COOL WEST JAPAN

クールな西日本発のスィートな旅行記等、お届けします🍀

『男鹿真山伝承館・なまはげ館』 東北4県ゆる旅2019・秋田ハイライト

2019-10-28 01:00:09 | 新日本紀行 東北編 秋田
4日間の旅程で雨に降られたのは、秋田空港の到着時だけ。空港のレンタカー会社から出発時までは激しい雨足だったけど、車を走らせて程なく天気予報通りに止んで、後の日程はほぼ快晴で今回もお天気には恵まれました。
初日のお目当ては、男鹿(おが)半島にある「男鹿真山(しんざん)伝承館・なまはげ館」。
男鹿市内の各地域で実際に使われていた「なまはげ」の格好の展示が110体と、他にお面も40枚拝見できます。

お面が赤鬼・青鬼・黒鬼と、いろんな色がありますが、やはり「赤」色が人目を引いて華やかな感じがするので、ナマハゲさんと2ショットを撮るのであれば、赤鬼がよろしいかと思います。
なまはげ館の横に、男鹿真山伝承館があります。この築100年の古民家の中で30分に一回の入替制で、なまはげの実演を観賞できます。一度は見たかったんですよ~ナマハゲの実演!!
始めに進行役の方からなまはげの歴史や由来が語られてから、いよいよナマハゲの登場!!
コレが怖いんですよ、マジで!(((;゚д゚;))) 大人が体験しても怖い!!
突然、ケモノのような凄まじい咆哮(うなり声)を上げ、屋敷を壊す勢いで戸口をドンドンバシンバシン叩いて、障子をバーーーーーン!!と左右に開け放ち「泣ぐ子はいねがぁ~~~!怠け者はいねが~~~ヽ(`Д´#)ノ!!」と怒号をあげ闖入(ちんにゅう)し、シコを踏むイントロが、ムチャクチャ怖い! 帰宅後に家族にもこのナマハゲ実演をビデオで見せましたが「さすがお金取って見せているだけあって、本物の迫力は違う!」と感心していましたね。
期待通りの恐ろしさに、お客さんのキッズも一瞬泣いていましたね。
ナマハゲは乱入した後、客席をノッシノッシと一周してから、男鹿弁で家主との寸劇があります。ちなみに、ナマハゲ来訪は大晦日の厄除け行事なので、写真みたいに訪問した先々で、お酒やご馳走でもてなされます。
実演は約20分ですが、最後にもう一度思いがけない所から、障子をバーーーン!!!と勢いよく開け放ってナマハゲが客席に割り込みます。黒い顔が怖いよ~
そして男鹿弁で話しかけながら、キッズには頭をいい子いい子してあげたり、
おやじさんには腕を引っ張って真山に連れ帰ろうとしたり。観客とナマハゲとの触れ合いコーナーにも、この日は日曜の午後で観客は20~30人いましたが、みんな大喜びでした。秋田に来たら、男鹿真山伝承館でなまはげ実演鑑賞は、マストですよ!
その後、横にカフェがあるので、立ち寄ることにしました。
御幣餅(ごへいもち。お米のつぶつぶが味わえる、甘辛い醤油味のタレがついた秋田名物の焼き餅です)と、なまはげ饅頭、それにアイスコーヒーでいただきました。
途中、別の年配のお客さんが来て、お店の奥で外国語を喋っているので(どこの国の人だろう? 何語?)と思っていると、日本語が混じりだして、男鹿弁であることに気付きました。ナマハゲ実演の男鹿弁より、更に驚いたな。
なまはげ館に戻って、なまはげ変身コーナー(嬉しい無料)でお面は手に持っただけですが、衣装は羽織ってみました。紙でできているとのことで、とても軽かったです。鬼のお面は縦60cmぐらいあって、大きくて重いです。ちなみに、野球のキャッチャー・マスクみたいな作りです。
ところで、今回なまはげ館を訪問して、改めてビックリしたのが、なまはげって何と手にでっかい包丁を持っているんですよ!! 知ってました? 片手に超大型マグロを簡単にぶった切れそうな包丁、もう片方の手には桶(おけ)。変身コーナーで手伝ってくれる、スタッフの男鹿半島出身のお兄さん曰く、秋田の長い冬で囲炉裏の傍でジッとして怠けていると、低温やけどの「なもみ」ができるので、来襲したナマハゲが包丁でナモミを剥ぎ、それをオケに入れて持って帰る。なもみはぎ⇒転じてなまはげ、となったらしいです。そうだったのか、ナマハゲさんよ・・・! おおコワ~(llllll゚Д゚)プルプル
さてなまはげ館のお土産では、色々見た中でひときわ目についたのが、なまはげ館限定の、ナマハゲのお面をかぶった秋田犬のマスコットだったので、いくつか買って帰りました。スケートのザギトワちゃんの「マサル」以降、秋田犬は注目されていますね。これは材質も良く、とっても可愛いし、秋田って感じがするしで、プレゼントした人には喜んでいただけましたね。
秋田市内から男鹿半島のなまはげ館に行く道に「ゴンタロー(船越店)」っていう地元のお菓子屋さんがあり、『るるぶ』でも紹介されていました。立ち寄ってなまはげのお面に入れられた、全部なまはげ関連の包装がされたお菓子を数個購入しました。こちらも大好評。ゴンタローさんは、和菓子も洋菓子もアイスも販売されていて、あんまり美味しそうだったから苺のショートケーキを買ってホテルで食べましたが、これも本当に美味しかった。男鹿半島のお土産にオススメ!です。
この日はJR秋田駅前の秋田西武デパートの前のホテルに宿泊していたので、夜はデパ地下の「そば一」さんでカツ丼とおそばのセットでいただきました。旅行の時って、なぜか麺類が欲しくなるんですよね~
ちょうど野球で西武が勝った時だったので、値段はそのままでおソバを大盛りにしてもらえました。ラッキ~(゚∇^*)v⌒☆

