が高まっていた。


   「分かりました。50万ですね。ただ、会社ですので、
    個人でどうのと言う訳にはいきませんので、明日9時に
    返答します。」


   そう告げて、事務所を後にした。



 ■ 「どうするんですか?」


   『そんなもん払える訳ね~だろ!』


   2人とも、ビビりながらも解放された喜びから、


   少しずつ冷静に成っていた。


   念のため、電話で警察にも相談した。


   刑事さんが対応してくれた。


   「それで、暴力を振るわれたりした?」

   『いいえそんな事は無いですが、』

   「ところで、そいつと喧嘩したら勝てそうだった?」

   『たぶん、勝てます。』

   「それだったら、次は、1発殴られて、10発返してから
    電話頂戴!俺が出て行ってあげるから!」

   「どう、安心した?」

   「そんなの相手にしなくて良いからね。」


   と、気軽に話してくれた、面白い刑事さんだった。


   たぶん深刻に、悩んだ様子が電話で伝わったようで、


   この刑事さんが和ませてくれた。



 ■ 翌朝、9時にその会社にTが電話した。


   通話録音も万全にして、電話で、


   「1円も支払いません!以上!!」


   って、一方的に言って電話を切りました。


   その後、2回嫌がらせっぽい電話が有っただけで、


   この事件は、終わりました!!


   本職に、脅されるのは、非常に怖かったです。


   でも、正々堂々、変なことをしていなければ、
   大丈夫です!!


 事件簿1終わりです。



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 ■ 日時は7月24日木曜日13時から17時までと成ります。

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 ■ 内 容

   ・ 売れるように成る軌跡

   ・ ビジネスの大枠を理解する

   ・ 売れる営業マンの立ち位置(スタンス)を理解する

   ・ SP ・ EP ・ 感情確認について

   ・ アプローチについて

   ・ シナリオの作成方法

   ・ 伝説のシナリオを披露!

   (92~93年に日本で一番レーザーFAXを販売したシナリオです。)

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     * 説明しない 

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     * お願いしない

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