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東北ゆる旅2019・4県(秋田・岩手・山形・宮城)ハイライトContents

2019-10-23 01:01:22 | 新日本紀行 東北編 秋田
最近遠出してないな~と思って、今月初頭に東北4県のドライブ旅行にブラリ行ってきました(*^_^*)♥
秋田・岩手・山形・宮城の4県周遊。下の地図の、赤い星型5か所が訪問地です。

今年は何だか公私共に気忙しくてバタバタしているので、旅程はあまり盛り込みすぎずに、1県一か所にじっくり滞在型にしました。
何かテーマを持ってそれにミッチリ没頭するよりは、道幅が広く比較的走行台数も少なく、走りやすそうな東北自動車道を楽しくドライブするのがメインの旅という感じ。
行先も直感で「○○県と言えばワタシ的に何か」という決め方で、「秋田はナマハゲ!」「岩手は中尊寺金色堂!」「山形は蔵王(ざおう)!」「宮城は伊達正宗(の銅像がある宮城城跡)!」という風に悩まず即決して行ってきました。
徳島阿波踊り空港から、到着は秋田空港、帰りは仙台空港発で、3泊4日の2019年ゆる旅東北・4県ハイライトです。

【1日目】秋田県
男鹿(おが)半島(男鹿市) 男鹿真山伝承館・なまはげ館

一度は見て見たかった、なまはげの実演観賞

★秋田うまいもん なまはげ館の茶房で御幣餅(ごへいもち)


【2日目】岩手県
奥州市 歴史公園えさし藤原の里 一度は着てみたかった、平安旅装の壺装束体験

平泉市 一度は拝観してみたかった、中尊寺金色堂 

★岩手うまいもん JR平泉駅前で、一度は食べてみたかった、本場のわんこそば(下の写真は、24杯を完食後、ですが)


【3日目】蔵王(ざおう)・お釜 
山形県と宮城県の県境。一度は見てみたかった、標高1,550メートルにあるエメラルド・グリーン色の火山湖

★蔵王うまいもん 蔵王山頂レストランで、山形牛ジャパンXの釜カツ丼


【4日目】宮城県
仙台市 青葉城公園(仙台城跡)

一度は一緒に記念写真を2ショットで撮りたかった伊達正宗(の銅像)にお会いする

★宮城うまいもん 青葉城・本丸会館のレストラン『仙臺(せんだい)』で仙台牛焼肉とはらこ飯とずんだ餅


4日間平均歩数・1日8,000歩
4日間走行距離・約650km


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